「ゴッド・オブ・ウォー」好きなハンバーガーちゃんはPC版もドハマりしたよ日記

「ハンバーガー」さんがeスポーツタイトルなどを取り上げるイラストコラム「ゲーミングハンバーガーちゃん日記」。連載24回目のテーマは「ゴッド・オブ・ウォー」です。
「ハンバーガー」さんがeスポーツタイトルなどを取り上げるイラストコラム「ゲーミングハンバーガーちゃん日記」。連載24回目のテーマは「ゴッド・オブ・ウォー」です。
アクションアドベンチャーゲームの「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズ
ってやったことありますか? 筋骨隆々でハゲのおっさんが神々と喧嘩するやつです。
ハンバーガーはこのシリーズが好きで、大体の作品をプレイ済み。「ゴッド・オブ・ウォー」(初代)と2がセットになったPS3の「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」からハマったクチです。そこから3やアセンション、PSP向けのシリーズもやりました。それくらい気に入っているシリーズです。
ゲームとして面白いから乳首が出てるハゲのおっさんが主人公でもみんな喜んで遊ぶし、人気の面白いシリーズなので新作も出る。当たり前。
今回紹介する「ゴッド・オブ・ウォー」は、2018年にPS4でリリースされた「ゴッド・オブ・ウォー」をPC向け(SteamとEpic Games Store)に改良・移植したタイトルで、2022年1月に発売されました。
ハンバーガーはPS4版をクリアしていますが、PC版で遊び直してみます。
主人公のクレイトスは前作まではハゲたおっさんでしたが、本作ではハゲでヒゲのおっさんになってます。しかも高画質。
今作は前作までとストーリーはつながっているけど、いろいろと設定を仕切り直している。だからシリーズ未プレイでもついていけると思います。
今回のお話は、復讐の戦いを終えたクレイトスが山奥で妻と子と平和に暮らしていたんだけど、妻が亡くなってしまう。妻の遺言にしたがって、世界一高い山の山頂から遺灰を撒くため、息子のアトレウスと二人で旅をするというもの。
ハートフルストーリーです。
妻の人物像はストーリーを進めていくと周りの人の評判、クレイトスや息子の会話からなんとなくわかるようになってきます。回想シーンで登場することもないので、自分で想像を巡らせるしかない。ゲーム側から全部説明されちゃうと、他人ごとになっちゃって感情移入しづらくなるんだけど、プレイヤーにも考える隙間を残してくれると少しだけ彼らに歩み寄れた気になる。これがいいんだ。
どうやらクレイトスって育児は妻に任せっきりだったみたいで、息子にあまり懐かれず、手を焼いています。ギクシャクはしていますが、息子は「父上は優しくないけどつえーぜ!」って感じで慕ってはくれます。旅を通じ、この親子関係がどう変わっていくのかを見守るのも本作の楽しみの一つだと思う。
息子はまだ精神が幼すぎるので、父の気持ちなんてわからなかったり時折暴走したりします。そんなときはしっかり怒るクレイトス。
本作はTPSのような視点でクレイトスを操作します。従来のシリーズだと見下ろし型に近い視点だったので、クレイトスに近い視点で楽しめるのが良い。そのぶんちゃんと操作してギミックを見つけないといけないんだけど。
本作は息子が矢を射って戦いをサポートをしてくれる。息子は死ぬこともないのでめちゃめちゃ優秀。NPCを護衛しながら戦うのは「ゴッド・オブ・ウォー」に似合わないんで良い仕組みだと思う。
クレイトスが死ぬと息子が悲しそうな声を出してて、「本当にすまん……」と情けなくなってくる。
ストーリー序盤で謎の男・バルドルが襲撃してきます。
このバルドル戦、すごく印象に残ってるんですよね。
細マッチョ、全然死なない。
これまで神をも殺してきたあのクレイトスが、ボロボロになるまで戦ってギリギリ勝てる感じ、ドキドキする。この戦闘で「殴り合いをしている感」を味わえて、一気に本作の楽しさを理解できたと思います。
殴り合いの良さといえば、本作をゲームパッドでやるときは、振動機能がついてるものでプレイしてほしい。
ゲームパッドが重くなるから振動機能はいらないと思ったこともありましたが、本作ではゲームパッドがシーンに合わせて的確に震えることで「敵を殴り倒してる感」がめちゃくちゃ強くなる。攻撃をくらった敵ののけぞり方とかリアクションも相まって気持ちがいい。
殴ると気持ちいいな~と漫然と思ってたけど「ただ遊ぶんじゃなくてレビューしなきゃな……」の目線でプレイして、ようやく爽快感の正体にこうやって気付けた。
ゴッド・オブ・ウォーといえば映像美も売り文句になってた気がする。PS3で遊んだときもPS4で遊んだときも「実写か!?」って思ってた。
もちろん今回も「実写か!?」って思った。
ところで本作はフォトモードを搭載しています。一時停止してカメラアングルとか映り方とかを調整してからスクショを撮れるやつ。最近のキレイ目なゲームだとよく載るようになった気がする。で、本作のフォトモードはイベントシーン中でも起動できて、キャラクターの表情まで変えられる。
たとえば、真剣に会話しているシーンでも……。
台無しになる。
ゴッド・オブ・ウォーはどのシーンも迫力があったり雄大だったりでめちゃくちゃ良い。PC版ならではの描画力だと思う。ついついめちゃくちゃスクショを撮ってしまう。
「この展開が!これがいいんですよ!」っていっぱい言いたくてスクショを撮りまくってたんですけど、ネタバレになりそうなのでこの辺りにしておきます。
父と息子の旅の行く末は是非プレイしてたしかめてみてください。
あと、今年は本作の続編「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」がPS4とPS5向けにリリースされる予定なので、そのおさらいとして遊んでみるのも良いと思います。
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