3月8日、相模原市の谷口台小学校の体育館。「ぷよぷよバトル、スタート!」のかけ声とともに、スティックバルーンが左右に揺れました。「チャレンジカップ」と題して開かれたeスポーツ大会には、5年生と6年生の約300人が参加しました。

年間チャンピオン経験者らが集結

ぴぽにあ選手(右)からアドバイスを受ける児童たち

企画のきっかけは、コロナ禍で運動会の実施が危ぶまれた昨年秋、教職員の間で代替案としてeスポーツ大会が浮上したことです。結果的に運動会は開かれたものの、行事の一つとして活用することになりました。

さらにこの日は、事前学習として同校を訪れて講話をしていた飛車ちゅう選手のほか、「ぷよぷよeスポーツ」の公式プロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3」の年間チャンピオンぴぽにあ選手、2月に開かれた今シーズンの「SEASON4 STAGE4」で公式大会初優勝を遂げたばかりのSAKI選手、「SEASON4 STAGE1」で優勝したlive選手、「SEASON2」で優勝した経験のある最年少プロのともくん選手という豪華な顔ぶれが集結。児童とともに進行や解説などで大会を盛り上げました。

予選を勝ち抜いた選手を全員で応援

体育館がeスポーツの大会となった

谷口台小学校では、日頃から「カラフル」と称し、全校を赤・青・黄・緑の4色に分け、1~6年生が四つのチームに分かれて、異なる学年同士の交流を促す取り組みをしています。

5、6年生はこの日に備えて、学校内で「予選」を実施。4色別に8人ずつ32人の代表選手が事前に選ばれていました。この日はその32人がトーナメントで競って2~3人ずつの代表を決め、最後は団体戦として優勝を争いました。他の児童たちは一生懸命応援をしていました。

プロのスピードや正確性に脱帽

ともくん選手(右)が試合を見守った

優勝した赤色チームの5年生石塚陸人君はプロ選手の技を見て、「早さや正確さが数倍上で、たくさん練習をしているんだなと思いました」。また、6年生鈴木洸大君はeスポーツ選手という職業を知り、「一日中ゲームができることはうらやましいな、と思いました」と話しました。

SAKI選手は児童たちのプレイを見て、「3連鎖以上を組むのは難しいと思うのですけど、連鎖がうまいなと正直思いました。みんなそつなく打っていて、ハイレベルな試合を見させていただきました」と大会を振り返りました。また、学校の取り組みにゲームが活用されたことについて「自分が小学生の頃は考えられないこと。こうした景色が見られたことはうれしく思います」と話しました。

(GAMEクロス編集長・金子元希)