目次

  1. レーン戦の目的:対面プレイヤーを制する
  2. CSの取り方:プラクティスツールでミニオンを倒す術を学ぶ
  3. ダメージトレード:CSを取るタイミングを狙って攻撃
  4. リコールタイミング:ミニオンウェーブを押し付けてから
  5. アイテムの買い方:統計データに基づいて最適なビルドを選択
  6. タワーの壊し方:ミニオンウェーブを溜める
  7. レーン戦が終わった後の立ち回り方
    1. レーン戦で勝った場合(タワーを先に破壊した&自分が育った)
    2. レーン戦で負けた場合(タワーを先に破壊された&自分がまったく育っていない)
  8. レーン戦を制してチームを勝利へ導く
  9. 【大友美有】

こんにちは! RJのサポート、大友美有(@miyu00tomo)です。

LoLは試合開始からしばらくの間、トップ、ミッド、ボットの3レーンで両チームのプレイヤーが対面しながら戦います。この状況を「レーン戦」や「レーニング」と呼び、試合が始まってから約15分ほど続きます。

このレーン戦をどうやって乗り切るかで勝敗が左右されると言っても過言ではありません。そこで今回は試合全体の動きよりも、LoL初心者にとって分かりやすいようにレーン戦の動きに絞って基本的なポイントをご紹介します。この記事がLoL初心者の方にとって有益な情報になれば幸いです!

※本文内の画像(スクリーンショット)は編集部側で撮影したものを使用しています。

LoLの勝利目標は相手チームのネクサスを破壊すること。そのためには、まず各レーンのタワーを1本ずつ地道に壊していくほかありません。だからこそ、レーン戦では「対面プレイヤーを制してこちらが先に有利を築く」必要があります。後で詳しく説明しますが、対面プレイヤーを倒してゴールドを稼ぎ、アイテムを購入して態勢を整えるのもその1つです。

とは言え、LoLのチャンピオン(キャラクター)はそれぞれ性能が異なるので、「序盤は強いけど後半にかけて影響力が弱くなる」、または「装備が整えば真価を発揮する半面、序盤は全力を出すことができない」といった場合も多く見られます。

レーン戦で対面プレイヤーを制するためにはチャンピオン同士の相性が大切。後述の基本的なテクニックで相性面の不利を緩和することもできますが、もしレイトゲーム(試合後半)寄りのチャンピオンを使っているなら、序盤のレーン戦で無理に立ち回るよりも、いかに倒されることなく「やり過ごす」かが大事です。その上でアイテムを揃えつつ、パワースパイク(チャンピオンの真価を発揮できるタイミング)を待つと良いでしょう。

LoLで効率よくゴールドを貯めるためには、何と言ってもミニオンをたくさん倒すことが重要。その際、チャンピオンの攻撃でミニオンを撃破すればゴールドを獲得できますが、逆に自チームのミニオンに倒されるとゴールドが自分に入らず、対面プレイヤーと資金面でどんどん差をつけられてしまいます。

CS練習はプラクティスツールを使うのがおすすめ

ミニオンを上手く倒すためにも、対人戦やAI戦へ挑む前にプラクティスツールでミニオンを倒す練習をしてみましょう。具体的には10分間の間にミニオンを倒し続け、獲得CS数(クリープスコア)を記録する方法がおすすめ。プラクティスツールなら一人でじっくり練習できるし、ミニオンを攻撃する過程でチャンピオンの操作方法を学ぶこともできます。その上で、自分が使っているチャンピオンのオートアタック(AA)ダメージ量を身体に叩き込めば、対面プレイヤーがいてもCS数が安定すると思います。

レーン戦で対面プレイヤーを圧倒したい!でも攻撃されるとビビって後ろに引いてしまう……。こうしたダメージトレードの悩みは、LoL初心者にとって最初の関門かもしれません。対面プレイヤーに攻撃を受けた場合、そのまま何もしないと体力が減っていき、最終的には倒されてしまう危険があります。

ここで大切なのは、「相手に攻撃されたらこちらも忘れずに反撃する」こと。AAを一発受けたなら、相手に背中を向けるのではなく、1発でも良いのでAAを入れてみましょう。ダメージが怖いのは相手も同じだし、ダメージ量がお互いに一緒なら差をつけられる心配もありません。

AA射程が長いチャンピオンなら積極的にダメージトレードを狙うのも吉

より上を目指すなら「相手がミニオンを倒すタイミングを図ってスキルを叩き込む」のも良いですね。ゴールド欲しさにミニオンへふらふらと近づいてきた相手にスキルを撃つ。これを繰り返すだけでも、ダメージトレードで優位に立てる確率がグッと高まります。

レーン戦で対面プレイヤーに引けを取らず、獲得ゴールド量も申し分なし。いわゆる「レーン戦で勝っている」状態であれば、大量のミニオン(ミニオンウェーブ)を相手のタワー下に押し付けてから一度リコールしましょう。この時、大砲ミニオンのウェーブならなお良し。大砲ミニオンは体力が多く、タワー下に押し付けられた場合は処理にしばらく時間がかかります。その間に自陣へ戻り、装備を整えて戦線復帰できるとベストですね。またリコール以外にも、ミニオンウェーブを押し付けることで色々な選択肢を生み出すこともできます(他レーンの援護に向かう・オブジェクト確保を手伝うなど)。

リコール時は安全な場所(ブッシュ内など)を確保すること

私が担当しているサポートで言えば、ミニオン処理を相方(ADC)に任せてリコールすることが多いです。自陣へ戻ってブーツとコントロールワードを購入し、機動力を高めた上でワーディング(視界を確保)したり、ミッドレーンなどへアシストに向かったりします。

おそらくLoLを始めたばかりの頃に高確率で戸惑うのが「アイテムの買い方」ではないでしょうか(私も実際そうでした……)。LoLには160体近いチャンピオンが存在し、それぞれに最適なアイテムの買い方が異なるため、適したアイテムを一概に取り上げるのは難しいところではあります。

アイテムショップのおすすめ欄には使用頻度の高いアイテムが並べられている

LoLに慣れていない最初のうちはアイテムショップのおすすめ欄から選ぶのも大事ですが、OPGG(統計サイト)などに載っているアイテムデータを参考にする方が的確です。対面によってはビルド(アイテムの購入パターン)を使い分け無ければならないので、そういう部分は自身で身に付けなければならない知識ではあります。ですが、最初からそれを考えるのは難しいので、慣れてきたら応用をしていくといいでしょう。

ミニオンウェーブの使い方をもう少し掘り下げます。「数ウェーブ分のミニオンを溜めてからタワー下へ押し付ける」という手もあります。

相手チームのミニオン(1ウェーブ)を倒し切るのではなく、敵をけん制(前に出て敵がミニオンに触れないようにする)して、自チームのミニオンが後方からやってくるまでは敵のミニオンを処理しないようにすると両チームのミニオン同士がレーン中央婦付近で衝突。後方のミニオンと合流してウェーブが大きくなり、大きくなったら敵のミニオンを倒してタワーに押し付ける……という仕組みです。対面プレイヤーのプレイングやマッチアップにもよるので必ず成功するわけではないものの、ミニオン量を調節する術は身につけておいて損はありません。

最後に、レーン戦が終わった後の立ち回り方を簡単にご紹介します。「試合中盤~終盤になっても動き方が分からず、ついついウロウロしてしまう」という方は参考にしていただけると幸いです。

  • まだタワーが壊れていないレーンと交代(ボット→ミッドなど)
  • 各種オブジェクトの出現後にジャングルと協力して確保
  • 相手チームのジャングル内にコントロールワード設置
  • 相手チームのジャングル内に入ってクリープ撃破

自分が対面プレイヤーよりも育っているなら、味方の勝利に貢献するような立ち回りを目指しましょう。また、育っている自分が囮になり、敵陣を引きつけている間にオブジェクト確保やファーム(態勢を整える)をしてもらう……といった選択肢もあります。いずれの場合でも、レーン戦で勝ったならアグレッシブに動いてさらに差を広げる動きが重要です。

  • 自チームのジャングル内にコントロールワードを置いて視界管理
  • 育っている味方プレイヤーを援護
  • 自分のアイテムが揃うまでセーフティーにプレイ

レーン戦に負けた際は一人でゲームを動かそうとせず、育っている味方と協力しながら反撃の機会をうかがってください。そもそも味方のチャンピオン構成がレイトゲーム重視なら、装備が整うまで耐えることが大切。全レーン負けている場合を除き、影響力の高い味方と行動を共にして相手のミスを待ってみましょう。シャットダウンゴールドのついた相手プレイヤーを倒せば一気にアイテムも揃いますし、形勢逆転のチャンスがどこかで訪れるはずです。

以上がLoLにおけるレーン戦の動き方解説になります。

1試合が約30分とすると、レーン戦の時間は長くても15分ほど。冒頭で述べた通り、試合の約半分を占めるレーン戦を上手に乗り越えれば勝率もおのずとアップしていきます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、理解するにつれてどんどん深みを増すのがLoLの魅力です。まずは着実に1個ずつ、できる範囲で基本を習得してみてください!

(語り手 大友美有/構成 龍田優貴)

おおとも・みゆう eスポーツプレイヤー・タレント・GAMEクロスリポーター。プロチームRascal Jester「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)部門」の練習生を経て、2022年からプロ選手に。「スターダストプロモーション・デジタルメディア事業部」でタレントとしても活動している。N高校在学時には、「全国高校eスポーツ選手権」のLoL部門で連覇(第2回、第3回大会)を経験した。高校対抗eスポーツ選手権「STAGE:0」でも、2020年のLoL部門で優勝を果たした。プレイヤーネームはShakespeare。
◆Twitchチャンネル:https://twitch.tv/shakespeare_33
◆ツイッター:@miyu00tomo