新シーズン「ディファイアンス」が開幕したApex。「ボルトSMG」がケアパッケージ武器になったり、「VK-47フラットライン」がクラフトできる代わりにドロップしなくなったり……と、私の大好きな「R-301カービン」人気に拍車がかかる調整が入ったのではないか、と思っている。

そんなことを思っている私が初心者目線での発見を綴っているコラム。ようやくゴールド帯が見えてきた三浦優奈である(笑)。

始めたころはひたすらに1人でランクを回していたが、最近はフレンドと一緒にプレイする機会も増えてきた。

そんな時に活用できるのがゲーム内のボイチャ。マイクがあれば簡単に友達と電話しながらプレイができる機能で、今回はその「ゲーム内のボイチャ機能」について語っていきたい。

それ要らない情報かも?

初めてボイチャを繋いでApexをプレイしたとき、「ワー!! キャー!!」とまるでホラーゲームをプレイしているような断末魔や、「やばい、当たんない! どうして!!」と感情の吐露など、全くもってプレイとは関係ないことばかりをボイチャに乗せていた私。

「友達と電話しながらゲームができる!」くらいの感覚で、いわゆるエンジョイ勢で楽しくプレイできればいいと思っていた。だからこそ、ボイチャって何のために繋いでいるのか……なんて考えたことがなかった。

そして、マスター帯などApexの上手なプレイヤーとボイチャを繋いでプレイすると「無駄話が少ないな」と感じたのである。むしろ倒されたあとにワーワー言っていると「ちょっと静かにしてくれる?」と言われる始末。「あぁ、わたしの断末魔は邪魔でしかないのか……」そんなことに初めて気付かされた。

じゃあどんな情報がいるの?

この出来事から、私はボイチャに乗せる会話を精査するようになった。

「敵がいるー!」ではなく「赤ピン立てたところに3人!」と言うようになったり、「よっしゃ! 敵に当たった!」だけではなく「バンガ紫アーマー、割れそう!」など詳細かつ端的に伝えることに重点を置くようになった。

経験者には蛇足になるだろうが、悲鳴をあげていた私が何をどう気にするようになったのか記しておきたい。

まずは、アーマー(防具)について。各アーマーの耐久値は色によって異なるため、敵が何色のアーマーを着ているかで倒すために必要なダメージ量が変わってくる。だからこそ、敵のアーマーの色は極めて重要なのだ。私は上手いプレイヤーがボイチャで言っていたことを真似ることから始めた(笑)。

そして、敵がどのレジェンド(キャラクター)を使っているかも伝えるべきである。私はお気に入りのレジェンドばかり使っていて、自分が使っていないレジェンドの名前は全く覚えていなかった。素早く的確に報告するためにも、いろんなレジェンドを使ってみることにした。

レジェンドの一覧(9日からはマッド・マギーも追加される)

そしてレジェンドによって、アルティメットアビリティ(ウルト)が異なる(何度このウルトのことを「必殺技」と言ったことだろう)。ウルトの名前も使いながら覚えていくし、Apexの公式サイトにはレジェンドのプロフィールも載っている。「ヴァルキリーって、私と歳近いんだな」「アッシュって121歳なんだ!」なんて設定を知ると、身近に感じられて面白い。

Apex公式サイトより引用

「割った」に憧れる

そして初心者が言いたくなるセリフが……「割った」という報告。

「割った」とは、先ほど述べたアーマーにダメージを与えて耐久値をゼロにしたことを指す。その際「パリン」と割れたような効果音がすることから、こう言われるようになったのではと思う。

「割った」瞬間は、シールドが割れているマークが表示される

プレイスキルの高い人ほどよく「割った」「割れかけ!」なんて報告することは言うまでもない。だからこそ初心者は憧れるのだろう……。

もちろん私はものすごく憧れていて、「割った」と言いたいがために練習していたと言っても過言ではないくらい! ただ、いまだに私が言えるのは「もう割れそう」であることが多いのだが……(笑)。

(「割った」と伝えて、割れていなかったこともある。そういう時は「割った気分だった」と伝えることもある)

「ナイススキャン!」が自信に!

「こういうボイチャをしたい/した方がいい」と思うことを述べてきたが、最後に「こう言われて励まされた」と自分が感じたことも話しておきたい。

後輩とボイチャを使いApexをプレイしたときの話である。

後輩はApexのランクも高く上手い。正直、私がものすごく足を引っ張っていたのだが、そんなときでも後輩は「ナイススキャンですー!」などと声をかけてくれた。何だろう……やっぱり褒められると嬉しいものだな……と身に染みた。

ゲーム中、沈黙が続く場面も多い。そんな時「何か喋らないと!」と思うのは自然なことだ。ただ、最近あった出来事などを話してもいいわけだが、本気でゲームをプレイしていると、そう悠長に喋っているわけにもいかない。その塩梅が難しい!

しかし後輩の「ナイススキャンー!」を聞いたとき、ものすごく嬉しかったのだ(もしかしたら接待プレイだったかもしれないが)。

ブラッドハウンドのスキャン能力「全能の目」

私が下手で足を引っ張っている自覚もあり、初心者だからこそ自分のプレイがいつも不安でしょうがない。ゲームに答えなんてないのだが、「ナイス!」と言われると今の行為が正解だった気がして自信に繋がる。だからこそ私は、敵をスキャンすることで貢献できるブラッドハウンドばかり使っているのかもしれない(笑)。

言われて嬉しいことは、私も積極的に伝えるようにしている。「ナイス蘇生!」「煙幕助かる!」など、いろんなシーンで「ナイス!」と思ったことは言葉にしていくと、チーム内の雰囲気も良くなるに違いない!

ボイチャは、先輩、後輩、同僚、友達……ゲームを一緒にプレイするいろんな人との距離を一気に近づけてくれる素敵なツールだと。しかしながら、中にはモラルのないボイチャをしてくるプレイヤーもいる。その挑発的な発言にのってしまうことなく、そういうときは自分のモラルを見つめ直す機会だと思うようにしている。

先ほどの「言われて嬉しいことを積極的に伝える」の逆は「言われて嫌なことは他の人には言ってはいけない」。子どもに教えるようなことを、改めて実感するのだ。

ボイチャ機能を使う際、この当たり前のことをしっかりと理解して、Apexライフをエンジョイしていきたい。

私はボイチャを使うことで、よりApexを好きになった。もっと上手くなりたい! 早くフレンドに追いつきたい! そんな願望が私を強くしていくのだと思う。

次の目標は「割った」とボイチャで伝えまくることである(笑)。

エーペックスレジェンズ:デファイアンスバトルパストレーラー

【著者紹介】三浦優奈

みうら・ゆうな ラジオパーソナリティー/リポーター。ファイナルファンタジーXIVから本格的にゲーミング機器を集め出し、東京・名古屋の二重生活では3キロのゲーミングノートPCを持ち歩く。「ゲームをポジティブなイメージに」をモットーに、担当するラジオ番組では、ゲーム・アニメなどのサブカルチャーからeスポーツシーンについて取り上げている。スプラトゥーン2、クラッシュ・ロワイヤル、DbDなどもプレイ。最近ではApex Legendsにも参戦している。

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