ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は1月31日、米国のゲームソフト開発会社「バンジー」の全株式を取得すると発表した。買収額は36億ドル(約4100億円)で、SIEとしては過去最大となる。

 バンジーは、シューティングゲームの「ヘイロー」や「デスティニー」といった人気ソフトを開発してきた。買収完了後も現在の経営陣が残り、SIEの「プレイステーション」以外の他社のゲーム機やパソコンなど複数のプラットフォームにもゲームの供給を続ける。SIEの親会社ソニーグループの吉田憲一郎社長は「バンジーのさらなる進化を強力に後押ししていく」とコメントしている。

 業界では、ゲーム機の販売会社が、ソフト開発会社を傘下に収める動きが広がる。SIEは昨年6月以降に欧米企業の買収を次々と発表しており、今回が6社目。ゲーム機「Xbox」を手がける米マイクロソフトは1月18日に、米ソフト開発大手アクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7・9兆円)で買収すると発表している。(鈴木康朗)=朝日新聞デジタル掲載2022.02.01