皆さんこんにちは。GAMEクロスリポーターのハル飯田(@haruiida1993)です。

2021年12月に開催された「VALORANT」の世界大会「2021 VALORANT Champions Tour(VCT) - Champions」はとっても盛り上がりましたね! 大会の模様はGAMEクロスでも取り上げましたが、決勝トーナメントはいずれも熱戦続きで、見ているだけで手汗が止まらないほどの興奮具合でした。

そんな「VALORANTってやっぱ面白いな~」状態の筆者に昨年、とあるイベントの情報が飛び込んできました。大阪・エキスポシティのeスポーツ専用施設「REDEE」で開催された「OSAKA VALORANT FES」です。

「初心者から上級者まで誰でも楽しめる」とは書いてありますが、実際にオフライン会場でプレイするイベントへの参加は腕に覚えがない初心者にはハードルが高いもの。チーム単位ではなく個人での参加となれば尚更です。ただ、もし初心者が勇気を出してみるならVCTのおかげで「VALORANT」シーンが盛り上がっている今が最大のチャンスでは?

今回はそんな夜更かし大会観戦で上がったテンションのままに参加を決めた、初心者にして観戦勢である筆者目線の「VALORANT」カジュアルイベント体験記をお届けいたします!

緊張の「初心者です」にも優しい参加者の皆さん

何を隠そうFPSは完全に“パッド勢”の筆者。キーボード&マウス操作が必要な「VALORANT」は時折プレイしてみるものの、難易度の高さに挫折を繰り返していたタイトルのひとつです。

参加フォーマットには「初心者です!」と力強く宣言した上で申し込み、当日までとにかく初歩的な練習に取り組みました。不思議なもので目標が無いと続かなかった練習も、当日までに「少しでもマシな状態になりたい」熱意によって続けることができました。

形から入るタイプなのでChampionsスキン買っちゃいました

迎えたイベント当日。運営によって個人参加プレイヤーをチームとしてセッティングしてくださるので「めっちゃ怖い人が来たらどうしよう……」と謎のネガティブも発揮したのですが、完全に杞憂でした。会場でチームメンバーの皆さんと合流して挨拶もそこそこに「めちゃくちゃ初心者なんです!」と正直にカミングアウトしたところ「全然大丈夫ですよ、楽しみましょう!」と快く受け入れてもらいました。「VALORANT」プレイヤーってあったかいぜ……。

チームメイトにお話を聞いてみると年代も性別もゲーム歴もランクもさまざま。ただ、皆さんもイベントへの参加は初めてで、自分と同じく「来るまでは不安だった」そうです。仲間!

初対面ではありますが「VCTかっこよかったね!」とか「どのチームのファンですか?」とか共通の話題で盛り上がることもできて、やっぱり同じゲームのファンって良いもんですね。

本当に超猛者チームから初心者まで参加していた!

さて肝心の「OSAKA VALORANT FES」の内容ですが、会場内に複数設置されたブースで各自対戦しながらイベント用の「コイン」を増やしていく仕組みになっており、上位チームは賞品も用意されたグランドイベントへ出場できる非常に豪華なイベント。ゲーム大会のルールに更にゲームが加えられているわけです。会場内にはパワーバランスに差があるチーム間での対戦にも配慮して特殊ルールで対戦できるエリアもあり、立ち回り次第では実力差もひっくり返せるように工夫されています。

せっかくなので、初戦はREDEEのメインアリーナで試合に臨むことに。こんな立派なステージ上で対戦できるだけでも緊張しますが、めっちゃテンション上がります。

この対戦席で試合できるだけでも来たかいがあるってもんです

さてさて、同じタイミングで待っていたチームと対戦することになったのですが、そのランクを見て驚愕。ダイヤとイモータルの方ばかりではありませんか……! その試合では味方がすごく頑張ってくれたので割と見られる内容にはなったのですが、敗戦。続く試合もかなりの強敵とマッチングしてしまい、段々と「場違いなところに来てしまったのでは?」と焦り始めます。

味方はすごく強くて優しいのに申し訳ない……としょんぼりしていたのですが、気分転換に対戦エリアを移動してみると中級者や初心者も参加しているチームとマッチングに成功! よく考えてみると、いきなり大きなステージに来るチームは自信のあるところが多かったんですね。

結局半日で4試合を戦いましたが、次第に雰囲気にも慣れてきて濃い内容を楽しめるように。チームメイトも試合中にアドバイスをしてくれるのでタメになって、楽しい大変贅沢な時間を過ごさせていただきました。対戦相手の方にも話を聞いてみると「普段から一緒に遊んでいる仲間」だったり「SNSで募集したメンバー」だったりで出場しているそうで、決してガチガチの実力者チームばかりではないみたいでした。

対戦に臨む筆者(手前)

最後には獲得コイン枚数上位の2チームが優勝の座を懸けてメインアリーナで対戦。解説としてREJECTのNorisen選手(@n0risen)がリモート出演する豪華なマッチは本日のトップ2だけあって非常にハイレベルで、Norisen選手も「プロを見ているみたい」と大絶賛の盛り上がりでした。

DAY1(18日)のグランドイベントの様子

ちなみに筆者のチームは2勝2敗ながらもルールの妙でコインを増やすことに成功し、11チーム中5位の大健闘。チームメイトの皆、本当にありがとうございました!!

チーム名も自分を気遣って「初心者保護会」に。実際、めっちゃ保護してもらえました

オフラインじゃないと分からない・楽しめない雰囲気作り

参加者としてイベントに参加するのは大変久しぶりでしたが、やっぱりオフラインには独特の雰囲気があって格別の楽しさを味わえます。会場のREDEEが完全に「VALORANT」一色になっていたのも魅力的な演出でした。

2フロアが完全にVALORANT仕様に

勝手も分からずマウスだけ持参した筆者でも、REDEEはeスポーツ向けのデバイスがめっちゃ充実しているので十分遊べました。時には自宅と違うチェアやモニターを使ってみるのも楽しいですし、今後どんなデバイスを使おうか参考にもなります(ちなみに本当はマウスパッドも持ってくるのがベターらしいです)。

逆にビックリしたのは、これほど十分な環境下でも対戦のセットアップにめっちゃ時間がかかったことですね。デバイスを繋いでゲームにログインするだけでではありますが、2チーム10人もいれば1人くらい上手く動かなくても不思議じゃありません。ましてや真剣勝負となれば微調整の時間も欲しいですよね。大会を見ていると「早く始まらないかな~」と急かしがちですが、今後はゆったりした気持ちで待とうと思います。

ということで、初心者が気持ちひとつで突撃した「OSAKA VALORANT FES」では、対戦していない時間もメンバーとデスマッチに興じたり、エージェントのアルティメット名が付けられたオリジナルドリンクを楽しんだりと、心ゆくまで楽しみ尽くせました。あれから「もっと自分が上手ければ……!」の気持ちを胸に、練習も毎日続いています。

こちらはオリジナルドリンク「ロックダウン」。キルジョイは使ったことないですが美味しかったです

今後は少しずつこうしたオフラインのイベントが復活する流れになってくると嬉しいですし、そこに自分のような「腕に自信はないけど行ってみたいぜ!」なプレイヤーが気軽に参加できるようになっていくと更に嬉しいですね。主催者の方も初心者の人が積極的に集まるようになれば、腕前ごとに分けた対戦会など配慮したイベントも組みやすいはず。

もし次回同じイベントがあれば、今度はチームメンバーをかき集めて5人で参加もしてみたいので、その日を心待ちに練習に励もうと思います!

【施設情報】REDEE

日本最大級のeスポーツ施設。2020年に大阪吹田市のららぽーとEXPOCITYにオープンした。258席のeスポーツアリーナを構える他、プログラミング講座を開講するなど「エデュテイメント」をコンセプトとした教育施設の側面もある。公式サイトはこちら