「やわらかあたま塾」で柔軟な思考力を手に入れて「Screencheat」で勝ちたいハンバーガーちゃん日記

「ハンバーガー」さんがeスポーツタイトルなどを取り上げるイラストコラム「ゲーミングハンバーガーちゃん日記」。連載22回目のテーマは「思考の柔軟性とゲーム」です。
「ハンバーガー」さんがeスポーツタイトルなどを取り上げるイラストコラム「ゲーミングハンバーガーちゃん日記」。連載22回目のテーマは「思考の柔軟性とゲーム」です。
みなさん対戦FPSやってますか?
昔は対戦FPSってハードルが高いゲームでしたけど、最近は一気に大人気ジャンルとして一般の層にもウケてる感じがしますね。
そんななか、私たちの間で密かに盛り上がっている対戦FPSがあります。
「Screencheat(スクリーンチート)」です。
Screencheatは画面が分割され、相手のプレイ画面も見える状態で遊びます。相手の視点がわかるなら楽勝じゃん? と思うかもだけど、自分も相手も全員透明。姿が見えない。自分の画面だけ見ていても、敵プレイヤーがどこにいるのかわかんないです。
相手の位置を知る手がかりは相手の画面です。ステージがエリアごとに色分けされていて(「マリオカート64」の「ブロックとりで」っぽいな~って思った)、周囲の風景の色や物から居場所を推理できます。
あとは発射した弾とかエフェクトは見えるから、それもヒントになります。そんな感じで相手の画面を見ながらバトルするFPSがScreencheat。攻撃が一発でも当たれば倒せるのでエイム力はあまり重要じゃない。「マリオカート」のバトルモードや「ゴールデンアイ 007」、「パーフェクトダーク」みたいに相手の位置を把握することに重きを置いたゲームです。
プレイしてみると脳の普段使ってない領域を使ってる感じがする。数十分もすると頭が痛くなります。
全身から汗がにじみ出て大変なことになる。消費カロリーが高くて、遊ぶと私もお友達もぐったりする。かなり疲れたな……また、その……そのうち遊ぼうね……ってなります。
バトル開始時とリスポーン時に選べる武器はたくさんある。一般的なFPSでよく見る銃(ピストル、ショットガン、アサルトライフル)だけじゃなく壁を跳ねる鉄球やリモート爆弾と化したクマのぬいぐるみ。近距離武器も、燭台や馬のおもちゃにのって駆け抜ける武器などがあります。他のゲームではなかなか見られないユニークな武器が多い。
ゲームモードもデスマッチやキャプチャーザフラッグのようなメジャーなもの、攻撃が一度しかできないものなど多彩。オンライン・オフライン両対応てのもあって、パーティゲームとしても面白いゲームです。
私は長年のTwitter漬けで脳みそがボロボロになってる自覚がある。あとFPSが下手なのも相まって、対戦したらめちゃくちゃに敗北しました。
悔しかった。
そんなことも忘れて約2か月後、私はNintendo Switchの「やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ」を買いました。
私は自分の脳みそがオワってるのを自覚しているので、脳トレ的なゲームを見かけたら買うようにしています。脳トレ系ゲームは安めなのも多くて良い。
本作は「直感」「記憶」といった5ジャンルの問題を解いていくゲーム。子どもも楽しめるようにしているからか、雰囲気がカジュアルでやさしい。フレンドとのオフライン対戦や、オンライン対戦で世界ランキングに挑戦もできる。
オンライン対戦と言っても相手の記録(ゴースト)と戦う形式です。この形式だと本当に気持ちが楽。相手とリアルタイムで対峙していないのがわかるだけでリラックスできるというかなんというか。ゴーストとはいえ、リアルタイムっぽい対戦画面が流れると白熱するのも楽しい。
さまざまな問題が用意されてるなか、「してんえらび」という矢印の方向から見てる絵を選ぶ問題があります。
よく考えれば答えられるけど、短時間でたくさん答えようとするとめちゃくちゃ焦ります。パッと答えられなくて「うー!」って唸ってる。
そんな「してんえらび」を見た瞬間「これScreencheatじゃん!!! してんえらびでトレーニングすればScreencheatで勝てる」とひらめきました。
リベンジのときだと思った。
仲間たちを招集してScreencheatをやりました。
それにしてもScreencheatを持ってる人間が身内で少なすぎる。Discordで11月に追加された「イベント」機能を使いこなし、なんとか4人集まりました。イベント機能ってメンバーに予定を共有したり予定の開催時間前に通知してくれたりできるんで、すごい便利なんですよね。
頭が柔らかくなった今の俺なら勝てる。FPSは反射神経だけじゃないってことを見せてやるぜ! そういう気持ちで1時間やりました(1時間で脳が疲れて解散した)。
やりました。勝てました。
(勝てたけどスクショを取り損ねました)
相手には自分よりも格段にFPSが上手い友人も数人いましたが勝てました。FPSは反射神経やエイム力だけではない、頭の柔らかさも必要なんだと見せつけてやりました。
頭の柔らかさはScreencheat以外、ApexとかのFPSにも生きると信じています。戦況に合わせて柔軟に対応できる思考、戦場を立体的に捉える脳みそ……バトルロイヤル系のFPSに必要だなと感じることってありませんか?
みなさんもやわらかあたま塾を買って、やわやわ頭でFPSに挑んでみてくださいね。
終わりです。