「VCT Champions」は2021年シーズンを締めくくる公式世界大会。過去の大会成績によって出場権を獲得した12チームに加え、各地域の「ラストチャンス予選(LCQ)」を勝ち抜いた4チームの合計16チームによって頂点が争われます。

4チームずつでダブルエリミネーショントーナメントを行うグループリーグ。初戦、ブラジルのTeam Vikings戦に敗れた日本代表のCR(@crazyraccoon406)は、Lowerブラケットにてアジア太平洋地域代表であるフィリピンのTeam Secretと対戦しました。

試合が終わり、お互いにたたえ合うCrazy RaccoonとTeam Secretの選手たち

■Championsの配信 VALORANTJAPAN公式チャンネル
Twitch:「valorant_jpn」チャンネル
YouTube:「VALORANT - Japan」チャンネル

アジアの強豪を前に流れを掴めず完敗

Bo3(2マップ先取)で行われる試合は、CRがピックした第1マップ「スプリット」での対戦からスタート。CRは小刻みにフェイントをかけて敵陣への侵入を狙いますが、粘り強く迎え撃つTeam Secretの陣形を破ることができずにビハインドで折り返します。後半もそのまま押し切られるようにラウンドを奪われ、5-13でTeam Secretが1マップを先行する形になりました。

Team Secret戦に臨むFisker選手

後がないCRは第2マップ「ヘイブン」に全てを託しますが、波に乗るTeam Secretを止めることができません。序盤戦で一気にペースを掴まれると、相手の洗練された動きに連携を発揮させてもらえず。少人数戦でも個人技の強さを見せつけられ、まさかの11連続ラウンド取得を許して2-13で敗北が決まりました。

Team SecretのJessieVash選手がスモーク越しにCRの2人を倒す離れ業を見せた

マップカウント0-2で敗れたCRは、Championsの敗退が確定。今シーズン3度目の世界大会は2連敗という結果でベルリンの地を後にすることとなりました。

ade選手「自分たちの強さを押し付けられるようになりたい」

配信上でインタビューに答えたade選手は「本当に不甲斐ない気持ちでいっぱい。悔しいです」と大会を振り返りました。

配信上でインタビューに応じるade選手

チームとして「スクリムで悩むことが多く、色々試してみたが及ばなかった」と試行錯誤を重ねながらの対戦であったことを明かしたade選手。その上で対戦相手のTeam Secretは「今大会に向けて仕上げてきていた。流れで強気に出てくることも多く、その勢いに押されてしまった」と、対面して改めて強さを実感したとのこと。

来シーズンに向けては「相手を見てから動くことが多かったが、自分たちの強みをもっと押し付けていく必要がある。そこで差が開いてしまった」と、国際舞台で勝ち抜くための課題を挙げました。

最後には「応援していただき、本当にありがとうございました。選手はもちろん、皆さんにとっても悔しい結果になってしまいました。これから這い上がるしかないと思っているので、応援よろしくお願いします」と、ファンへの感謝と決意を述べました。

Championsは12月13日まで開催

今大会で、CRは3度の世界大会出場を果たしたVCT 2021シーズンを終えることとなりました。

敗退が決まり、励まし合うCrazy Raccoonの選手たち

一方、世界王者を決するChampionsは12月13日まで開催予定です。この後はグループステージを突破したチームによるノックアウトステージが行われ、今シーズンの年間チャンピオンの座が争われます。