「VALORANT」用語まとめ 対戦中や大会観戦でよく聞くあの言葉の意味は?

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Riot Gamesが2020年6月にローンチして人気を博している5vs5のFPSタイトルが「VALORANT」です。国内外の複数のプロチームがVALORANT部門を擁し、競技シーンが盛り上がっているタイトルのひとつです。
2021年12月は、「VALORANT」の世界大会「VALORANT Champions Tour(VCT) – Champions」(@valesports_jp)がドイツ・ベルリンで開かれてています。シーズンを締めくくる集大成とも言える大会には、世界各国から強豪16チームが集まり、日本からはCrazy Raccoon(@crazyraccoon406)が出場しています。
この記事では、そうした「VALORANTのことはあまり分からないけど、大会観戦は楽しみたい」という方のために、日本語配信でよく出てくる用語を簡単にまとめました。
In Game Leader(イン・ゲーム・リーダー)の略。チームの司令塔のこと。「ショットコーラー」や「コーラー」とも。撃ち合い以外の部分にリソースを割くため、普通はエントリー役以外の人が務めることが多い。
障害物の角越しに撃ち合う場合に有利な状態のこと。より壁から遠い人の方が先に相手を視認できる。
エコラウンドとも。次ラウンド以降に強力な装備を購入するため、クレジットを節約して武器や装備を買うこと。
マップ上の一定の空間のこと。各プレイヤーやチームがコントロールできるエリアを広げる・取りに行くことで、撃ち合いやアビリティ回しなど戦闘面を有利に進めやすくなる。
敵エリアやサイトへ最初に突入すること、もしくは最初に突入するプレイヤーのこと。本隊と一緒に動いて前線を押し上げる形になることが多いが、マップや状況によってはラーク(後述)役に切り替わることもある。
通常のピークよりも大きく体を出すこと。「ワイドピーク」とも。相手のエイム位置が壁に近い場合、あえて大きくピークすることで狙いづらくなる。
通常のクリアリングではあまり警戒しないポジション。オフアングルにいることで、有利な撃ち合いをしやすい。
ラウンドで勝利を目指さず、次のラウンドに装備を持ち越すために生き残ることを優先する戦略。「セーブ」とも。
敵が潜んでいそうなポジションを順々に確認していくこと。主に「エリアの安全性を確保する」ための行動。
スパイクを設置できるエリアのこと。攻撃側にとっても防衛側にとっても非常に重要なエリア。
チラチラと体を僅かに見せるようなピークのこと。後述のショルダーピークと同じものとして扱われることもあれば、タイトルによっては「チラ見」や「一瞬だけ遮蔽物から出て撃ち、すぐに隠れる」動作を指すことも。タイトルや言語圏によって定義が異なる。
ジャンプをしながらピークすること。通常のピークよりも動きが速いため、被弾を抑えられるとされている。
相手に肩だけ見せるように少しだけピークすること。誤射を誘発させたり、相手の位置や武器などの情報を収集することが目的。
射撃時に移動を止めること。VALORANTでは立ち止まった状態でなければエイム通りに弾が飛ばないため、正確な射撃のために必須のテクニックとなる。
ゲームの要となる爆弾。攻撃側はこの爆弾を設置し、爆発させることで勝利となる。防衛側は爆弾の設置を防ぐか、爆発を防ぐことで勝利する。
略して「モク」とも。視界を遮れるアビリティの総称。煙幕。
VALORANTでは球状のものが多く、「煙幕」には見えないアビリティも「視界を遮れる球状のアビリティ」が、スモークとして扱われる(ダークカヴァー、ポイズンクラウドなど)。ただしサイバーケージは円柱形なため、スモークと呼ばれることは少ない。
セットアップ、セットとも。事前に用意した作戦を元に、タイミングを合わせて複数のアビリティを使って攻める、もしくはリテイクすること。
チーム一体となっての攻めなので定型になりやすく、対策をしないと防ぐことは難しい。
敗者復活戦のあるトーナメント形式のこと。2回負けるとトーナメント敗退となる。
2人同時にピークすること。3人だと「トリプルピーク」。確実に1キル以上したい時に行うピーク。
フラッシュやスモークなどのアビリティを使わずにピークすること。フィジカル重視の撃ち合いを仕掛けることができる。
壁や遮蔽物から体を出して覗き込むこと。通常のピーク以外にもオーバーピークやショルダーピークなど様々なピークが存在し、シチュエーションによって使い分けられている。
チーム内の一部のプレイヤーのみが強力な装備を購入すること。
VALORANTにおいては、撃ち合いやアビリティの応酬における強さ、特に個人スキルの度合いを指す。「銃による撃ち合いの強さ」のみを指す場合もあるが、アビリティの精度や使い方、反応速度などもフィジカルに含めることが多い。
クレジットが不十分な状況で、可能な限り強力な装備を購入すること。
敵の視界を一時的に奪うアビリティの総称。主に強い光によって視界を奪うアビリティが「フラッシュ」に該当する。パラノイアなどは同じ感覚阻害系のアビリティだが、闇の弾を使うためかフラッシュと表現されない。
ピークする前に、敵がいそうなポジションにあらかじめエイムすること。
次ラウンドで強力な装備を購入するために、全く買い物をしないこと。
買うべき装備をすべて購入すること。場合によってはフォースバイと似たような意味で使われることもある。
臨機応変に対応できること。VALORANTにおいては色々な武器やキャラクター、ロールを使用できることを意味する。
VALORANTでは味方を囮にしてキルを稼ぐことを指す。単にそうした戦術を指すことが多いものの、ネガティブな意味を含んだ場合もある。ゲームによって意味が異なり、たとえば他のゲームでは「相手に対してわざと隙を見せ、何かしらのアクションを誘う行為のこと」を指す場合もある。
防衛側が利用しやすい高台のポジション。ほぼ全てのマップに一つは存在する。マップ名「ヘイブン」と混同しやすいので注意。
現在の環境で主流のキャラ・戦術・構成などを指す。また、主流に対してカウンターすることを「メタる」と表現することもある。なお「オフメタ」は主流ではないキャラ・戦術・構成のこと。
あえて本隊とは別行動(多くは単独行動)することで、相手の意表をついて攻撃したり、情報を得たりすること。ラークするプレイヤーを「ラーカー」と呼ぶ。
複数人でタイミングを合わせて一気に攻めること。
攻撃側がサイトにスパイクを設置した後に、防衛側がそのサイトを取り返すこと。
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