私のApex歴が始まったのは、今年3月にNintendo Switch版がローンチしたときだ。私はSwitch版のApexで人生初のFPSに挑戦し……挫折した。今までMMORPGやTPSしかプレイしてこなかった私にとって、FPSの壁は結構高かったのである。

ただ……私のフレンドのほとんどがApexにハマっており、「一緒にプレイしよう」と誘われることも多い。フレンドがプレイを重ねて段々と上手くなっていき、私だけ仲間外れになる雰囲気がものすごく寂しかった。そして、悔しさもあったと思う。

そこで! ゲーミングPCを新調したタイミングで一念発起し、今年の9月頃からPC版で改めてプレイし始めたのである。FPS初心者の私がApexを継続してプレイしてみて、自省の意味でも私がぶち当たった壁をまとめてみたい。きっと「初心者あるあるだよな~」と共感してもらえるはずだ。

ジャンプマスターを譲りがち

これは初心者あるあるというか「Apexあるある」なのかもしれないが、ものすごく「遠慮の精神」を感じる瞬間が、ジャンプマスター役を譲渡するときだ。

ジャンプマスターとはゲーム開始時に任意の場所へ飛び下りる権利を持ったプレイヤーのこと。降下地点次第では、知らぬうちに激戦区へ飛び込んでしまうこともあるので、降下直後の生存率を大きく左右する役割と言っても過言ではない。

さらに降下には飛行距離を伸ばしたり、速く降りたりするための様々な滑空方法があり、初心者には難易度が高い。責任が重く、ゆえにスキルも問われる役割なのだ。

だから自分がジャンプマスターに選ばれると反射的に「譲渡」のボタンを押してしまっていたのだが……最近は譲渡せず、積極的にジャンプマスターをするようにしている。

積極的に「ジャンプマスター」にチャレンジしていく

でないと、いつまでたっても飛び方を覚えないし、長い距離も飛べないし、うにうに飛ぶ方法もわからないし……(急降下と滑空を交互に行い、高度と速度を保ちながら飛ぶ方法を「うにうに飛ぶ」と勝手に呼んでいる)。

ただ、ジャンプマスターになって「ここに降りたらどうか?」と提案をするピン(ゲーム内の機能で、目的地や敵の場所を指すサインのようなもの)を立てた時、仲間が同意をしてくれないと降りづらい。

プレイし始めた頃は全員の同意がないとジャンプしちゃいけないのかと思っていたのだが、プレイし続けていくと全員が提案ピンに対して返事をしてくれるわけではないと学んだ。だから最近は全員の同意がなくても、勇気を持って飛び立つようにしている。

交戦を避けがち

私が半月くらいやり続けてしまったのが、激戦区を避け過疎地に降り立つこと。1マッチを長くプレイすることが上手くなるコツだと思っていたのだが、実はApexではそうでもないんじゃないか?と最近は思えてきた。

プレイ当初は武器の名前すらうろ覚えでアタッチメントも多く、そもそもゲームシステムも十分に理解できていなかった。だから過疎地に降りてゆっくりとアイテムを漁って……覚えて……とプレイしながら学習していく方法もアリだと思う。実際、私はそうやってApexを学んできた。

ただフレンドには「射撃場でひたすら学ぶべし!」と言われていたのだが、私はとにかく実践練習をしたいタイプで……。最近になって、ようやく射撃場の重要さもわかってきたところだ(笑)。

過疎地ばかりに飛んでいた私だが、ある程度ゲーム理解が深まってきたら、いかに交戦回数をこなして「撃ち合いの経験値」を稼ぐことが重要なのでは……と思い始めた。

初心者なら私と同じように「なんで同じ場所(激戦区)にたくさんのパーティーが降りていくんだろう……怖いもの知らずだな」と考えがちだろう。だがブロンズ帯でランクが落ちることもないこの期間に、とにかく撃ち合いの経験を重ねようと思えてきたのだ。

武器は「とりあえずR-301」

「R-301」発見のシグナルには、すぐに反応(笑)

「なんの武器がオススメ?」とフレンドに聞くと、9割くらいが「R-301 カービン」と答える。「扱いやすい」「癖がない」と皆、口をそろえて言う。さらには「ブレづらい」と。

「ブレるってなに!?」と思いながらも、R-301カービンを見つけたら使うようにしてきた。射撃場でいろんな武器を使って撃つ練習を重ね、最近ようやく「ブレる」感覚がわかってきた気がする。

弾を当てる練習こそ重ねたものの、いざ試合となると及び腰になる。味方が敵と戦っていても怖くて「カバー(援護)」に入れない。近距離戦は特にビビってしまうのだ。

フレンドに「私、ビビリだから全然戦火に入っていけない」と相談したことがある。「ビビリも1つの個性だからその感覚は忘れない方がいい」と、まさかの返答に驚いたが、戦況も把握できていないのに猪突猛進するよりはマシなのかもしれない。いずれは猪突猛進さが必要になりそうなものだが……。

意図せずヘイトを集めがち

私の性格からして前線に出て戦うタイプではないため、後衛タイプのスナイパーを持つことにした。そこで出会ったのが「チャージライフル」、略して「チャーライ」である。

訓練場にて「チャージライフル」の練習

まずもって「略語カッコいい!」だなんて中二病みたいなことを思ってしまうのだが、なにせ! チャーライは当たる! 当たる感覚があるのだ!!

フレンドに「チャーライめっちゃ当たるんだけど!」と興奮気味に話をしたら「それ、最後の一発当たってんの?」と突っ込まれた。最後の一発って……? ここにきてようやく、私はチャーライの特性をきちんと調べることにした。

チャージライフルは引き金を引くと、その名の通りチャージが始まる。チャージ中に放たれる細い照射ビームによって小ダメージ(基本ダメージは3)が15回発生し、チャージし切った最後の1発で大きなダメージ(基本ダメージ45)を与えられる。Apexは体力が100、アーマーが25~125あるので、チャーライだと最初から最後まで当てないと十分にダメージを与えられない。

さらにビームがものすごく目立つため、弾道も見えやすい。かなり遠い距離からでもはっきりとこちらの位置がバレてしまうのである……。要するに、私は地形的に有利な場所にいたにもかかわらず、3ダメージというものすごく小さなダメージを与えてぬか喜びし、実のところ周囲の敵に居場所を知らせては、ヘイトを集めてしまっていたのである。これは「知らなかった」では済ませられない悪事だと、我ながら思う。

ただ、こうして武器のことを調べていくとどんどん愛着がわいてくるものだ。現に私は未だチャーライを使っている。「ヘイト集めちゃうかもしれないけど、ちゃんと大ダメージ入れるから!」と自信満々に言える日を夢見みて……。

でも、壁を乗り越えていけるから楽しい

今回は、降下方法、降下先、武器選びと…語ってきた。初心者は意外なところでつまずくし、わからないことも多い。ただ、玄人の皆さんにはこれからも優しい目で初心者を見守って欲しい。私がチャーライでヘイトを集めているのも、ワザとではないのだ。

今はわからないことを1つずつクリアにさせながら、次はこうやって挑んでみよう!と自分に課題をつくりチャレンジしている。だんだんと上手くなっていく自分の成長が楽しく、気が付いたらランクもブロンズ帯を抜け出して、シルバー帯になっていた。

ハンマー? ダブハン? プレデター? と、なんだか目指すものがたくさんありそうなApex。まずはコツコツとゴールド帯を目指しながら、また初心者の学びを語っていきたい。

【著者紹介】三浦優奈

みうら・ゆうな ラジオパーソナリティー/リポーター。ファイナルファンタジーXIVから本格的にゲーミング機器を集め出し、東京・名古屋の二重生活では3キロのゲーミングノートPCを持ち歩く。「ゲームをポジティブなイメージに」をモットーに、担当するラジオ番組では、ゲーム・アニメなどのサブカルチャーからeスポーツシーンについて取り上げている。スプラトゥーン2、クラッシュ・ロワイヤル、DbDなどもプレイ。最近ではApex Legendsにも参戦している。
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