10月5日(日本時間)、リーグ・オブ・レジェンド(LoL)の国際大会「2021 League of Legends World Championship」(Worlds 2021)がアイスランド・レイキャビクで開幕しました。日本の国内リーグ「League of Legends Japan League」(LJL)を勝ち抜いたDetonatioN FocusMe(DFM)が初日を迎えました。6日未明に2戦を行い、1勝1敗でした。

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ドラフトを制して白星発進

Worlds 2021は下位シード10チームが2グループに分かれての「プレイインステージ」からスタート。総当たりのBO1形式で順位を決定し、プレイオフを経て4チームが突破します。勝ち抜いたチームは上位シードチームを加えた「グループステージ」へと進出し、トーナメント形式の「ノックアウトステージ」によってチャンピオンが決します。

グループBに配置されたDFMは初戦でLCL代表チームのUnicorns of Love(UOL)と対戦しました。序盤こそUOLがTOPレーナーのBOSS選手を中心に有利な状況を作り上げますが、DFMはタロンをピックしたSteal選手がマップを駆け巡りプレッシャーをかけ続けます。

中盤からの集団戦ではGeang選手の操るレオナの正確なスキルショットを足掛かりにキルを奪うと、マウンテンソウルにリーチをかけて迎えたドラゴンファイトでもAria選手のルブランとYutapon選手のミス・フォーチュンが見事な働きでUOLを圧倒。勢いそのままにバロン獲得につなげると、敵陣ネクサスタワーまで一気に押し切り初戦を勝利で飾りました。

対UOL戦 キャスター陣が「勝負を分けた」と振り返った見事な集団戦

試合後、日本語配信のインタビューに応じたYutapon選手は「これまで大会の初戦では緊張から実力を出せずに負けることが多かったので、安心感を覚えています」とコメントしました。

また、勝因については「ドラフトは勝ったなと皆が思っていたんじゃないかと思います」と振り返り、LJLで好成績を誇ったルブランやYutapon選手自身が得意とするミス・フォーチュンをピックできたことが優位につながったと分析しました。

UOL戦後、整列し挨拶するDFMのメンバー

「宿敵」Cloud9戦は終始劣勢を強いられる苦しい敗戦に

見事な勝利となった初戦からわずか1時間後に迎えた2戦目。対戦相手のCloud9は5月に行われた世界大会「MSI」で2度対戦し、1勝1敗と互角の勝負を繰り広げた因縁の相手です。

今年3度目の顔合わせとなった対戦ではDFMがファーストピックにルブランを選択しMIDレーンを中心とする試合運びを狙いましたが、対するCloud9は序盤からTOP・BOTの両レーンで強気にプッシュし有利を奪う展開を披露します。これで優位を得たサイドレーンからのプレッシャーによってAria選手は思うようなプレイにつなげられず、時間とともにゴールド差がゆっくりと開き続けていく厳しい試合に。

DFMも劣勢を耐え忍んで逆転を狙いましたが、徹底して有利を広げにかかるCloud9の統率された動きを前に反撃に転じることはできず。最後はインファーナルドレイクを獲得したCloud9の攻撃力によって封じ込められ、思い描いた試合運びをさせてもらえずに敗戦となりました。

対C9戦 序盤のレーン戦で生まれた不利が最後まで大きく響いた形になった

これで1勝1敗とまずまずの船出となったDFMのWorlds 2021。2日目以降は10月7日の午前1時からGalatasaray Esports戦、同じく7日午後10時からBeyond Gaming戦が予定されています(いずれも日本時間)。

まずは大きな目標となるプレイインステージの突破へ、世界の舞台で数々の熱戦を繰り広げてきたDFMの躍進に期待がかかります。