「VALORANT」の公式大会「2021 VALORANT Champions Tour(VCT)」の一環である国際大会「VCT Stage 3 - MASTERS BERLIN(以下、Mastersベルリン)」が、10日よりドイツ・ベルリンで開催されています。Mastersベルリンは全世界7つの地域大会を勝ち上がった16チームが参加。GSL形式のグループステージを経て、8チームがシングルエリミネーション形式の決勝トーナメントを行います。

日本からは「ZETA DIVISION(以下、ZETA)」(@zetadivision)と「Crazy Raccoon(以下、CR)」(@crazyraccoon406)が出場。ZETAは惜しくも2連続で敗れ、グループステージ敗退となりました。CRは初戦でEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域を1位で通過した「Gambit」に敗北したものの、LowerブラケットにてBR(ブラジル)地域2位通過の「Havan Liberty」に2-0で勝利。VALORANT公式の国際大会にて、日本チーム初の白星となりました。

CR対Havan Liberty戦では、マップピックにおいてCRがバインドをバン、Havan Libertyがブリーズをバン。第1マップはHavan Libertyピックのヘイブン、第2マップはCRピックのスプリット、第3マップは残るアイスボックスとなりました。

第1マップではCRが前半防衛側。試合運びはCRがファーストラウンド、セカンドラウンドを取得し、Havan Libertyが3ラウンド返しましたが、それに対してCRはneth選手の好プレーもあり 、5ラウンド連続で取得しました。

△neth選手の好プレー

その結果、7-5とCRが2ラウンド有利の状況で折り返しとなりました。

後半戦もCRはピストルラウンドを取得し、順調な流れでマップコントロールを見せます。セットを決めるなどして 一気に12-5まで有利を押し進めていきました。

マッチポイントまで迫ったところでHavan Libertyがタイムアウト。心境や戦術ををリセットしたのか4ラウンド返しますが、勢いに乗ったCRの猛攻は止められず、13-9でCRが第1マップを取得しました。

続く第2マップではCRが前半攻撃側。ファーストラウンドではneth選手が1v2クラッチを決めました。勢いのままにラウンド取得を重ね、防衛有利といわれるスプリットの攻撃側で、CRが9-3と6ラウンド有利での折り返しとなりました。

△neth選手の1v2クラッチ

第2マップ後半戦のピストルラウンドもCRが取得し、有利を生かして11-3まで差を広げました。その後のバイラウンドでHavan Libertyは5ラウンド連続取得を見せ11-8まで差を縮めますが、20ラウンド目でCRが素晴らしいチームプレーを見せラウンドを取得。マッチポイントまで迫ります。

そして21ラウンド目ではFisker選手が1v2クラッチを決め、13-8で第2マップも勝利。結果、2-0で勝利となりました。

△Fisker選手の1v2クラッチ

Lowerブラケットはまだ続きますが、Crazy Raccoonは次の試合に勝てば決勝トーナメント進出となります。次の相手はグループステージで敗北を喫してしまった相手「Gambit」。

ade選手はHavan Liberty戦の勝利インタビューでGambit戦との再戦に対して「前は悔しい結果になったが、次は絶対に勝ちたいと思ってる」とコメント。

△ade選手勝利インタビュー

neth選手はGambitへの対応やリベンジに向けて「EU1位というのを感じて怯えてた部分もあり、(敗北したことに)トラウマもあるが、それでも勝ってプレーオフに行きたい」と意気込みを語りました。

△neth選手本配信インタビュー

決勝トーナメント進出をかけたGambit戦は日本時間の9月17日午前1時から、TwitchYouTubeで配信予定です。

(文 もこいん)