目次

  1. なぜゲーミングヘッドセットが必要なのか?
  2. ゲーミングヘッドセットの選び方
    1. 接続方法 規格によって接続先が異なる点に注意
    2. 機能性・マイクの音質 音の位置を把握できるサラウンド機能
    3. 装着感、デザイン 重さは300グラムを目安に
  3. 予算別おすすめのゲーミングヘッドセット
    1. ~7000円 エントリーモデル(ロジクール、HyperX、Razer)
    2. ~15000円 プロも使用の上位モデル(ロジクール、SteelSeries、Razer)
    3. 15000円~ ワイヤレスが増える価格帯(ロジクール、EPOS、HyperX)
  4. ゲーミングヘッドセットを買うなら店舗?それともネット?
様々な種類のヘッドセットがあります。選ぶポイントは?

そもそも、なぜゲーミングヘッドセットが必要となるのでしょうか?

ゲームでヘッドセットを使用する理由として真っ先に挙げられるのは、やはりゲームの音を集中して聞くためです。テレビやモニターで音を出力することもできますが、繊細な音はどうしても聞き取りづらいもの。ヘッドセットで耳を覆うことで、よりゲームの音を集中して聞けるようになり、ゲームへの没入感も高まります。

また、競技性の高いゲームおいてVC(ボイスチャット)を使ったチーム連携は欠かせません。たとえマイクだけ持っていたとしても、テレビやモニターからゲームの音を出力していては、他のプレイヤーに自分のゲーム音が届いてしまい迷惑となってしまいます。ヘッドセットさえあれば、ゲームの音を集中して聞くことはもちろん、マイクも付属しているので手軽にVCも楽しむことが可能です。

特にゲーミングヘッドセットは、ゲームの音が鮮明に聞こえるように作られています。例えばFPS(一人称シューティングゲーム)であれば、足音や銃声が発生した方向といった重要な音情報を明確にプレイヤーへと伝えてくれるので、競技性の高いゲームにおいてゲーミングヘッドセットは必須のデバイスといっても過言ではありません。

それでは、実際どのようにゲーミングヘッドセットを選べばいいのかを解説していきます。ゲーミングヘッドセットを購入する前に、まずは自分のゲーム環境を確認しましょう。製品によって接続方法や対応機種が異なるため、自分のゲーム環境に合ったゲーミングヘッドセットを選ぶ必要があります。

接続方法は、ゲーミングヘッドセットを選ぶうえで最も重要なポイントなので、よく確認するようにしましょう。ゲーミングヘッドセットの接続方法は、大きく「有線」と「無線(ワイヤレス)」の2種類に分けられます。有線は「USB」「3.5mmミニプラグ」の2規格に大きく分けられ、どちらもPCだけでなくPS5やPS4、Nintendo Switchに対応している製品が大半です。注意したいのは、規格によって接続先が異なること。

例えばPS5やPS4の場合、3.5mmミニプラグはコントローラーに接続するため、ゲーム機本体からある程度離れていても問題なくゲーミングヘッドセットを使用できます。しかしUSBはゲーム機本体に接続するため、ゲーム機本体から離れてプレイする際は、ケーブルの長さに気を付けなければなりません。Nintendo Switchの場合も、3.5mmミニプラグは本体に接続しますが、USBはドックに接続するため同様の注意が必要です。中には変換機が付属しており、USBおよび3.5mmミニプラグどちらでも使用できる製品もあります。

続いてワイヤレス。PS4、PS5、Nintendo SwitchはBluetoothオーディオに対応していないため、USBレシーバーが付属している製品を選ぶのが無難です。ワイヤレスのゲーミングヘッドセットはハイエンドモデルが多く、中にはケーブルが付属しており有線でも使用できる製品もあります。近年ではかなり改善されてきましたが、音の遅延を懸念してワイヤレスではなく有線を好んで使うというプレイヤーもいます。

ゲーミングヘッドセットがゲームへの没入感を高めてくれます

現在は多種多様なゲーミングヘッドセットが販売されているため、製品によって異なる機能もよくチェックしておきたいところ。

ゲーミングヘッドセットの機能として最もプレイヤーに重視されるのは、サラウンド機能の有無ではないでしょうか。サラウンド機能はいわゆる立体音響のことで、ゲームの臨場感を高めてくれるだけでなく、音の位置をより正確に把握できる仕組みです。特に音の位置情報が重要なFPSでは、最重要機能ともいえるでしょう。

中でも「7.1chバーチャルサラウンド」を搭載したゲーミングヘッドセットはゲーマーからの人気が高く、ゲーミングヘッドセットを選ぶ重要なポイントになります。7.1chとは7つのスピーカーとサブウーファーをホームシアターのように前後左右に並べた構成。5.1chと比べるとより臨場感があり、前後の音が聞き取りやすいのが特徴です。実際のゲーミングヘッドセットでは同じ数のスピーカーを搭載するのは難しいため、システムで7.1chを再現している製品が大半。そのため7.1ch“バーチャル”サラウンドと呼ばれています。

音を入出力するデバイスなので音質にもこだわりたいところですが、実際に使用してみないことには分かりません。ゲーミングヘッドセットを実際に装着ができる店舗で試したいところです。筆者は実店舗で試装着の際に、DeToNator所属SHAKAさんがYouTubeに投稿した動画「【攻略】足音3D確認用【AVA】」をスマートフォンで再生し、音の聞こえ方に違和感がないかを確かめるようにしています。

▲「【攻略】足音3D確認用【AVA】」は音の聞こえ方を確かめるのに役立ちます

マイク単体を所有していない人はゲーミングヘッドセットのマイクを使うことになるので、マイクの音質もチェックしておきたいところ。しかし実際に使用してみないと分からないので、少なくとも「ノイズキャンセリング」が搭載されているかを確認しましょう。ノイズキャンセリングは雑音をカットしてくれる機能で、他のプレイヤーに不快感を与えるのを防いでくれます。ゲームだけでなく、テレワークにおいても求められるであろう機能です。

ここまでゲーミングヘッドセットの機能面に注目してきましたが、装着感やデザインにも注目したいところ。特に装着感は、長時間のゲームプレイを快適にするためにも重要なポイントです。

ゲーミングヘッドセット含むヘッドフォンでは、よく「開放型」と「密閉型」の2種類に分けられています。「開放型は装着感が軽くて疲れにくいが周囲の音も聞こえる」「密閉型は遮音性が高く没入感を高めてくれるものの蒸れやすく疲れやすい」と覚えておくといいでしょう。どちらも製品によって装着感は異なるので、可能であれば店舗で実際に装着してみることをおすすめします。

また、ゲーミングヘッドセット本体の重量も重要なポイントです。もちろん人によって首への負荷は異なりますが、本体重量が重ければ重いほど長時間のゲームプレイに影響を及ぼすと考えてよいでしょう。ゲーミングヘッドセットは本体重量300グラム前後の製品が多いので、300グラムを基準に比較してみるといいかもしれませんね。

デザインに関しては、その人の好みです。ゲーミングデバイスらしく「7色に光るゲーミングヘッドセットが欲しい」という人であればRGBを搭載した製品、ゲームだけでなく音楽を聴いたり、ビジネスでテレワークにも使いたいという人であればシンプルで持ち運びしやすいデザインの製品を選ぶとよいでしょう。

続いて、予算別にゲーミングヘッドセットに搭載されている機能や特徴を紹介していきます。同じ価格帯でも製品ごとに機能は異なりますが、大まかな判断基準にしてもらえれば幸いです。

エントリーモデル。USBもしくは3.5mmミニプラグどちらかのみ対応している製品が多いです。本体重量が軽く初めてのゲーミングヘッドセットとしておすすめ。サラウンド機能が搭載されている製品は少なく、マイクの音質もそれほどでもありません。

ロジクール G331  公式サイト

HyperX Cloud Stinger Core 公式サイト

Razer Kraken 公式サイト

競技シーンのプロも使用する上位モデル。多くの製品がサラウンド機能に対応しており、出力音を調整できるイコライザーや、マイクにノイズキャンセリングが搭載されている製品も。競技性の高いゲームをプレイするのであれば、1台は持っておきたいですね。

ロジクール G PRO X 公式サイト

SteelSeries Arctis 5 公式サイト

Razer BlackShark V2 公式サイト

フラッグシップモデル。この価格帯からワイヤレスゲーミングヘッドセットが増えてきます。サラウンド機能が搭載されていることはもちろん、マイクの音質も申し分なし。側圧調整やヘッドトラッキングなど、最新テクノロジーを搭載した製品が多く見られます。

ロジクール G PRO X WIRELESS 公式サイト

EPOS GSP 600 公式サイト

HyperX Orbit 公式サイト

ゲーミングヘッドセットはどこで買ったらいい?

最後にゲーミングヘッドセットの購入方法について触れておきます。どのゲーミングデバイスにも該当することですが、店舗もしくはネット(通信販売)どちらで購入するか悩む人も多いでしょう。

店舗によっては実物に触れたり試装着をすることができるので、装着感や音質を確かめることが可能です。移動にかかる時間や費用こそ必要となりますが、持ち帰ってすぐに使用できるのも魅力。ネットでは装着感や音を試すことはできませんが、膨大な商品の中から製品を選ぶことや実店舗まで足を運ぶ必要がないといったメリットがあります。

どちらも一長一短なので、装着感を重視する人であれば実店舗で試装着してから購入、機能などスペックにこだわりがある人はネットで購入するのがよいかもしれませんね。