こんにちは。ライアットゲームズ公認の広報大使「ライアットガーディアンズ」のDiscentra(ディセントラ)です。「VALORANT」はサービス開始当初からプレイしていて、普段は解説・分析記事を書いています。

「VALORANTってゲームを最近よく聞くけど、配信や大会を見ていても盛り上がっているプレーが分からない」という方も多いと思います。

そこで今回はVALORANTのことを何も知らない方でも盛り上がりポイントをおさえられるよう、超簡単なルール説明を交えつつ紹介します!

チームを救う大逆転「クラッチ」

VALORANTは5vs5のチーム戦で、お互いが戦ってラウンドを取っていくFPS。互いのチームのプレイヤーが戦っていくとチームメイトがやられてしまい、1人だけ残されるシーンが出てきます。

この状態で、残された1人が相手のプレイヤーを全員倒してラウンドに勝利することを「クラッチ」と言います。

大会では残りの人数が青枠の位置に表示される

ラウンドを落とすとクレジットを稼げず、次のラウンドで武器や装備を十分に買えなくなり不利が続きやすくなります。

加えて、VALORANTは同時に複数人を倒すことがかなり難しく、トップチームにもなると確実に相手を倒せるよう、ダブルピーク(二人同時に顔を出す)を行い人数有利を作りながら接敵するような立ち回りを徹底しています。だからこそ人数差を覆すクラッチはチームを救い、活気づけるプレーになります。

まずはクラッチのシーンを実際に見てみて、VALORANTの熱気に触れてみてください。これは国際大会に繋がる国内大会の決勝でZETA DIVISION(当時はAbsolute JUPITER)所属のReita選手が1vs3の状況でチームを救ったクラッチプレイです。

VCT Stage 2 - Playoffs Day 4(6:17:51~)

クラッチで大事なのは「1人ずつ勝負する」こと。人数差があっても駆け引きすることで、実質的に1vs1の状況を作り出せれば勝つチャンスが生まれます。

クラッチが起きそうな状況になったら、どのような駆け引きをしてその逆境を跳ね返そうとしているのかに注目するとより楽しめるでしょう。

VALORANTの面白さが詰まっている「ラッシュ」

VALORANTでは2チームがアタッカーとディフェンダーに分かれて戦います。アタッカーサイドはサイトと呼ばれる特定のエリアにスパイク(爆弾)を設置し、爆発させるとラウンド勝利。ディフェンダーサイドはそれを阻止するとラウンド勝利となります。

つまり、どちらのチームにとってもサイト内での銃撃戦が重要な意味を持っているのです。アタッカーが取り切るのか、ディフェンダーがそれを防ぐのかが両チームのラウンドの勝利に繋がります。

そんな大事なサイト内にアタッカーが人数をかけて勢いよく攻めることを「ラッシュ」と言います。

VALORANTというゲームの醍醐味は各エージェントが持っている特殊なスキル「アビリティ」を組み合わせた銃撃戦です。ラッシュでは両チームが存分にアビリティを使って戦うことが多いので、VALORANTにおける銃撃戦の面白さが全て詰まっていると言っても過言ではありません。

先ほどと同じ試合でCrazy Raccoon所属のZepher選手がラッシュの際に見せたスーパープレーを見てみましょう。

VCT Stage 2 - Playoffs Day 4(6:59:54~)

このように、ラッシュから始まる戦闘を制すとラウンドで大きな有利になるので、お互いがアビリティを大量に使った銃撃戦を繰り広げます。

逆にラッシュを止めるディフェンダーサイドでもスーパープレーが出ることがあります。それがこちら。

VCT Stage 2 - Playoffs Day 4(5:45:16~)

先ほども登場したReita選手のプレーなんですが、負けたら試合に敗北する厳しい状況ながらも相手を止めたスーパープレーです。

また、画面に映っていないプレイヤーのサポートも楽しむポイントの一つです。画面には先頭を走るプレイヤーが映されることが多いですが、ラッシュに限らずどんなプレイもサポートの力を無くしては成功しません。プレイや観戦に慣れてきたら、どういうサポートをしているのかも注目してみるとより「連携プレイのすごさ」を楽しめるでしょう。

ちなみにラッシュが起こるタイミングについてですが、画面左上に映っているマップを見て、アタッカーサイドのチームが一箇所に集まり始めたらラッシュすると思っていればおおよそ大丈夫です。実況・解説の方が触れてくれることもあるので、「ラッシュ」という言葉を聞き逃さないようにしましょう。

アタッカーサイドが同じ場所に5人集まっているマップは両チームの動きが分かるので、ここに注目して見るのも面白いポイントの一つ

滅多に起こらないからこそ盛り上がる「エース」

1人で5人全員を倒してしまう、つまり相手を全滅させることを「エース」と言います。説明を聞いただけで想像がつくかもしれませんが、滅多に起こりません。大会などハイレベルなチーム同士がしのぎを削る場でエースが飛び出ると、当然盛り上がります。

またまた同じ組み合わせでの試合ですが、今度は別マップで行われたものを紹介しましょう。Crazy Raccoon所属のneth選手がZETA DIVISION相手に見せたエースです。

VCT Stage 2 - Playoffs Day 4(3:40:35~)

「絶対王者」と言われるZETA DIVISION相手にエースを獲得したのも凄いんですが、しかもこのプレイは3vs5という人数的に厳しい状況から生まれました。訳が分かりません。

クラッチでもそうですが、一度に複数人を倒すというのはかなり難しいゲームです。上手く立ち回って、1人ずつ勝負することが求められます。それに上手く1vs1に持ち込めても相手に撃ち勝てなければいけませんし、撃ち合いが長引いて体力を削られると、全員を倒すことがさらに難しくなります。

エースに必要なのは立ち回りと撃ち合いの強さで、エースができる選手はそれらの技術がトップクラスと言えるでしょう。エースに関してはいつ起きるのか誰にも分かりません。選手が3人目、4人目と倒していった時にワクワクしながら期待しましょう。

慣れてきたら細かいところにも目を向けてみよう

今回は観戦中に盛り上がるポイントを紹介しました。こうした点に慣れてきたら、プロのアビリティの使い方などの細かい所にも注目してみるのもオススメです。観戦が更に楽しめるようになるだけではなく、普段自分がプレイする時にも真似したりなどして楽しめるようになると思います。

世界大会に繋がる最後の国内予選が既に始まりました。今日の記事で紹介したポイントをおさえて楽しみましょう!

これからもVALORANTを楽しむコツやポイント、盛り上がった試合の解説などを発信できたらなと思います。

【著者紹介】Discentra

ディセントラ 小学生の頃からPCでFPSやTPSをしていた。2019年にはLogicool G CUPという「フォートナイト」のオフライン大会で優勝。その後プロ選手としての活動経験も積む。現在はVALORANTの解説記事・配信をしている。
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note:ヴァロラント解説
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