こんにちは! REJECT所属のHAMSTER(@Cs_hamstar)です。

「CoDモバイル」で好成績を収めるためには、「マップ」に対する理解と日々の練習が本当に大事です。「撃ち合いの強さで何とかなるんじゃない?」「FPSは結局はセンスでしょ?」と思われるかもしれません。しかし撃ち合いが強いだけでは勝てませんし、たとえセンスがあったとしても練習なしでは勝てる試合も勝てなくなります。

そして地道に練習を重ねられれば、センスに長けたプレイヤーを努力で上回ることだって可能です。

そこで今回は、勝つ上で大切な「マップの地形を踏まえた武器選び」「マップ理解を深めるためのトレーニング方法」「撃ち合いで負けないためのエイム方法」の3点について解説していきます。

マップの構造や撃ち合いが起こりやすい距離が分かれば、自然と選ぶべき武器も限られてくる。そのためには、マップを覚える練習方法も重要です。そして適切なエイム方法をマスターできれば、相手に撃ち勝ってチーム全体を有利へ導ける。試合で勝利するためのも、この3点は本当に大事なんです。

僕の体験談も交えつつお話するので、興味のある方はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!

マップの地形で考える武器選び

前回のコラムでは強武器をいくつか紹介しましたが、「CoDモバイル」で武器を選ぶ際、皆さんはどのステータスを重視していますか?発射レート、ダメージ量、装弾数、射程距離……色々と上がりそうですが、「マップの地形」も忘れてはいけません。と言うのも、マップが広いか狭いか、遮蔽物が多いか少ないか……などの要素で、選ぶべき武器も様変わりするからです。

マップと武器の相性をどのように考えるのか、狭いマップ/広いマップを例に見ていきましょう。

SUMMIT→近距離特化のSMG

まずは近距離戦に特化した狭いマップ「SUMMIT」を例にご説明します。

SUMMITの主戦場は積雪に見舞われた屋外……ではなく、マップ中央にドンと構えた建築物。内部は下階と上階に分かれており、中央の部屋を取り囲むように細い通路も走っています。

試合ではゲームモードを問わずスポーンした両チームのプレイヤーが中央へ突撃し、狭い屋内で銃撃戦を始めることが多め。ゆえに、プレイヤー同士の距離感が近くなりがちです。こんな時は中~遠距離で真価を発揮するアサルトライフル(AR)やスナイパーライフル(SR)を使うのではなく、近距離戦で有利を取れるサブマシンガン(SMG)を使うのがオススメです。

とりわけSMGの中でも、より近距離に特化した「QXR」あたりが「マップに合った武器」と言えるわけです。

SUMMITでの戦闘シーン。屋内は近距離戦にもつれ込むことが多く、SMGの高火力が勝利をもたらしてくれる

HIGHRISE→全距離対応のAR

続いては広いマップかつ、地形が複雑なパターンを想定してみます。例に挙げるのは「HIGHRISE」。

こちらはSUMMITとは違い、様々なシチュエーションで戦闘が発生します。建築物の上からマップ中央を撃ち抜かれる、逆に屋外から屋内へ射線を通される、建築現場やトンネルで敵とばったり衝突する……などなど、交戦場所が幾つかに分かれるのが特徴です。

こういった場合は、おおむね全距離に対応できるARをチョイス。もしくはSMGに各種アタッチメントを取り付け、射程距離を伸ばした「中距離向け仕様」で戦うのもアリでしょう。

HIGHRISEでの戦闘シーン。戦場となる場所がいくつかあるだけでなく、あらゆる場所から射線が通る複雑なマップ

分かりやすい例としてSUMMITとHIGHRISEを選出しましたが、大事なのは「マップの地形を理解する」こと。何となくでも良いのでマップの形状や交戦距離(敵と撃ち合う際の距離)を頭に入れておくだけでも、意識しない状態と比べて勝率がかなり上がると思います。

プライベートマッチで各マップの重要ポジションを知る

マップの地形をだいたい把握できたら、次はもう少し細かくマップを研究してみましょう。

やり方は簡単。「プライベートマッチ(プラベ)」を開き、研究したいマップを選んで自由に散策するだけです。もし人数が足りなくてプラベを開けないなら、「PRACTICE VS. AI(AI戦)」でも良いでしょう。AI戦は自由にマップを選べませんが、「マップ研究の方法」を理解するために試すだけでも価値は十二分にあります。

建築物の出入り口や通路の曲がり角を細かくチェック。実戦を想定して歩くのがマップ研究のコツ

マップ研究の目的は、ずばり「重要ポジションの把握」です。エイム精度や勝ち負けはひとまず忘れて、下記の項目を参考に色んなマップを心ゆくまで調べ上げてみてください。

  • 強ポジション(撃ち合いで有利を保てる場所)
  • プレイヤーのリスポーン位置
  • 射線が通りやすい場所
  • 銃弾が貫通するオブジェクトの場所

「CoDモバイル」は純粋な撃ち合い以前に、マップ内でのポジショニングが非常に重要なゲームです。ランクマッチなどの実戦でモタつかないためにも、事前にマップ内の動き方を練習しておくべきなんです。

マップ研究の後はランクマッチに潜って研究の成果をチェックしてみましょう。地味な作業ですが、こうした積み重ねが必ず皆さんの糧になります。

エイム力だけで勝ち続けるのは至難の業。各マップの重要ポジションを知ることは、自分だけでなくチームメイトを助けることにも繋がる

エイムは「ヘッドライン」を意識する

最後にご紹介するのは、銃撃戦を制するためのエイム方法です。闇雲に目の前の敵へ照準を合わせるだけだと、エイムはいつまでたっても安定しません。

大事なのは「ヘッドライン(敵の頭がある高さのこと)」。瞬間的に大ダメージを与えるためには接敵時に相手プレイヤーの頭部へ素早く狙いを合わせたいですよね。だから、あらかじめ地面と水平方向よりやや高めに照準を置くように意識します。

接敵時は頭部へ初弾を叩き込みつつ、そのままエイムを下ろして胴体に撃ち続けます。こうすることで、初弾から胴体を狙うよりも圧倒的に早く敵を倒せるようになるでしょう。

銃撃戦は敵と出会う前から始まっている。ヘッドラインに照準を合わせ、敵よりもダメージ量を稼いで押し切ること

これはFPS全般に言えるのですが、「視点移動の大切さ」をぜひ皆さんに覚えてもらいたいです。

移動中も敵のエントリー場所(出てきそうな場所)に照準を置くのは、小技のように見えてすごく重要なテクニックなんです。ここを疎かにしているプレイヤーはなかなか上達しません。

ヘッドラインを意識しながら敵のエントリー場所に照準を合わせてクリアリングする。これだけでもエイム力は自然と身についていきます。

まとめ

今回は「マップの地形を踏まえた武器選び」「マップ理解を深めるためのトレーニング方法」「撃ち合いで負けないためのエイム方法」について解説しました。全てを最初から実践するのは難しい、まずは自分に出来そうな部分からひとつずつ意識してもらえればと思います。

ちなみに僕たちREJECTのメンバーは、最低でも毎日5~6時間くらいは「CoDモバイル」のために時間を割いています。チーム全体でのスクリム(練習試合)が2~3時間、スクリム後の全体ミーティングが1時間、そして個人練習(ランクマッチ)を2時間……メンバーそれぞれが「勝利」を求めて長い時間を鍛錬につぎ込んでいます。

極論を言えば、FPSの強さは「どれだけ多くの銃弾を敵に叩き込めるか」に尽きます。その感覚を徹底的に身体へ覚えさせるためには、とにかく練習を怠らないことが必要でです。効率よく練習するためにも今回紹介したポイントを意識するようにしましょう!

最後になりますが、いつも応援してくれるファンの方々がいてくれるからこそ、僕たちは試合で諦めずに最後まで頑張れます。今後も引き続き、REJECTへ声援を送ってくださると嬉しいです!

(語り手 HAMSTER/構成 龍田優貴)

【語り手紹介】HAMSTER

はむすたー プロeスポーツチーム「REJECT」の「CoDモバイル」部門結成当初から所属。 初代日本代表として公式世界大会に出場し、 日本最大の大会であるPLEADESではSeason2、3で二連覇を達成。 他にも日本国内で行われた数々の大会で優勝を経験している。彼のスナイプ技術に肩を並べられるものは誰もおらず、 「日本No.1スナイパー」の名をほしいままにしている。 好きな動物は「あざらし」で、将来飼いたいと思っている。
Twitter:@Cs_hamstar
YouTube:RC Cs7hamster [はむすたーくん]
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