【CoDモバイル】トッププロが考える「最強武器」 カスタム例まで徹底紹介
2021/07/24
(最終更新:2022/06/20 )
龍田優貴
モバイルシューティングゲーム「Call of Duty: Mobile(以下、CoDモバイル)」には、特徴の異なる様々な武器が登場します。今回は「CoDモバイル」初の公式大会で日本地区一位の座を勝ち取り、世界大会に出場した経験もあるプロチーム「REJECT」のHAMSTER選手が、主要な武器カテゴリーの「強武器」と「おすすめのカスタム設定」について解説します。(マップを意識した武器の選び方や練習方法を語った記事はこちら )
こんにちは! REJECT所属のHAMSTER(@Cs_hamstar )です。
「CoDモバイル」で扱える武器は多岐にわたるので、全てを紹介できるわけではないのですが……今回は「アサルトライフル(AR)」、「サブマシンガン(SMG)」、「ライトマシンガン(SR)」、「スナイパーライフル(SR)」の中から、僕自身が「強い!」と感じた武器をセレクトして紹介します。
この記事がお気に入り武器を見つけるきっかけになれば嬉しいです!
「強武器」を構成する3つの要素
強武器について解説する前に、そもそも「強武器とは?」という根本的なお話しをさせてください。読んで字のごとく「強い武器」なわけですが、武器を選ぶ上で絶対に見るべきステータスは下記の3つです。
連射速度の速さ
ダメージ量の高さ
機動性(エイム中の移動スピード)
2021年7月時点では、SMGのPP19 Bizonが「絶対的な強武器」としてゲームモードを問わず猛威を奮っている
発射レートが高いと、ワントリガーでより多くの銃弾を素早く相手に叩き込めます。また銃弾一発あたりのダメージ量が大きいと、少ない弾数で相手を倒すことができます。そしてエイム中の移動スピードが速ければ立ち回りの幅が広がるだけでなく、遮蔽物からの飛び出し撃ちの成功率も飛躍的に高まります。
「手っ取り早く強い武器を知りたい!」という場合は、各武器のカスタム画面を開いた上で「連射速度」「ダメージ」「機動性」の数値を確認するとよいでしょう。
強武器の定義をザッとお話したところで、ここからはAR・SMG・LMG・SRの強武器&HAMSTER流のカスタムクラスをご紹介します。
アサルトライフル編:AS VAL
「AS VAL」はデフォルトでサプレッサーを装備している変わり種のアサルトライフルです。主な強みは連射速度の高さで、アタッチメントを何もつけていない状態でも「80」をマークしています。「CoDモバイル」プレイヤーが一度は使うであろう初期武器「M4」の連射速度がアタッチメント無しで「68」なので、AS VALの発射レートがいかに優秀か想像しやすいと思います。
加えてダメージ量も「43」と申し分なく、近距離なら5発以内でキル可能なポテンシャルを秘めています。さらにサプレッサーがついているため、射撃しても敵のミニマップに赤点が表示されません。
ただしリコイル制御がやや難しく、装弾数もアタッチメント無しだと20発と少なめ。運用時はこの欠点を補うか、長所を伸ばすようにカスタムすると強さをより引き出せるでしょう。
AS VALのカスタム設定
僕が普段使っているAS VALのカスタム設定は以下の通りです。
バレル:MIPクイックレスポンスバレル
PERK:ロングショット
レーザー:OWCレーザー・タクティカル
弾薬:大容量マガジンB
リアグリップ:粒状グリップテープ
発射レートとダメージ量は元から優秀なので手を加えず、命中率・射程距離・機動性を強化。操作性こそ低下していますが、近~遠距離まで戦えるオールラウンダーとして運用しています。
サブマシンガン編:PP19 Bizon
そして、今回のコラムを書いている時点で「CoDモバイル」において無類の強さを誇っているのが「PP19 Bizon」です。特筆すべきはSMGなのにLMG並の装弾数の多さ。デフォルトで「64発」もの銃弾を撃ち出せるので、近距離戦において圧倒的な火力を発揮します。
弾数が多いためエイムが多少外れても強引に押し通せるだけでなく、継戦能力も非常に高い。ダメージ量も多く、近~中距離の撃ち合いにで幅広く対応できます。欠点らしい欠点もなく、その強さからランクマッチの他、大会やスクリム(練習試合)などの競技シーンでも頻繁に見かけます。
大会によっては「1チームにつきBizonは1人まで」というルールもあるくらい強すぎて、ほとんど制限武器に近い扱われ方をしているのも特徴的ですね。
■210618_003_前編
PP19 Bizonのカスタム設定
普段使っているBizonのカスタム設定は以下の通りです。
マズル:モノリシックサプレッサー
バレル:MIP拡張ライトバレル
ストック:OWCスケルトンストック
レーザー:OWCレーザー・タクティカル
弾薬:大口径弾薬A
PERKは使わず、アタッチメントを最大まで装着して命中率・射程距離・機動性をパワーアップしました。リコイル制御もそこまで難しくないので、広いマップでなければ近~遠距離まで十分に渡り合えるはず。
エイムの安定性を求める場合は、「大口径弾薬A」を「粒状グリップテープ」に差し替えるのもアリです。
ライトマシンガン編:Chopper
Bizonが本当に強くて使用率も高いためか、国内でLMGを使っているプレイヤーはそこまで多くないと思われます。しかし決して「弱いから使われない」わけではありません。しっかりと運用方法を学べば真価を発揮する武器もあるんです。
今回取り上げる「Chopper」は海外プレイヤーの間で人気のLMG。装弾数が「100」発と圧倒的に多く、手数の多さで攻めたい時にピッタリです。腰撃ち専用武器だからと侮ってはいけません。Chopperは近~中距離の集弾率が高く、2~3人程度の連戦なら問題なくこなせます。
多少アバウトなエイムでもキルに繋げられるので、初心者にもオススメしたい武器です。
DL Q33のカスタム設定
普段使っているChopperのカスタム設定は以下の通りです。
マズル:モノリシックサプレッサー
バレル:歩兵用チョッパー
PERK:FMJ
レーザー:MIPレーザー5mW
アンダーバレル:ヘビーバンドル
機動性を犠牲にしつつ、命中率・射程距離・操作を強化。腰撃専用ではありますが、このLMG意外と腰撃ちでも離れた敵をガンガン倒せるんです。
とはいえ、武器を持った状態の移動スピードは遅くなってしまうので、アグレッシブに立ち回りたい方は他の武器が合っているかもしれません。
スナイパーライフル編:DL Q33
SRも様々な種類があるものの、あえて派閥を挙げるなら「DL Q33」派と「Locus」派に二分できます。
僕自身はDL Q33を使うケースが多いです。腹より上に命中すればワンショットキルを狙えるほか、リコイルのクセも少なく命中させやすいSRです。キルのしやすさと引き換えに取り回しの悪さがやや目立つので、「特定のポジションで構えて敵を狙い撃ちたい!」という場合で最も強さを発揮します。
とは言うものの、DL Q33とLocusはプレイヤーの戦い方や好みで使い分けても全く問題ないです。実際のところ、自分の周り(競技シーン)ではDL Q33の使用率が高く、鮮やかなキルモンタージュを狙いたいSRプレイヤーは取り回しに優れいているLocusを好んで使う傾向にあります。
Chopperのカスタム設定
普段使っているDL Q33のカスタム設定は以下の通りです。
バレル:MIPライト
PERK:FMJ
レーザー:OWCレーザー・タクティカル
弾薬:拡張マガジンA
ストック:YKMコンバットストック
取り回しの悪さを少しでもカバーすべく、機動性をアタッチメントで底上げ。また、拡張マガジンで装弾数も少しかさ増ししています。SRは他の武器カテゴリーをしのぐ高威力ゆえ「一発で仕留められるか」が非常に重要。
またアタッチメント選びだけでなく、敵を確実に倒すためのエイム方法(しっかり立ち止まった状態で射撃)も意識してください。
まとめ
以上がHAMSTERが選ぶ「CoDモバイル」の強武器とアタッチメントの紹介となります。
本作はたくさん武器が登場するので、最初のうちはどれを選べば良いか分からなくなることも多々あるはずです。
そんな時は今回取り上げた各カテゴリーの強武器を使ってみて、しっくりくるようならカスタムを自分好みに変えてみてください。もし自分のプレイスタイルと合わないなら、また別カテゴリーの強武器を試してみる……と試してもらえればと思います。その過程で強い弱いに関わらず、「コイツがたまらなく好きだ!」と言える愛銃が見つかるとなお良いですね!
自分が信頼できる武器を見つけ出し、世界中のプレイヤーをなぎ倒しましょう!
(語り手 HAMSTER/構成 龍田優貴)
REJECTのHAMSTER選手
【語り手紹介】HAMSTER
はむすたー プロeスポーツチーム「REJECT」の「CoDモバイル」部門結成当初から所属。 初代日本代表として公式世界大会に出場し、 日本最大の大会であるPLEADESではSeason2、3で二連覇を達成。 他にも日本国内で行われた数々の大会で優勝を経験している。彼のスナイプ技術に肩を並べられるものは誰もおらず、 「日本No.1スナイパー」の名をほしいままにしている。 好きな動物は「あざらし」で、将来飼いたいと思っている。 Twitter:@Cs_hamstar YouTube:RC Cs7hamster [はむすたーくん] Mildom:はむすたーくん