オンラインFPSでPCゲームデビュー

ポーズを決める川島ofレジェンドさん

――川島さんとゲームとの出会いについて教えてください。

今でも覚えているのは、小学一年生のころに父親のパソコンで遊んだ「マッピー」です。あとは元々サッカーと野球をやっていたこともあり、学生時代に「ウイニングイレブン」やスポーツゲーム全般にハマっていました。それと対戦格闘ゲーム(格ゲー)もやり込んでいましたね。

――当時から対戦ゲームをやり込んでいたんですね。

格ゲーは「ストリートファイターⅡ」に始まり、格闘技を題材にした「PRIDE」や「K-1」のゲーム版なんかも結構さわっていました。今思うと、昔から対戦ゲームは好きでしたね。

――スポーツジャンル以外で対戦ゲームにハマったことはありますか。

大学生のころにPCで遊べる無料ゲームを一通り遊んでいたんですよ。その時に出会った「スペシャルフォース」はもうガッツリやり込んでいましたね。オンライン対応のFPSなんですが、1と2の両方を経験しました。

――15年近く前からPCゲームをプレイされていたのですね。

でも周りにPCゲームを遊んでいる人が全くいなくて。唯一のプレイヤーが、僕の姉が当時付き合っていた男性。その人が偶然「スペシャルフォース」のプレイヤー、しかも自身で強豪クランを運営するぐらい強かったんです。でも一緒に遊ぶ機会は無かったので、一人でひたすらやり込んでいました。そのうちに他のプレイヤーから「一緒にプレイしないか?」とのお誘いもいただき、クランに入ったこともあります。

学生時代は1回のゲームプレイにつき、5~6時間ほど集中していたと思います。頻度で言えば1週間につき3回ぐらい。「面白いテレビ番組やってないな」と感じた時に遊ぶ……ぐらいのイメージですが、一度始めると長く遊んでいましたね。

肌で感した難しさ 「覚えるのは受験勉強」

インタビューに応じる川島ofレジェンドさん

――「LoL」を始める以前にeスポーツという言葉はご存知でしたか。

eスポーツという単語は知っていましたけど、「LoL」については本当に知りませんでした。そもそもeスポーツの定義が自分の中で曖昧だったこともあり、「じゃあ、サッカーや野球などのリアルスポーツをモチーフにしたゲームはeスポーツに入るの?」というレベルの認識だったと思います。

――企画としては、2020年2月に「元はんにゃ川島のeスポーツ芸人生活」をスタート。ゲーム内ランクの「ゴールド」到達を目標にチャレンジを開始しました。失敗すると自腹で600万円を「LoL」界隈に還元するペナルティー付きでしたが、2020年内に到達できませんでした。企画を始めたときの心境を教えてください。

正直に言うと、最初は「必ずできる!」という余裕がありましたね。PCを提供してもらえる、時間を取ってじっくり挑戦できるという好条件がありますし、自分にはPCゲームを10年以上プレイしてきた経験だってある。FPSを通してマウスとキーボードの操作もまあまあ慣れている。加えて、目標として提示されたランクがゴールド(※9段階中の4段階目)だったのも大きな要因でした。

※LoLのランクは、下からアイアン→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→ダイヤモンド→マスター→チャレンジャーと上がっていく。

【重大発表】元はんにゃ川島のeスポーツ芸人生活~芸能界No.1になるまで芸名はく奪~

「一番上を目指すのは難しいけど、ゴールドなら行けるんじゃない? 1年もかからないはず」と高をくくっていたんです。もっと言えば、長期間、数百時間を超える規模で一つのタイトルと向き合う経験がほぼ無く、「たっぷり時間を取って練習できるなら問題ないだろう」と見積もっていました。

そして実際に始めると……。意味が分からなくなりましたね。MOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)というジャンルを知らなかったし、いまだに「MOBAを説明しろ」と言われても、「5対5のチーム戦」ぐらいしか言えないです。ランクもブロンズから上がっていません。

――具体的に難しいと感じたポイントはありますか?

とにかく覚えることが多い。これに尽きます。使用できるチャンピオンが150体以上いて、それぞれにスキル(通常スキル、パッシブスキル)が5個ずつついている。単純に計算すると、スキルの数だけでも約750個ですよね。しかも、2週間ごとにパッチが適用されてゲームシステムや数値データがどんどん変わっていく。そういった対戦ゲームを遊んだことがなかったので驚きました。「これを全部覚えるのは受験勉強みたいだぞ」と。

進化し続けるゲーム 完璧な正解のない難しさ

LoLの魅力を語る川島ofレジェンドさん

――1年以上プレイしてきて感じた「LoL」の魅力を教えてください。

「LoL」はこうやってしゃべっている間も「進化し続けているゲーム」だと思います。今まで僕がやって来たゲームの多くはお金を払って遊ぶタイトルだったし、「スペシャルフォース」もそこまで頻繁に大規模パッチが適用されることもなかった。でも「LoL」はそうじゃなくて、パッチが来るたびにチャンピオンの優劣や戦術のトレンドが毎回変わります。そのたびに、世界中のプレイヤーが「このやり方が強いんじゃない?」って試行錯誤を重ねる。だから完璧な正解も無い。この目まぐるしさが難しいですよね。

ゲームプレイを教えてくれる方も、「150体以上もチャンピオンが使えて、それぞれスキルと装備するアイテムも違う。覚える量が多すぎて教える側も難しい」と言っていました。僕も一気に言われると頭がパンクしちゃったり、色々と訳が分からなくなることもあったり。でも、結果的に難しいからこそ、自由度が広くて面白いんでしょうね。パッチをうけて恐ろしく強キャラへ化けるチャンピオンもいますし、開発側も想定していないような変化が見られるのも「LoL」の魅力だと思います。

――次は何をめざしますか?

チャレンジ自体は失敗しましたけど、プライベートでゴールド到達をめざしています。Youtubeチャンネルへの動画投稿に加え、2021年7月からは「LoL」のプレイ模様をTwitchで生配信しています。

ここまできたら「LoL」をとことんやってみたいですね。純粋に悔しいので。一時期は日本サーバーで一番下手になり、ランクも最下位まで沈み込んでいたんです。ここからどこまで上がれるか。とりあえず「芸能人最強」を目指したいし、「ここまでやっている人っていないよね」と言われたい。もし機会があれば、その様子をドキュメンタリー風に取材していただければと(笑)。

川島ofレジェンド

本名・川島章良(かわしま・あきよし) 東京都出身。吉本興業所属。2005年4月、金田哲さんとはんにゃを結成。離乳食インストラクター1級、幼児食インストラクター、だしソムリエ1級、食育アドバイザー、おひるねアート講師、ベビーサインパパアドバイザー講師、お弁当学マスター認定講師、入浴アドバイザー、ダイエット検定2級、和ハーブ検定、こども成育インストラクターなど多数の資格を持つ。
ツイッター:@IPPOKAWASHIMA
インスタグラム:@hannyakawashima
ブログ:はんにゃ川島章良オフィシャルブログ
YouTube:元はんにゃ川島のeスポーツ芸人生活
Twitch:kawashima_of_legend