DetonatioN Gamingが「コミュファDetonatioN」でストVリーグ参戦へ 名古屋から世界を ctcとスポンサー契約

プロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」をする株式会社Sun-Gence(東京)と中部テレコミュニケーション株式会社(ctc、名古屋市)は24日、スポンサー契約を結んだことを発表しました。今後、「DetonatioN Gaming」のストリートファイターチームが「コミュファDetonatioN」として活動します。名古屋を拠点に「世界をめざす」と目標を掲げています。
格闘ゲーム「ストリートファイターV チャンピオンエディション」のリーグ制大会「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021」が今年秋に開かれます。この大会には、DetonatioN Gamingの格闘ゲーム部門の板橋ザンギエフ選手、ナウマン選手、竹内ジョン選手と、「Burning Core」格闘・アクションゲーム部門の立川選手の計4人で構成するチームの参加が発表されていました。このチームが「コミュファDetonatioN」として参戦。この他の大会にも積極的に参加していきます。
ctcは中部5県で超高速インターネットサービス「コミュファ光」を提供しています。また、2019年11月に中部地域初の常設eスポーツ施設となる「コミュファ eSports Stadium NAGOYA」を名古屋市にオープンし、中部地域のeスポーツの発展に力を入れています。
オンライン会見で、ctcの宮倉康彰社長は「DetonatioN Gamingという強力なパートナーを得て、この地域のeスポーツの偏差値が上がっていくのではないか。中部圏のeスポーツを盛り上げるだけでなく、地域の活性につながってほしい」と語りました。
また、Sun-Gence代表取締役の梅崎伸幸氏は「DetonatioN Gamingには、愛知や名古屋出身のプレーヤーが複数いる」と中部地域と縁があることを説明。2026年のアジア競技大会が愛知・名古屋大会として開かれることを見据え、「ctcの企業理念などに深く共感し、この会社となら世界をめざせると考えた。2026年に向かって、名古屋から世界に羽ばたく人材を輩出していきたい」と語りました。
この日の発表には4選手が参加。デモンストレーションとしてストVでの対戦を披露しました。ナウマン選手は「親が愛知県出身なので、子どもの頃から名古屋に足を運ぶ機会は多かった。チームの一員になれたことを嬉しく思っている」と名古屋とのつながりを紹介。板橋ザンギエフ選手は「とてもいいチームが組めた。名古屋に地域貢献する思いを念頭に置いて、チーム一丸となって戦いたい」と話しました。
また、竹内ジョン選手は「このチームを勝たせたいという気持ちが沸いてきている。優勝に向かっていきたい」。立川選手は「普段はこのメンバーと敵として当たることも多いが、心強い3人がいて、安心感がある。間違いなく世界を取れると思う」と力強く話しました。
ctcでは、選手を招いた交流イベントを7月30日に「コミュファ eSports Stadium NAGOYA」で開くことを予定しています。
取材に応じるナウマン選手
DetonatioN Gaming ナウマン選手
格ゲー界の今後について語るナウマン選手
EVO Japan 2020の優勝で知られるナウマン選手
ストVリーグについて語るナウマン選手
DetonatioN Gaming ナウマン選手
笑顔で取材に応じるナウマン選手
インタビューで語るナウマン選手
取材で答えるナウマン選手
DetonatioN Gaming ナウマン選手
「ストVリーグで優勝したい」と話すナウマン選手
ナウマン選手は若いプレーヤーが増えることに期待している
格ゲー界の今後を背負うナウマン選手
EVO Japan 20201優勝でナウマン選手は脚光を浴びた