ペガサスシティでパラスポーツに挑戦

17日、制作を手がけた「JP GAMES」(東京)が発表しました。パラスポーツのさらなる活性化と認知度を高めるために制作され、収益の一部はパラスポーツ発展のために寄付されます。

ゲームの舞台は、仮想都市「ペガサスシティ」。ユーザーはスマホで撮影した自身の画像から、アバターを生成。アバターはシティを自由に動き回ったり、ボッチャや陸上、車いすバスケットボールなどの競技に参加したりしながら、ほかのユーザーと交流できます。無料でダウンロードでき、プレイは基本無料(一部課金あり)です。

アバターを操作し、実在の選手たちと街に集まって交流することも可能だ (C) JP GAMES

日本を代表するキャラクター「ドラえもん」がペガサスシティの市長代理を務め、ユーザーをガイドします。ひみつ道具も登場する予定です。市長は、IPCのアンドリュー・パーソンズ会長が務めます。

実在のパラ選手と交流できるのも、このゲームの魅力です。ボッチャの広瀬隆喜選手や車いすテニスの田中愛美選手、車いすバスケのパトリック・アンダーソン選手ら9選手がキャラクターとなって登場します。広瀬選手は「パラリンピック競技がゲームになることは世界中の人にボッチャを知ってもらえる良い機会ですのでとてもうれしい」と言います。

ボッチャの広瀬隆喜選手らゲームには実在の選手もキャラクターとなって登場する (C) JP GAMES

オンラインで世界中のユーザーと交流

ゲームは当初、昨春に発売予定でしたが、東京大会が延期となったことで、先延ばしを余儀なくされました。そんな中、コロナ禍だからこそ世界中のユーザー同士が交流できるようにと、オンライン機能を実装して再開発されました。

「ザ・ペガサス・ドリーム・ツアー」コンセプト動画

制作した「JP GAMES」は2019年2月にスタートしたゲーム開発スタジオ。元スクウェア・エニックスで「ファイナルファンタジー15」のディレクターを務めたゲームクリエイター田畑端さんが代表を務めます。

田端さんは「世界的なパンデミックと東京2020大会の延期を受けて、アバターRPGに形を変えました。延期後に開催されるパラリンピックは、分断を乗り越えて心が集う大会になると考えたからです。東京2020大会がどのような形になるにせよ、ペガサスシティにあふれるポジティブなエネルギーを、多くの方に受け取ってもらいたいです」とコメントしました。

「The Pegasus Dream Tour」の概要

ゲームタイトル:The Pegasus Dream Tour
ジャンル:アバターRPG(英語:Massive Avatar RPG)
配信予定日:2021年6月24日
配信地域:全世界
プラットフォーム:iOS, Android
対応言語:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語
価格:基本プレイ無料(一部課金あり)
公式サイト:https://pegasus-dream.com/
公式Twitter:@PegasusCity2021

登場するパラスポーツ選手

  • 廣瀬隆喜選手(ボッチャ)
  • 田中愛美選手(車いすテニス)
  • 小林幸平選手(バドミントン)
  • 小倉理恵選手(バドミントン)
  • スカウト・バセット選手(陸上・アメリカ)
  • チャイワット・ラタナ選手(陸上・タイ)
  • パトリック・アンダーソン選手(車いすバスケ・カナダ)
  • ホリー・ロビンソン選手(陸上・ニュージーランド)
  • シルビオ・ヴェロ選手(5人制サッカー・アルゼンチン)

(榊原一生)