みなさんこんにちは!
今回はいつものコラムとは違う特別企画です!! 
LJLも終わり、いよいよ次はMSIです。そこで、なんとLJL優勝チームのDFMのKazu選手Steal選手Yutapon選手にLJLを振り返った感想やMSIへ向けての意気込みを私自身が聞いてきました!

どうしても奪還したかった王座

――本日はお忙しい中、ありがとうございます!

Kazu選手 Support(SUP)のKazuです。今日はよろしくお願いします。
Steal選手 DFMでJungle(JG)をしているStealです。よろしくお願いします。
Yutapon選手 同じくDFMでADCのYutaponです。本日はよろしくお願いします。

――LJLを優勝した感想をお聞きしたいです!

Kazu選手 優勝できた感想としては、去年の夏に優勝できなかったことがあり、今年はどうしても王座奪還したかったので、実現できて一安心しています。
Steal選手 やっぱり去年、春は優勝できたのですが、夏はいい形ではなく一番悪い戦績もだしたシーンでもあったので、今シーズンは優勝したいと思っていました。なので優勝できてほんとにうれしいです。
Yutapon選手 Stealも言っていましたが、去年の春は勝ちました。ですが海外大会は無く、そのまま夏のシーズンは負けてしまったので、今年の春は勝って、久しぶりにMSIに行けるということで、かなりうれしく思っております。

コーチから最前線 Kazu選手が抱えた課題

LJL2021 Spring Split V3vsDFM 優勝を決めた試合より

――レギュラーシーズンの時に大変だったことや、チームとしての作戦などはありましたか?

Kazu選手 自分は急きょコーチから選手に戻ったので、本番の試合感が一番不安視されていました。シーズン初めに3連勝することができたのですが、内容やプレイとしては不安だったので、シーズンをかけて本番の試合感をしっかりとプレイオフまでに補うことが今回の課題だと思っていました。
Steal選手 Kazuが言ったように、シーズン最初はみんな不安でした。試合内容としてもゲームとしてもよくなかった気がするけど……みんなで頑張ってトントンになって、それで最後の方はKazuのパフォーマンスは本当に良くなっていて、Kazuの努力が実っていったシーズンだったと思います。
Yutapon選手 二人は今季が心配だったとおっしゃっているんですけど、僕は前年の夏の方が心配でした。今季はKazuも復帰したばっかりだったので、こんなもんだろ、と思ってプレイしていたんですが、実際Kazuも頑張って練習していたので最後の方は相当上手くなっていました。結構周りが2on2のサポート練習とか手伝ってくれたんで、今シーズンはすごくやりやすかったです。

――プレイオフはどうでしたか?

Kazu選手 プレイオフはRascal Jester(RJ)とV3 Esports(V3)とBo5(レギュラーシーズンはBo1)だったんですけど、勝てる自信があったし、レギュラーシーズンよりもパフォーマンスがチームとしてあがっていたので、そういう意味ではあまり不安はなかった感じでした。
Steal選手 やっぱりレギュラーシーズンよりはプレイオフの方が自信はありました。なんか2試合だけいつも変な感じだったけど……。修正して3、4試合目に無事に勝ててよかったです。
Yutapon選手 RJは結構準備がちゃんとできていて良かったのですが、そのあとのV3戦はRJvsV3の結果が3-0だったこともあり、V3の情報があまり得られなかったのと、Bo5をやると温まるというか、Bo5の感覚をつかめることもあるので、ちょっと怖かったです。
ですが、勝つことができたので良かったと思います。

――シーズン全体を振り返って印象に残っていたシーンや試合を教えてください。

Kazu選手 レギュラーシーズン最初の2試合目か3試合目のCrest Gaming Act(CGA)戦で序盤めちゃくちゃ負けていて、でもそこから僕のレルで敵を5人捕まえて逆転できた試合ですかね。メタの関係もあって、SUPの役割としてイニシエートをすることに重点をおいていました。練習の段階から失敗をおそれずにたくさん仕掛けていく気持ちでいたんですけど、CGA戦でその感覚がやっとつかめて、そこから結構ふっきれた感じで、自分としては印象に残る試合でした。
Steal選手 Kazuが言ったレルのイニシエートだったり、RJ戦ではエルダーでうまく判断して勝ったりとか、苦しい試合を逆転して勝ったのが印象に残っています。
Yutapon選手 レギュラーシーズンの試合で、Aria(Mid)が敵のMidからBotヘのTPを見て、すぐさまアカリでEをつけて敵と一緒に飛んできたシーンですかね。あとはシンドラでBotにTPして、そのまま4vs4や5vs5が起きたシーンかな。それで毎回AriaとかStealが上手くやってくれて、そのファイトを勝った勢いで試合に勝てることが多くて、そういったシーンが印象的でした。
Kazu選手 練習だと意識していなかったけど、プレイオフとかの本番ではBotでの4vs4や5vs5を意識するようになったね。Bo5の試合間でそういったボットレーンでの戦いとかを修正していたので、その辺のBo5の経験が多いのもDFMの強みの一つだと思います。

【大友の視点】ちょうど先日、LJL中のチーム内VC(ボイスチャット)が公開されてたので聞いたのですが、とても雰囲気が良くて、上手くいかないときでも、そこから上手くいっていた部分を褒める、という感じでした。今回の選手の皆さんの発言からも分かりますが、全員本当に仲が良く、「勝つ」という目標に向かって同じ道を進んでいると感じました。優勝するためにも、Kazu選手の感覚を取り戻すためにも、全員が協力して練習体制を整えていたことが素敵だなと感じました。

【DetonatioN Gaming】チャンネルより

――LJLで一番対面していて嫌だったプレイヤーをそれぞれ教えてほしいです!

Kazu選手 対面したくないBotDuoは、RJのSsol(ADC)とSecret(SUP)ですかね。Secretのフィジカル面がとても強く、Gaeng(DFMのSUP)に似ているタイプなので、対面していて結構苦しみました。
Steal選手 JGでは特に対面したくないとかはなかったんですけど、プレイオフのV3戦の2試合目で差が大きくなり、「やべえ……」って焦ったから、やっぱりMoojin(V3)と一番対面したくないという感じです。
Yutapon選手 メンツとしてみると結構強いと思うのがSengoku Gaming (SG)のBotDuoです。Gango(ADC)とEnty(SUP)というBotDuoはLJLで最強クラスだと思っているので、意識したのはそこですかね。
Kazu選手 Gango、Entyは爆発力があるよね。Entyのフックが全部当たる試合もあったし、GangoがCrash(JG)とBotダイブをうちらにしてきたし、そういうゲームのテンポを作る部分ではGango、Entyは警戒してたね。
Steal選手 カリスタとか使うから、序盤で強気でくることが多いよね。

アイスランドに行くからには勝つ

LJL2021 Spring Split V3vsDFM 序盤から5vs5となった場面

――MSIへの意気込みや目標をお願いします。

Kazu選手 行くからには勝ちにいきますよね。周りは多分、僕がコーチから選手に戻ってMSIに出るということで不安視しているかもしれませんが、自分自身は自分の仕事をすれば勝てると思っているので、他のメンバーも強いし、気負いせずに勝ちにいこうと思っています。
Steal選手 去年行けなかったけど、今年は行けることになったから勝ちに行きたいです!
Yutapon選手 他の人と同じで、行くからには勝ちにいきますし、久々に海外での試合なので情けない試合だけは見せたくないと思います。
Kazu選手 (DFMの)YangコーチがLJL FINALのインタビューでも言っていたのですけど、行くからには自分たちのプレイスタイル、速いペースの試合を見せていきたいという目標があるので、それをMSIでも見せていくつもりでいます!

インタビューを終えて

私がSUPとしてプレイしているので、Kazu選手の動きは一番注意深く見るのですが、プレイオフのセトは特に上手かったと思います。

実はインタビューはこれだけじゃなく、もっと踏み入ったことも聞いているんです。
この記事はLJLを振り返っての感想やMSIに向けての意気込みを聞きましたが、試合中のBAN&PICKの意図やメタの追い方、そして日本一に立つプレイヤー達の練習方法、小ワザなどを別の記事で書いていきたいと思います(^_-)-☆。

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MSIは5月6日~23日に開かれます。詳しくはLJL公式ツイッター(@Official_LJL)へ。