気付いたら第3回全国高校eスポーツ選手権から1カ月が過ぎて震えています……。少し前までは高校1年生で、中学生の時より少し大人になった気分がしてうれしかったはずなのに……。今ではもう高校生に戻りたいって思っちゃうなあ。

あ!ツイッターなどのSNSの方では高校卒業報告だけして大学生になった報告はちゃんとできていないので、ここで改めてお伝えしようと思います!

大友は4月から晴れて大学生になることができました! 
いえーい!

なので、大学生になったエピソードも話したい気持ちはありますが、今回は高校世代最強チーム「KDG N1」での日々を振り返りつつ、大友のガチな本音を書きたいと思っています。

強くなるために続けた努力

正直、このことに触れていいのかはわからないのですけど、実はSNSで「ただの姫」のような発言を見かけることがあります。

確かに、知らない人たちからすればそう見えるかもしれません。けれど、一番知ってほしいのは、姫ゆえに苦労していないんじゃないかって思われていると嫌だな、ということです。

チームで活動するのって、何人かの人間で集まっている以上、合う、合わないがあり、やっぱり大変です。特に私の場合、他の人より我が強いと自覚しています。そもそも自分以外の人がリーダーになっているとき、自分から歩み寄っていくのは苦手なんです。

でも、KDG N1のみんなは平気で私のギャグや「このキャラやりたい!」って意見をスルーしたり、「フレックスpickとしてセト出すけど、TOPで出すことになると思う」とか言いながら「これSUPだわ!」って言ってSUPに流してきたり(チームメイトが自分の想定とは違うban&pickの対応をした)、意見が合わなさ過ぎて、バッチバチに言い合いしたり……。特別扱いのかけらもありません。むしろちょっとは優しくしてください。

こんなこともありました。初めて出た第2回全国高校eスポーツ選手権が終わった後、チームメイトのまりもがプロチームのサブになることが決まり、その夏の高校生大会に出られないことが確定したんですね。そうなると、チームに新しいADCを募集して、残ったSUP2人(一人は私)については、どちらか上手い方だけをチームに残すことになるのでは、と思いました。そのときの実力ではメイン選手になれないと考え、キャラクターの幅を広げるように努力したこともあります。

私は女性だからチームに残ったわけでも、優しく扱われていたわけでもありません。全員が優勝チームに居続けるための努力をしたからこそ、あのメンバーで一緒に過ごしていただけなんです。だから、ぜひ「ただの姫」じゃなくて、「自立型姫」って呼んでくださいね。

後輩のめざましい成長

最近時の流れって早いんだなと思うことがあります。それは後輩の学年が一つ上がったことです。

rre君と出会ったとき、彼は高校1年生になったばっかりの「可愛い可愛い僕ちゃん」だったのに、今ではもう新しく入ってくる高校一年生の子の先輩なんです。

そのrre君が本当に成長したなって思うことがあって……。最初はヤスオとかイレリアとか、自分がCarryだ!っていうキャラクターしか使えなかったんですよ。けれど、気付いたらガリオとかパンテオンとか、どちらかというとチームのサポートをするキャラクターまで使えるようになっていて、成長と努力を感じました。

もともと、私たち先輩よりも精神面が大人で、高校1年生にしてなぜかチームのメンタルケア&癒やし担当だったのに、リーグ・オブ・レジェンドでもなんでもできるって完璧すぎる。

なので金の卵rre君を囲うなら今です。プロチームの皆さん、rre君の勧誘待っています。

涙で伝えられなかった感謝の言葉

KDG N1の仲間たち。左から自分に続いて、まりも、violet、ぷりも、vann、rre

中学生の頃の卒業式は、正直思い出が少なすぎて泣かなかったんです。でも、高校の卒業式の日は「あぁ、全員で一緒に制服を来て集まるのは、これが最初で最後なんだな」と、それだけでも泣きそうでした。

楽しかった経験も、辛かった経験も、今まで当たり前だったことも全部当たり前じゃなくなって、みんなそれぞれ違う道に進んでいくんだと思ったら悲しくて。

お昼ご飯を終えて、とうとう卒業式。私たち3年生のチームメンバーは「特別表彰者」に選ばれて、会場に呼ばれました。みんなが見ている前で壇上に立って一言話すのですが、それがとても緊張しました。

他にも特別表彰者が何人かいて、他の方たちは堂々とかっこよく話せていたので、「もしかして楽勝?」と思いながら壇上に立ったら、実際は足と声が震えて全然話せなかったです。

その緊張のためか、しばらくは涙なんて全く出なかったんです。でも、卒業式の最後の方で今までの記憶がよみがえって、目に涙をためて流さないように上を向くので精いっぱいでした。

卒業式が終わった後、私はお仕事が入っていたのでそのまま解散になったのですが、最後みんなでばいばいするとき、KDG N1として集まるのはもうないんだとか考えたら泣いちゃって、「今までの2年間ありがとう」って言葉を伝えられなかったです。

自分自身が大人になるにつれて、言葉って重いんだなと実感した日になりました。

大学生でもコラムは続きます

不思議なもので、3月31日までは高校生をやめたくないって嘆いていたのに、大学生になった今ではそこまで悲しくならなくなってきました。むしろ高校生のときとは違って、自分の好きな服が着られるようになったことがちょっとうれしかったりしています。

今後は、LoLのメタなどについても書きたいなって思っています。
今日も見ていただきありがとうございました! また次回!(^_-)-☆

【著者紹介】大友美有

おおとも・みゆう eスポーツプレイヤー・タレント。プロチームRascal Jester「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)部門」の練習生として、スターダストプロモーション デジタルメディア事業部に所属し、タレントとしても活動中。N高校在学時には、「KDG N1」の選手として「全国高校eスポーツ選手権」のLoL部門で連覇(第2回、第3回大会)を経験。高校対抗eスポーツ選手権「STAGE:0」でも、2020年のLoL部門で優勝を果たした。