実は「タルコフ」結構やってます!

G×GのRiowh(@Riowhey)です。以前は「Shadowverse」のプロ選手として活動していて、4月からはストリーマーになったんですが、実は2年ほど前から「タルコフ」をプレイしています。それにしても、ずっと本業としてやってきたシャドバではなく「タルコフ」について紹介させていただくとは思ってもいませんでしたが……(笑)。

実はやり込み勢という噂を聞きつけての取材に応じて頂いたG×GのRiowhさん

「タルコフ」を簡単に説明すると、自分で装備を選んでマップに出撃し、アイテムを集めたりミッションをクリアしたりするゲームです。

同じマップには他のプレイヤーも出撃するので、どんなに良いアイテムを集めても無事に脱出ポイントにたどり着くまでは安心できません。敵に倒されてしまうとほとんど全ての所持品をロストしてしまいますが、逆に勝てば相手の所持品を奪えるんです。

この、0か100かというシビアなゲーム性から、「難しいゲームだ」と印象を持っている人も多いかもしれませんし、確かに覚えることも多くハードルが高いゲームではあります。僕自身もプレイ動画や配信を見ていたので内容は知っていたのですが、いざ自分でプレイしてみると「シャレにならないくらい難しい」と感じました(FPSをあまりPCでプレイしていなかったせいもありますが)。

最初の2週間ぐらいなんて、もうとにかく死んでばっかりでした。僕はそれでも楽しい楽しいと夢中になって遊んでいましたが、人によっては「何が楽しいのか分からない」というレベルで負けまくっていました(苦笑)。

それでも本業のオフシーズンは特にやり込んでいて、エンドコンテンツのひとつである「Kappaコンテナ」も獲得しました。以前より獲得難易度は下がったんですが、簡単に言うと「全てのミッションをクリアした」という状態なので、やり込み度が伝わるかなと思います。

今回は、そんな僕なりの「タルコフ」の楽しみ方をお伝えできればと思います。

他では味わえないRPG要素と「1キルの重み」が病みつき

「タルコフ」一番の魅力は、間違いなく死んだら装備は全ロスト、倒せば全部奪えるという「1キルの重さ」です。

複数のプレイヤーが同一のマップ上で争う点はバトルロイヤル系のゲームに近いですが、「タルコフ」にはタスクをこなすことで自分のレベルを上げられる、バトロワ系には珍しいRPG要素があります。レベルや装備によって強さが変わるので、圧倒的に不利な接敵もある理不尽なゲームバランスも異質というか、「タルコフ」にしかない味です。

もちろん倒されたときは萎えますけど、あの世界ではいつやられるか分からない緊張感があり、その分敵をキルして装備を持ち帰れた時は他のゲームにない達成感があります。この緊張感と達成感の繰り返しが病みつきになるんですよね。

ゲーム内の装備画面。鞄や装備のポケットにアイテムを詰め込み、無事生還を目指します

今でも忘れられない思い出があって、海岸線の「SHORELINE」というマップに出撃し、真ん中のリゾートホテルに集まったプレイヤー6人くらいを全員倒したことがあるんです。全員分のアイテムをかっさらって、「やってやったぞ」とウキウキで帰ろうとしたら、その道中でめちゃくちゃ軽装のプレイヤーに倒されて全てが無に帰してしまいました。

その時はさすがにショックが大きくて、20分くらい「せっかく良い思いができると思ったのに、もうだめだ~!」って悲しみに暮れていました。でも、これが「タルコフ」の難しさであり、楽しみでもあるんですよね。

全ロストで気持ちが萎えても、次こそはとすぐ再チャレンジしてしまうのが「タルコフ」

そして何よりも知ってほしいのが、決して「銃撃戦に勝つだけが醍醐味ではない」ということです。僕も「敵と出会わずアイテムを持って家に帰る」という楽しみに特化してプレイしていましたし、FPSが上手くなくても知識さえあれば生きていけるんです。

例えば出撃するマップに適したアイテムやカギを持ち込んだり、最初のポジションからどのルートで漁りにいくかを考えたり。知識や戦略が必要なのは「Shadowverse」に通じる要素かも知れないですね。ちょっと強引かな?(笑)

初心者は英語を学ぶべき⁉ とにかく攻略wikiを読むべし

続いては初心者にアドバイスを、と言っても「タルコフ」は本当に複雑なので一言で説明できないことばかりです。というか、ゲーム内で説明されない要素ばかりなんですよね。

「タルコフ」では自分のレベルを上げないと良い武器や防具を買えないので、とにかくまずはレベル上げ。となると、効率良くEXPを稼ぐために「タスク」をこなす必要があります。このタスクがね……知らないと絶対に見つけられないような場所に目標アイテムが隠されていることもあったりするんです。

タスクを完了するためにはスキルよりも「情報」が重要になることが多いので、(僕もそうでしたが)まずは日本語Wikiを読み漁ることが大事です。それでも情報が足りないので、英語版の公式Wikiも読めると良いですね。ゲーム自体は日本語に対応していますが、情報が充実している公式Wikiを読み解く英語力が、ゲーム序盤で最も必要になるスキルかもしれません(笑)。

とにかく、何をするにも事前にWikiで調べることを躊躇わないでください。ゲーム内でお金が必要になるとアイテムを売ってしまいがちですが、Wikiをチェックして「後から必要になるアイテムは売らないでおく」などの工夫も大事です。

タスクの条件を確認し、上手く同時進行することがスムーズなプレイのコツ

そして、タスクをひとつずつ順番にクリアしていくのではなく複数同時にこなすことも、効率良く進める上で重要なテクニックです。

さすがに最初から全ての手順をシミュレーションするのは難しいんですが、培った経験が無駄にならないのも「タルコフ」の良いところ。というのも、半年に1回くらい「ワイプ」といって、全てのプレイヤーのレベルや装備がリセットされるんです。

ワイプ直後は全員が初期状態からのスタートになるので装備の差が生まれづらいですし、何より今までの経験を生かしてスムーズにタスクをクリアしていくチャンスなんです。僕が「Kappaコンテナ」を獲得できたのも、1年間で蓄えた知識を駆使した成果と言えますね。

実は「Streets of Tarkov」という新マップが今年中に追加される予定なんですが(来年にずれ込みそうとの情報も)、広さも延べ床面積もこれまでで最大で、同時に40人がプレイできるそうなんです。開発の90%くらいのリソースをそこに充てていると聞いたので、期待しかありません。

次のワイプと同時に追加されるのでは……と予想されていて、初心者も同じスタートライン付近から始めることができる良いタイミングになると思いますよ!

“Riowh式生存ルール”で楽しい初心者ライフを!

いざマップに出撃した後は、FPSに自信のある人は「目に入った敵は全部倒す!」と強気のプレイをしても良いと思います。配信でプレイされている方は上級者が多いので、積極的に撃ち合うスタイルも多いですよね。

ただ、僕と同じような初心者が生き残るためには、誰とも戦わずにこっそりアイテムを漁って帰還するというプレイングがおすすめです。コツはとにかく「マップで一番高価なアイテムが転がっているところには行かない」ことです。

良いですか、絶対に行ってはいけません。僕は実際に何度も行って何度も死にました。確実に先客がいますし、それを倒して奪おうとする漁夫(※)が続くので、生き残るのはほぼ不可能なんです。

※漁夫の利を得ようとするプレイヤーのこと。

建物にはアイテムが沢山あるものの、他のプレイヤーとの戦闘は避けられない

激戦区以外にも、意外とおいしいエリアはいっぱいあります。というのも、1マップに複数箇所、木の裏や岩の陰に「隠しスタッシュ」と呼ばれるアイテム倉庫のような場所があるんです。そこを回っていくだけでもかなりの収入になるので、僕はもっぱらそればかり狙っていました。

でも、たまに “同業者” と会うんですよ。そうなったら、お互いに貧弱な装備で射撃に自信のない者の泥沼の銃撃戦が始まります。まぁ、これもまた「タルコフ」ですよね。銃撃戦に関してはあまり僕から言えることはないのですが、とにかく「顔を出さない」「不利だと分かったら逃げる」「戦うと決めたら積極的に」が僕のスタイルです。

そう考えると「タルコフ」って、RPG要素があって「撃ち勝たなくていいFPS」なので、実はFPS初心者にもオススメなんです。だって、相手に勝って30万円のアイテムを持って帰るよりも、コソコソと100万円のアイテム持ち帰る方が良いじゃないですか(笑)。

敵がどこに潜んでいるかわからないスリルはホラーゲームさながらですし、僕はまだ出会ったことがないんですが、超レアなアイテムを見つけたときには、誰もが興奮のあまり取り乱すとも言われています。まさに人間性が出るゲーム、という感じですね。

これからもちょくちょく楽しんでいきたいと思います!初心者の方々も含め、よろしければぜひ一緒に遊びましょう! でももしゲーム内で敵対しちゃったら、あなたのアイテムはいただいちゃうかもしれませんけどね……!

(構成・ハル飯田)