バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」好きで知られるお笑いタレント小籔千豊さんが企画した「GALLERIA presents 第1回 親子大会 Featuring Fortnite」の決勝大会が3月7日にオンラインで開催されました。YouTubeチャンネル「フォートナイト下手くそおじさん」(@Fortnite_ozisan)で知られる小籔さんは大会の盛り上がりを受け、「武道館や東京ドームで開催するのも夢ではなない」と今後に向けて手応えを感じていました。

激戦を制した親子が参戦、ハイレベルな決勝

親子大会の配信に臨む小籔千豊さん(右)

1月に開かれた予選には計約600組の親子が参加。勝ち抜いた精鋭たちに小籔さん親子も加わった約50組で決勝大会が行われました。配信にはプロゲーミングチーム「Crazy Racoon」のオーナー「リテイルローのおじさん」、フォートナイトなどの配信が人気のハイグレ玉夫さん、eスポーツキャスター平岩康佑さんという豪華な顔ぶれが出演しました。

コロナ禍の影響でオンライン開催となりましたが、東京・渋谷の会場は熱気たっぷり。激戦を勝ち抜いてきただけに、どの親子もレベルが高く、ゲストたちはモニターに釘付けとなり、ハラハラドキドキするシーンの連続でした。見事、優勝に輝いた「父usu特戦隊」には、賞品としてゲーミングPCやヘッドホンが贈られました。

親子で練習し、親子でめざす目標

「YouTubeでチャンネル登録者が10万人を達成したら親子大会を開催」という小籔さんの宣言が発端となったこの大会。最初はチャンネル登録者数が5人からのスタートでしたが、登録者は急増。現在は11万人を超えるまで熱いファンが増えました。

「フォートナイトの大会には、ものすごく上手い人たちだけが出られる大会がありますが、僕らみたいな『下手くそ』が出られる大会がなかった。そこで『下手くそ』が出られる大会があればいいなと思ったのがきっかけです」と小籔さん。そして、開催の趣旨については「共通の目標があれば、親子で一緒に練習するやろし、親子で一つの目標をめざす大会があればいいなと思って企画しました」と説明します。この大会はキルがポイントにならないルールなので、普段の戦いとは違う戦略が必要になりましたが、それぞれのチームが親子で力を合わせて熱戦を繰り広げました。

【フォートナイト】親子大会 ダイジェスト&大会舞台裏

「コミュニケーション能力が高まった」「息子を尊敬」

会場では参加チームのコメントムービーが流れ、大会にかける意気込みやフォートナイトについての思いが披露されました。「親子の絆が深まった」という声が目立ちました。

RXClan 共通の話題が増え、息子が物事に対して深く試行錯誤するようになりました。自分の意見を積極的に言うようになり、親子で議論できるようになり、頼もしくなりました。

リテイルロー親子 フォートナイトをするようになって、親子、家族の会話も増えて、SNSの使い方について家族で話し合いました。

IGNITE.Rezea親子(大会2位) 極度の人見知りで、挨拶さえできなかった息子がフォートナイトを通じて、幅広い年齢の方と会話する機会が増え、コミュニケーション能力が高まり、しっかり挨拶ができるようになりました。今はプロゲーマーになるという息子の夢を応援したい。

メタボン&ひょーは 勝てたときのうれしさや努力が報われた瞬間を共有できるのがいい。子供に自分で考える大切さを感じてもらえる。クランに入ったことで礼儀なども身につき、人として成長できていると思います。

美女と小野獣 フォートナイトでは息子が先生なので、息子に対して尊敬できる場面が増えた。

IGNITE.tokkyチーム 反抗期に加え、思春期に突入している息子と一緒に泣いて、笑って、怒って、悔しい思いをして、同じ時間を共有することで絆が深まりました。プレーが上手く行かなかったときも、ちゃんと話し合いで解決しています。息子の友達との話題も増えて、話題を共有できることもうれしいです。

シャドーウルフ ゲームは悪という意見もありますが、子供とのコミュニケーションツールとしては最高だと感じています。どうしたら上手くなれるかを考えることで、問題解決の組み立てもできると思っています。

なんくるないさ〜 プレー中、母親の私が慌てていても息子は常に冷静で頼りになります。それが私生活にも現れ、ゲーム以外でもいろいろ息子に相談するようになりました。心の面でも息子が成長しているのを感じます。

親子そろって本気でゲームに向き合い、一緒に戦って喜びを分かち合う姿は、見る者に感動を与えてくれました。

会話が増えて尊敬し合える関係に

モニター画面を前に、大会の配信に臨む小籔千豊さん

小籔さんは大会を振り返って、以下のように語りました。

* * *

親子でほのぼのとプレーする姿を想像していたんですが、想像以上にレベルが高くてびっくりしました。大会のためにフォートナイトを始めたという親御さんがいたり、大会を目指してより親子の絆が深まったというチームもあって、盛り上がってよかったと思っています。

もちろん、上手でかっこいいプレーが最高なんですが、フォートナイトを始めたばっかりの初心者の部があっても楽しいかもしれませんね。決勝大会の最年長は51歳のお父さんだったんですが、親子大会やったら、親が下手でも子供強かったら勝てるチャンスもあるんです。

親子大会は続けていきたいです。これからは初心者でも参加できる部門や、40代の部門、50代以上の部門とかシニア部門を設けたいですね。

参加者が将来プロゲーマーに、そしてスポンサーに

ほんまにたくさんの方に参加していただいて、皆さんに感謝しています。今回、参加してくれた子供たちが将来プロゲーマーになったり、ITで起業して大金持ちになってスポンサーになったりしてくれたら、武道館や東京ドームで開催するのも夢じゃなくなると思います(笑)。

子供たちに言いたいのは、「親に感謝せえよ」と言うことです。僕の配信では「コメント欄は平和に」「本業頑張ろう」「両親に感謝」というのがモットーなんです。特に親子大会に出場するような子供らは、Switchやパソコンを親に買うてもろて、存分に練習する環境に恵まれているわけですからね。

いつも「両親に感謝して、君らが社会人になったら最初の給料のうち5万円は親にプレゼントしーや」と言うています。親子大会で参加してくれた子供が将来、プロゲーマーになって活躍してたりするのもめちゃくちゃうれしいですけど、フォートナイトを通じて家族の会話が増えて、互いが信頼したり尊敬し合えるような関係が深まればええと思っています。

決勝大会の配信