【ロケットリーグ編】N高校がeスポーツで強いワケ 大友美有が秘密を探った

高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」(ステージゼロ)の「リーグ・オブ・レジェンド」(LoL)部門で、2連覇を果たしたN高校のメンバーでもあり、モデルとしても活動する大友美有さんのコラムです。7回目は6回目に引き続き、N高校が誇るeスポーツ大会での強さです。
高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」(ステージゼロ)の「リーグ・オブ・レジェンド」(LoL)部門で、2連覇を果たしたN高校のメンバーでもあり、モデルとしても活動する大友美有さんのコラムです。7回目は6回目に引き続き、N高校が誇るeスポーツ大会での強さです。
みなさんこんにちは!
気付いたら第3回全国高校スポーツ選手権まで残り1週間を切っていました……。今月14日にLoL部門は決勝大会があります。大会が始まるまでにLoLのランクをMasterまで上げるのを目標に回していたんですけど、無事、4日に達成できました!
今年はなるべく細かく目標を立てて、有言実行できるように努めているのですが、今のところ順調すぎて逆に怖くなっちゃいます。
さて、雑談は置いておいて、今回も前回に引き続きN高校(@nhigh_info)の強さの秘密に迫りたいと思います!
今回探るのは、ロケットリーグ部門です! 13日には、全国高校スポーツ選手権ロケットリーグ部門の決勝大会があります。N高校の「NRLG Cats」というチームがベスト4に残っており、優勝をめざして挑みます。
でも、私自身ロケットリーグをプレーしたことがホントになくて、そもそもの知識ゼロから調べたので、簡単に説明したいと思います。
ロケットリーグとは最大8人の4vs4で対戦するサッカーゲームで、人間の代わりに車を操作します。(第3回全国高校スポーツ選手権では、3vs3で行われています)。試合時間は5分。勝利条件はサッカーと同じで、その5分間でより多くのゴールを決めた方が勝利になります。5分経過しても勝敗が決まらないときは延長戦に入り、先にゴールを決めた方が勝ちになります。
そして、今回は「NRLG Cats」のtetuさんに聞きました。決勝大会を控えた中、答えていただきました。ホント急だったのに、ありがとうございます……TT。LoLとは違う練習方法で、「他のゲームってそういう感じの練習をしているんだ」って、思いました。
* * *
大友:tetuさん初めまして! 決勝戦近い中、急にすみません! 今日はいくつか聞きたいことがあるんですけど大丈夫ですか?
tetu:初めまして! 全然大丈夫ですよー!
大友:ありがとうございます! では最初に……ロケットリーグを始めたきっかけはありますか?
tetu:始めたきっかけは、ロケットリーグが発売されてすぐに無料で遊べた時期があったので、その時期に始めました。(現在は基本無料でプレーできます)
大友:なるほどです!
それと……大会間近にこんなこと聞くの申し訳ないんですけど、ロケットリーグの練習ってどういう感じでしているんですか? チーム練習と個人練習どちらも答えられる範囲で教えてもらえるとありがたいです。
tetu:個人では一人でランクマッチに行くこともありますが、ロケットリーグは自分の車を思い通りに動かすことさえ難しいゲームなので、トレーニングモードでひたすらその練習をしていることもあります。僕の場合は試合とトレーニングモードの比率は3:7ぐらいです。チーム練習では声かけとパス連携を中心に、トップチームとの練習試合を行っていますね。
大友:!! そもそも車の操作が難しいんですね。私がプレーしているゲームの場合は、どちらかというとランク戦に行くための操作慣らしでトレーニングモードを使うことが多いので新鮮です。練習時間はどれくらい取っているんですか?
tetu:僕は結構ばらつきがあって、1日10時間近くプレーする日もあれば、3時間ぐらいしかプレーしない日もあります。基本的に毎日触るようにしています。
大友:なるほどです! 毎日触るようにするの分かります! 一日空いちゃうだけで下手になっちゃうというか、上手く操作できなくなっちゃいますよね。
tetu:そうなんですよ。
大友:練習の話ばかり聞いていて忘れかけてたんですけど、昨年夏にあった「STAGE:0」でN高校は3種目中2優勝1準優勝で上位を独占してたんですよ。個人的にはやっぱり時間を自分の自由に使えるっていう部分が上位独占の秘訣だと思っているんですけど、tetuさんが思う理由はなんだと思いますか?
tetu:僕も時間の自由がきくことが大きいと思います。やはり社会人のプレーヤーが多く、人の多い時間帯が必然的に深夜帯になってくるので、その時間帯にしっかり練習できるのは大きなメリットですね。
大友:確かに! 朝と夜ではマッチングの質だったり、試合が始まるまでの時間に違いあったりしますもんね。
最後に13日の決勝への意気込みを聞きたいです!
tetu:過去2回出場して優勝がないので、今年は必ず優勝します!
大友:うおおお、頑張ってください!応援しています!(*'▽')
今日は色々答えてくれてありがとうございました!
tetu:いえいえ。また何か聞きたいことあったら聞いてください!
練習で忙しい時期に答えて頂けて、とてもありがたかったです!
そうですよね、やっぱり練習時間の確保が一番大事ですよね。人によっては、他の人よりセンスがあって少しの時間で上達できる人もいますが、上に行くためにはそのことにどれだけ時間をかけられるかっていうのが大事なんだな、と話を聞いてあらためて思いました。
ゲーム以外でも、たとえば化粧。確かに最初から顔が整っている人もいるかもしれませんが、それでも大半の人はあかぬけるために化粧を研究したり、日ごろからスキンケアや顔のマッサージ、食生活に気を遣ったりしています。
私も限られた時間の中で色々なことで上を目指していけるように頑張りたいなって思います。
今日もコラムを見ていただきありがとうございました! 14日にある高校生最後の大会、絶対優勝で終わらせるので、青春が詰まった私たちの戦いを見てほしいです!
次は大会後のコラムで!
おおとも・みゆう 2002年8月生まれ、埼玉県出身。スターダストプロモーション・ゲーム事業部に所属。「女子高生ミスコン2019」でファイナリストに選ばれ、モデル活動とともにeスポーツに力を入れる。2019年の第2回全国高校eスポーツ選手権、2020年の高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」のLoL部門でそれぞれ優勝し、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」に練習生として加わっている。
表彰式で真剣な表情の大友美有さん
表彰式でメダルを受け取る大友美有さん
笑顔の大友美有さん
試合の合間に笑顔を見せる大友美有さん
画面に向かう大友美有さん
チームメイトと試合に臨む大友美有さん
チームメイトと表彰式に臨む大友美有さん(右)
試合に臨む大友美有さん
準優勝となり、表彰式に臨む大友美有さん
優勝したKGP N1(左)と、大友美有さん(右端)ら準優勝したPi-Po-DA!YOEEOOOON!Gamingが並んで表彰式に臨んだ
リーグ・オブ・レジェンド(LoL)のプロチーム練習生、そしてタレントとしても活動する大学生で、GAMEクロスリポーターの大友美有さんがゲーム愛や日々のゲーマーライフをつづるコラムを中心とした連載です。