この企画は、カラマリさんに、「スプラトゥーン2」をより楽しくプレーするためにゲームとしての魅力やプレーのコツを聞いてみたい、という願いが実現したものです。いろいろな疑問をそれぞれのメンバーに聞いたり、ネコヌリメンバーひとりずつのガチマッチ動画を見てもらってアドバイスしていただけたりするという、「カラマリ」ファンには夢のような企画です!

「スプラトゥーン3」の発売までにがんばってウデを磨いておきたいネコヌリメンバー! お話をうかがったのは、前回に引き続きカラマリのチームリーダーくろすさん(@bbcross34)。シャープマーカーネオが持ちブキのはちわれおのガチマッチ動画を見てもらい、いろんなアドバイスやテクニックを教えていただきました!

ネコヌリ4人のおもな使用ブキ

ネコヌリメンバーの使用ブキ

シャープマーカーネオの立ち回り

  • (Bバスパークのガチエリアの試合を見て)まずは構成の話から。味方にローラーやリッターなど塗りが弱いブキが固まってるときは、塗りが強いシャープマーカーネオを持っている人はキルよりも塗りを意識したいですね。

    くろす
  • ほうほう。

    はちわれお
  • ローラーが動けるように、前に行きやすいようにという意味でも塗りを意識するのが一番です。

    くろす
  • なるほど。

    はちわれお
  • 左に行きすぎた場面もありましたね。結果、敵が中央から抜けてきた形になりました。慣れないうちは相手の位置をなかなか把握できないと思うので、中央から離れすぎない方がいいと思います。左をある程度塗ったら、中央に戻っちゃって大丈夫です。

    くろす
  • なるほど。

    はちわれお
  • ローラーとかブラスターとかキル主体のブキを使っているか、キル力によっぽど自信がある場合は、中央から離れるプレーでも大丈夫なんですけど。相手って、基本的には一番広い中央から来ることが多いじゃないですか。だからあまり中央を空けないように。

    くろす
  • うんうん。

    はちわれお
  • 中央に立ってクイックボムで牽制するとか。キューバンボムピッチャーなどを投げて相手の侵攻を防いだり、ローラーが相手の手前側まで詰めやすいようにしてあげたり、仲間が動きやすくなるように意識するといいかもしれませんね。さっきの場合であれば、中央に戻っても左側の塗りを生かしてローラーがキルを取ってくれることもありますし。

    くろす
  • ほうほう。

    はちわれお
  • 高所の敵を下から倒すのは難しいんですけど、それができていたのはいいですね! キルよりも塗りとはいえ、塗り役が1キルでも取れると大きなアドバンテージになるので。

    くろす
  • ありがとうございます。

    はちわれお
  • おお、褒められた!

    キジシロー
  • (笑)

    一同

「あと半歩」前に出る!

キジシロー(左上)、クマネッコ(右上)、くろすさん(中央)、はちわれお(左下)、みぽにゃーたろう(右下)
  • シャープマーカーネオを使うなら、正面に敵を見据えること。敵を見やすい高所などを取るように意識すれば、敵を見失うことも減ると思います。そして、あまり無理をしない。

    くろす
  • 味方の編成を見つつキルと塗りのバランスを調整するのが大切なんでしょうか?

    キジシロー
  • そうですね。塗り役はバランサーなので。無理をしないとは言いましたが、基本的な味方のカバーができるようになったら少し粘ってみてもいいと思います。

    くろす
  • 自分はすぐ引いちゃうんですよねー。

    はちわれお
  • 引き際の判断って本当に難しいんですけど、見せてもらった限りだと「もう少しチャレンジしてもいいかな」って印象でした。引き過ぎて相手にラインを明け渡してしまい、結果的にカウントを取られてしまう場面が多かったので。

    くろす
  • むむむむ。

    はちわれお
  • 危なそうでも少し無理してエリアを確保し続けられるといいですね。生きているのは素晴らしいことですから、死なないことが一番大事なんですけど……もうちょっと無理してもいいかな。もう半歩くらい前に、って意識ですね。

    くろす
  • その半歩で大きく変わるのでしょうか?

    はちわれお
  • めちゃくちゃ変わります! 引くのが早いと相手は「あ、ここ居ないな」って攻めてきちゃいます。ちょっと耐えれば味方が復帰できますし。

    くろす
  • ほうほう。

    はちわれお
  • 味方が復帰して前線に戻ってきた時に、相手のインク一色になっているよりも、こっち側のインクが残っている方がやりやすいじゃないですか。塗り役がちょっと時間を稼ぐだけで変わるんですよ。

    くろす
  • うーん。(深く納得)

    はちわれお
  • あと、人数有利が作れたらもう少し前に出てボムピッチャーを投げてもいいかな。ボタン長押しで遠投できるじゃないですか。相手側の奥の方まで塗りを広げることを意識する。本当に、あと半歩勇気を出すだけでかなり変わると思います。

    くろす
  • 半歩踏み込む勇気。

    キジシロー
  • もちろん味方が落ちて人数的に不利な場合は引きが大事になります。ただ、ガチエリアだと自分が倒されてでも無理して塗った方がリードを取れる場合もありますよね? そういうときだけ無理するようにできれば、勝率も変わるんじゃないかな。

    くろす

状況を見て立ち回る!

  • (続いて、ガチアサリの試合を見て)アサリをゴールにただ投げ込むんじゃなくて、味方が投げ込んでいる時は相手の高台などを塗って侵攻を防いであげることも必要ですね。

    くろす
  • なるほど。アサリを持っているとつい入れたくなっちゃう。

    はちわれお
  • わかる!

    キジシロー
  • 9個持っていた場面もありましたが、そういう時はもう1個集めてガチアサリにして、すぐ入れちゃう。そうすれば前を見る時間が増えますよね。味方が入れているから後ろで集めとこ、みたいな動きも大事かな。

    くろす
  • 入れないともったいないって思っちゃうもんね。

    キジシロー
  • そうだね。

    はちわれお
  • やっぱり周りを見るのが基本にして一番難しい。

    くろす
  • そうですよね……。まずマップを開けない。

    はちわれお
  • プレー中は無理してマップを開かなくても大丈夫です。自分が倒された時に開く程度でいいと思います。

    くろす
  • ほうほう。

    一同
  • (相打ちになった場面を見て)いい動きだけど、塗り役としてはスペシャル溜めたかったな。

    くろす
  • リスクをとってキルしに行くよりも、スペシャルを溜める意識ですか?

    キジシロー
  • そうです。盤面が相手のインクに染まっていると、よっぽど上手くないと相手を倒しても次の敵に倒されてしまって、相手有利の状況が続いてしまうので。

    くろす
  • はい。

    はちわれお
  • いい引き判断もあったと思います。でも、味方がカバーに来てくれていた場面があったじゃないですか? そこでクイボ投げてあげられると、もっとよかったですね。

    くろす
  • 味方を見捨てる形になっちゃってますもんね。

    はちわれお
  • でも本当に基礎はできているので、やっぱり「あと半歩」ですね。

    くろす
  • やっぱり半歩かー。

    はちわれお
  • (笑)

    一同

生きているって素晴らしい!

  • 先程おっしゃった「生きているのは素晴らしいこと」というワードがとても心に刺さりました。

    キジシロー
  • 初代「スプラトゥーン」だと復活時間短縮ギアの効果が常に発生していたので、わりとデスしてもよかったんですけど……。「スプラトゥーン2」では2回以上連続でデスしないと効果が発生しないので、あまり使いやすいとは言えず。生きていることがより大事になりましたね。

    くろす
  • 1では常に早かったんですね! それはすごい。

    はちわれお
  • デスしてから自分が動けるようになるまでの復帰時間って、だいたい10秒前後。5分=300秒の試合における10秒ってメチャクチャでかいじゃないですか? そこで自分が生存してるかどうかって、すごい影響が大きいんですよ。今作では、死なないことが大事なんです!

    くろす
  • 生きます!

    キジシロー
  • でも、生きることを意識し過ぎて前に出られないとか、相手に対して圧力をかけられないとかはダメですけどね。

    くろす
  • そのバランスがまた難しいところですよね。

    キジシロー
  • 前に出られなくなっちゃったんだよね。恐がりになっちゃった。

    はちわれお
  • 上手い人でもデスを怖がり過ぎることはあります。自分のスキルや相手の位置を把握できているかによるんですけど、相手を安全に倒せるかどうかが判断基準になるかと。人数有利が作れていたら少し無理してもいいですけどね。

    くろす
  • やっぱり、人数有利が基本?

    キジシロー
  • はい。あと、もし中央の盤面が相手のインクで染まっていたら絶対に攻めに行かない。

    くろす

やっぱりスペシャルが大事!

  • 戦況が本当にギリギリだと、無理しても行かなきゃいけない場面もありますが、基本的にはスペシャルを撃ってから攻める。特にはちわれおさんのボムピッチャーはスペシャルで盤面を取れますから、攻めるときに使えば相手がカバーに入りづらくなるんです。

    くろす
  • どのスペシャルでも言えることですか?

    キジシロー
  • はい、どのスペシャルでも。

    くろす
  • そうなんですね。僕はデュアルを使っていて、アメフラシが溜まるのが遅いんですけど……それでも溜めて投げてから攻めた方がいいですか?

    キジシロー
  • はい。アメフラシがあるのと自分の身体だけで突っ込むなら、絶対アメフラシを使った方が結果はいい。だから、できるだけ溜めるようにしましょう。

    くろす
  • ちょっと耐える、ってことですね。

    キジシロー
  • 圧倒的に実力差があって余裕で勝てるのであれば、別に溜めなくてもいいんですけども。

    くろす
  • ぼくらにそういう場面はまず無いですね。

    キジシロー
  • まず無いね。

    はちわれお
  • (笑)

    一同

スペシャルの使い方もいろいろ

  • 僕はラピッドブラスターベッチューを使うんですけど、イカスフィアを溜めて……準無敵スペシャルなので体力回復もできるし、イカスフィアが溜まっていたら結構無理できるんですよ。相手のインクの中に突っ込むこともできますし。

    くろす
  • ボムピッチャーを投げてる時って無防備になるじゃないですか。あれを倒されづらくなる投げ方とかってあるんですかね?

    はちわれお
  • あとばるに聞くのが一番いいと思います(笑)。

    くろす
  • (笑)

    一同
  • うーん、手前に1個投げて、「ここに来させない」って壁を作ってから、遠くの方に投げるとか。

    くろす
  • それ逆にやっちゃいます……手前に投げることを忘れがちなんですが、投げている間に「手前に投げなきゃ」って思い出すんです。だから最後の方に一応手前に投げる、みたいな感じになっちゃう。

    はちわれお
  • 最初に自分の足元に置かないと、相手のインクで自分の足場が取られちゃって、自分が動けるスペースが少なくなってしまうので。だから最初は手前から投げた方がいいと思います。

    くろす
  • 確かに足場が無いと、相手が来たとき逃げられないんだよね。

    はちわれお
  • 例えばザトウマーケットなら、右から投げるとすると右下から攻められるのが一番怖いじゃないですか? だから右の坂とかに1個投げておいて、「ここ見てますよ」アピールをしながら相手を近づけさせない。

    くろす
  • 牽制用に使う感じですか?

    キジシロー
  • はい。それに慣れたら、無理してもうちょっと前の方でボムピッチャーを吐くことも自然にできるようになるかと。

    くろす
  • なるほど。半歩前に出られるワケですね!

    はちわれお
  • はい。メインのキル能力はもちろん大事だけど、スペシャルの精度を上げることが一番大事です。

    くろす
  • うんうん。

    一同
  • ちなみに、常にチームメンバーとスペシャルを合わせる必要はない?

    はちわれお
  • スペシャルを合わせる必要はありませんね。それよりも4人生き残ってるかどうか。

    くろす
  • そうなんですね。なんかスペシャルって合わせなきゃって意識があって……。

    キジシロー
  • タイミングをあわせるのって、チーム戦じゃないと難しいじゃないですか。ガチマッチだと意思疎通が難しい。しかも全員よーいドンで一斉に吐いてしまうと、溜め直しに時間がかかります。その間は相手に対してカウンターの手が無い状態になります。

    くろす
  • 常に誰かのスペシャルがあるのは、相手にとっては脅威ですもんね。

    キジシロー
  • はい。ここからは難しい話になりますけど、画面の上のマークも結構見なきゃいけなくなります。スペシャルが溜まった時にチラッとイカ潜伏して味方が4人生き残ってるかどうかを見る。もしくは周り見て、前の方で味方がデスしそうになっていないか確認する。慣れるまでは、それくらいでも大丈夫だと思います。

    くろす
  • 確認して、味方がいない時はスペシャルを温存した方がいいってことですか?

    はちわれお
  • 味方が復活するまで待った方がいいですね。味方が順番に前に出てデスしちゃってる時とかは、流れを取り戻すために仕方なく吐くこともありますが……基本は耐えですね。

    くろす
  • 耐える。

    一同
  • 耐える!

    くろす

まずは基本をしっかり習得

  • 耐えるのって意外と難しいんですよね。つい何かしたくなっちゃう。

    キジシロー
  • たしかに。

    はちわれお
  • 耐えるといっても、潜伏し続けるわけじゃなくてサブとかで牽制しつつラインをキープするんです。来られたくない場所にクイボとかボムを投げておいて、牽制だけしておくとか。一番手前をメインで少し塗っておくとか。それだけで、自分のデス数って変わってきます。

    くろす
  • ほう。

    一同
  • ここまで踏み込んだ話をすることになるとは思ってなかった。

    くろす
  • (笑)

    一同
  • 倒すだけの攻撃じゃないんですね。牽制っていうか、この辺見てるよっていうアピールっていうか……。

    キジシロー
  • アピール大事です!

    くろす
  • うんうん。

    一同
  • 自分が常に見ていない場所でも、クイックボムを投げていれば敵は「ここ警戒してるんだな」って考える。心理戦ですね。

    くろす
  • 確かにそうですよね。反対に自分の方にのボム飛んで来たら、それだけでちょっとドキっとしますもんね。

    キジシロー
  • はい。右にクイックボムを投げて牽制しつつ、自分の身体は左を見るみたいな。「全体を見ている風」に見せることもできます。

    くろす
  • 実際それでやられるしね……。

    はちわれお
  • ついつい引っかかっちゃう。バスケで言うと、横を向きながら反対方向にパスするみたいな感じですね。

    キジシロー
  • そうですね。見ていないけど見ているフリをするとか、逆に見ていないフリをして見ているとか。結構やりますね。

    くろす
  • フェイントかー。

    はちわれお
  • 難しいテクニックですけど、何も考えずにスティックを倒すとメチャメチャしぶき出るじゃないですか? それを利用して、わざとしぶきを出して引いたように見せかけて、スティックをちょっとだけ倒す移動に切り替えると……。

    くろす
  • しぶきが出ない移動、スニーキングってやつですね!

    はちわれお
  • それで戻って、相手が高台から降りたと同時に倒すとか結構やります。

    くろす
  • 試し撃ち場で練習するんですけど、試合中はどうしても急いでしまってしぶきが出ちゃいます。

    キジシロー
  • これは対上級者用のテクニックなので、まだ使いこなせなくてもいいと思います。

    くろす
  • やらなくていいんだ!

    キジシロー
  • (笑)

    一同
  • 今の段階ならまだマスターしなくても大丈夫です。

    くろす
  • それよりも他にやることがあるってことですね。

    キジシロー
  • ウデマエがXに上がるまでは基本的なことを守るだけで勝てると思います。

    くろす
  • うんうん。

    一同
  • 最後に伝えたいのが、伸び悩んでる時や落ち込む時も諦めないように続けること。絶対にその後に上手くなるので、より楽しめるようになると思います。続けていれば絶対に上に行ける。僕自身そうだったので。

    くろす
  • ありがとうございます! 励みになります!

    一同

アドバイスだけでなく力強い励ましまでくださったくろすさん、さすがカラマリのリーダーです。本当にありがとうございました! 次回はチャージャーの天才、ぴょんさん(@Pyon_1007)の登場です。どうぞお楽しみに!