みなさんこんにちは!

第3回全国高校eスポーツ選手権の大会まで、残り1カ月を切りました!

予選が昨年12月にあって、「あと3カ月も大会無いのかあ……」と待ちぼうけの気持ちだったんですけど、気付いたらスクリムやらお仕事やらで予定パンパンです(´;ω;`)。

それで今回はなんと……大会のお話に基づき、他のゲーム部門の方にお話を聞いてきました! N高校がなぜ強いのか、その秘密に迫りたいと思います。色々予定が重なってしまい、聞くのも書くのもギリギリになって焦ったということは内緒で……。

クラロワでも準優勝したN高

第2回全国高校eスポーツ選手権の会場画面から(提供:N高等学校)

ふっふっふっ……。今日はN高校の「CHNIすずか選手」にお話を聞いてきました! (テストで忙しい中お返事くれて本当にありがとう~泣)

CHNIすずか選手は現在N高校の1年生。2020年の「STAGE:0」クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)部門に「Nexus」というチームで出場。見事準優勝を果たしたチームのリーダーを務めている方です!

私自身クラロワは中学3年生の時に友人に勧められ少しだけ触ったことがあるので、ルールはある程度は分かっているのですが、「ある程度」なので、調べながら軽く皆さんに説明したいと思います。クラロワは、基本的には1vs1でプレーヤーが8枚のカードで構成されるデッキを作り、一定時間ごとに貯まる「エリクサー」というコストを消費しながらカードを戦場に送り出し、勝利を目指すゲームです。勝利条件は3分間で相手よりも多くのタワーを破壊することです。

タワーは3つあり、中央にある「キングタワー」を破壊すると、時間に関係なくその時点で壊した側の勝利となります。3分経過しても両プレーヤーの破壊したタワーの数が同じ、あるいはお互いに破壊していない場合は2分間の「サドンデス」に突入します。サドンデス中は、どちらかが先に3本のうちどれか1本タワーを破壊すれば勝利となり、タワーが破壊できずに終わった場合は、タワーのHPを多く削っていた方の勝利となります。

好きなタイミングで授業を受けられるN高

第2回全国高校eスポーツ選選手権に臨んだ自分(中央)を含む出場者たち(提供:N高等学校)

前置きが長くなってしまいましたが、今回のコラムのタイトルを回収していきたいと思います。

まず、個人的な意見としては、好きなタイミングで授業を受けられることが一番の強みだと思っています。

通学制の学校に通っているときや、N高校でもスクーリングのときに思ったことは、「授業の合間の休憩時間、めっちゃ邪魔だな」。その休憩時間だけで1日50分、1週間(平日5日)で4時間10分。移動教室や体育前の着替えとして使っている時間もあるかもしれませんが、通信制だとその時間を丸々自分のやりたいことに使える上に、好きなペースで勉強を進められるんですよ。

また、得意教科の授業の時とかって楽しいから時間の進みは早く感じるかもしれませんが、授業のペースが遅いなとかも思ったことありません? 私は結構「これ、独学の方が早いわ」とか思っていました。

それで学校を変え、自分の好きなことに時間を使えるようにした結果、大会では優勝。女子高生ミスコンにも時間を使うことができたのでファイナリストまで残り、現在ではプロチームのRascal Jesterの練習生としても活動ができています。正直、普通にあのまま通学制の高校に通っていたら今の道はなかったと100%思います。

CHNIすずか選手にズバリ聞きました

第2回全国高校eスポーツ選手権で優勝したときの自分(右)を含むN高のメンバーたち(提供:N高等学校)

私は自分のやりたいことに時間を「All Bet」できる部分が強みだと思っていますが、本日の記事のメインはCHNIすずか選手との「対談」! 一体どんな考えをしているのかを探ってきました!(チャットで質問したんですけど、対談風にまとめちゃいます)

* * *

大友 CHNIすずかさん!こんにちは! LoL部門で大会に出ているShakespeareと申します! 何件かお聞きしたいことがあるのですが大丈夫でしょうか?

すずか こんにちは、連絡ありがとうございます。大丈夫ですよ。

大友 ありがとうございます! それでは一つ目、大会中の練習時間はどれくらいだったんですか?

すずか 大会期間中は1日7時間、最近は少なくて1日4時間くらいですかね。

大友 お~なかなか多いですね。そのうちチーム練習などはどのようにしていたんですか?

すずか チーム練習というよりは、基本仲の良い友人と通話をしながらクラロワをしていました。

大友 なるほど、確かに1対1で戦うってなるとチームでの練習よりかは個人練習が大事になってきそうですもんね。チームで作戦などはあったんですか?

すずか ありましたよ。みんなすごく強いんですけど、チームの中で僕が一番強かったので、相手チームの一番強い方に僕が来るようオーダーを組んでいました。

大友 そうだったんですね。リーグオブレジェンドだと誰がどの相手をするのかっていうのが確定で決まっていて必然的に実力差が開いてしまうことが多く、その代わりに他のメンバーで勝ちきったりっていう作戦を立てたりするので、新鮮に感じます。
N高校が大会でいい結果をとっている理由は何だと思いますか?

すずか そうですね、N高校はやっぱり自分のやりたいことにたくさん時間を費やせるので、色々な考えを持っている人がたくさんいるという部分を僕は強みだと思っています。

大友 確かに! 時間費やせるのもそうですけど、ほんとに考え全く違う人多くてびっくりですよね。でもだからこそ自分には思いつかないような意見が出てきたりしていいですよね。お忙しい中、ありがとうございました!

すずか いえいえ、何か足りないことがありましたらまた連絡ください!

* * *

という感じで最初から最後まで神対応でした。

本当にご丁寧にありがとうございました(´;ω;`)。

時間だけではない強み

第2回全国高校eスポーツ選手権に臨んだ自分(中央)を含むN高のメンバーたち(提供:N高等学校)

私もCHNIすずか選手も、「好きなことに時間を使えるという点が強さの秘訣なんじゃないか」と同じ意見でしたね。それとは別に、色々な考えを持っている人が強みともおっしゃっていましたが、聞いてみて私もその通りだと思います。

LoLを5人でプレーしていて、チームでプレーするのってそれぞれ性格の役割も大事だなって思ったことがあるんです。我が強い人、周りが見える人、聖人のように優しい人、話が面白い人、奥手な人。一見すると良さそうに見える「周りが見える人」が5人いてもチームとして成り立つのかはまた別の話になってきます。

色んな人がいるからこそ、自分自身を見直すことにもつながったりしていくと思うので、大会での強さとは別に、N高校では人との関わり方を学べるのかなと思いました。(自分も我が強すぎて一回喧嘩したことあるので……。あ、最近は全くないですよ!!?大人になったので!)

今回もご覧いただきありがとうございました!

おそらく次は第3回全国高校スポーツ選手権が終わってからですかね。トーナメント表も既に出ましたが、準決勝でN高校のもう一つのチームに負けないように、より一層練習に励んでいきたいと思います!

それではまた次のコラムで!

大友美有

おおとも・みゆう 2002年8月生まれ、埼玉県出身。スターダストプロモーション・ゲーム事業部に所属。「女子高生ミスコン2019」でファイナリストに選ばれ、モデル活動とともにeスポーツに力を入れる。2019年の第2回全国高校eスポーツ選手権、2020年の高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」のLoL部門でそれぞれ優勝し、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」に練習生として加わっている。

N高の制服を着て撮影