さぁさぁ、どうぞ。エルゴヒューマンが監修したゲーミングチェア「Type-R」です

サイボーグVTuber「マシーナリーとも子」さんが様々なeスポーツタイトルなどを取り上げるコラム「マシーナリーとも子とeスポーツの浅瀬から」。連載18回目のテーマは「ゲーミングチェア」です。
サイボーグVTuber「マシーナリーとも子」さんが様々なeスポーツタイトルなどを取り上げるコラム「マシーナリーとも子とeスポーツの浅瀬から」。連載18回目のテーマは「ゲーミングチェア」です。
去年の10月にゲーミングチェアを買いました。ゲーミングチェアじゃなくて良かったんだけど……私って座り仕事だからさ。バーチャルYouTuberだから。
で、座り仕事をしているなら「椅子には金をかけろ」って言うじゃない? 去年は特別定額給付金も出たし、設備投資として金をかけた椅子とかをいっちょ買って経済を回そうと思ったわけ。経済というマニ車を回すのは徳が高いからな。
そいで椅子ってエイヤと通販で買うより、お店に行っていろいろ試し座りしたほうがいいよって周りの漫画家さんとか音楽屋さんとかに言われたのね。だから大塚家具とか行って座って回りました。
例えばこの手の高級椅子で有名なやつだと「アーロンチェア」って呼ばれてるやつがあるんだけど……20万円くらいする(あとで知ったけど10万円台のライト版ってのもあるみたいね)。絵描きとかのあいだでは高Tierに位置している鉄板中の鉄板だ。「アーロンチェア使ってる」と言うだけで「こいつ……やるな」と思わせる効果があるほど。
私もお店でアーロンチェアに座ってみたんだけど、ピンと来なかった。たしかに良い椅子だなと思うんだけど「くつろいだ気分にならないな」と思ったんだよね。
使用者に言わせるとこれはある程度正しい感想らしく、アーロンチェアはものすごく快適に作業できて捗る一方、長時間リラックスできる椅子ではないらしい。へぇー、なるほど。私、いい椅子であればあるほど身体が楽になってくつろぎやすくなるのかと思ってたよ。
椅子によってバフがかかるステータスが違うんだな。おもしろいなあ。
作業スペースとプライベートスペースが分かれている家なら、アーロンチェアのような椅子もいいだろう。だが我が家の専有面積は30平方メートル以下で1Kの狭い家。
仕事をする作業スペース=ゲームやパソコンで遊ぶスペース=おもちゃやプラモで遊ぶスペース=メシを食ったりお茶を飲んだりするスペースという劣悪な環境だ。そのため「何時間座ってても疲れない」という快適さも必要になってくる。だからアーロンチェアはNGだ。高いもの買えばいいってわけじゃあないんだな。勉強になったよ。
そんで結局買ったのがWINcaseブランドの「Type-R」ってやつ。バチバチにeスポーツを意識したゲーミングチェアで、高品質なOAチェアをガンガン出してるエルゴヒューマン監修のもと関家具が販売している逸品だ。
my new gear...2 pic.twitter.com/fxUJ1vKg3M
— マシーナリーとも子@サイボーグVTuber (@barzam154__) October 2, 2020
こいつのいいところは3つある。
1.絶妙に安い
2.適度な寝心地
3.肘掛けがすごくいい
ってところだ。
まず1.「絶妙に安い」という点だが、はっきり言って単純に安い椅子ではない。私は9万8000円くらいで買った。だいたいどこでも実売価格はこんなもんだと思う。これまで1万5000円くらいの椅子を買いつぶしては腰を痛めてきた私の感覚としては、充分すぎるほどの高級品だ。じゃあ何が「絶妙に安い」のか?
それは「10万円を切っている」点だ。これはまさに絶妙としか言いようがない。
椅子とか備品を買うときにね、10万円を超えるとね、「消耗品」にならないんだよ! 確定申告するときに!
10万円を超えると「減価償却」とかいう計算を何年にもわたってしなければならない。これが個人事業主としてはものすごーくめんどくさい。だから10万円を切っているのは大変ありがたく、「絶妙に安い」と言えるのさ。
次に2.「適度な寝心地」についてだ。この椅子は座面と背もたれの接続アームのところにロボットみたいな背骨パーツがついててカッコいい。こいつがいい感じに背中を支えてくれるし、反り具合の調節もできる。
もちろん背もたれは倒せるしヘッドレストもついてるので、背骨パーツと合わせてガッチリ身体を預けられる。
なによりフットレストもついてる! これが嬉しい。背もたれを最大まで倒してフットレストを使うとかなりいい感じの寝心地になり、仮眠にちょうどいい。この「ちょうどいい」ってのがミソで、ものすごく最高の寝心地ではないのがいい。
例えばゲームをやりまくって……あるいは仕事をしていて、どうしようもなく眠くなるときってあるよな? そういうときに「よし、15分だけ寝るか」みたいなのがものすごくやりやすい程度の寝心地なんだよ。これがガッツリベッドに倒れ込んでしまうとうっかり1時間半とか飛んでしまう。でもこの椅子なら15分くらいでハッと起きて、すぐに身体を起こしてゲームや作業を再開できるんだよな。快適だけど度を超えて快適すぎないこと、これが「適度な寝心地」に繋がっている。助かる。
最後に肘掛けだ(「Type-R」ではフォームアシストアームと名付けている)。私が今まで家で使っていた椅子には肘掛けがなかった。だから肘を置けるだけでうれしい。しかもこの椅子、肘掛けをカチカチ動かせるんだ。
角度がつけられる! これで何が起こるかと言うと疑似的な机の延長部分として使えるんだよ。これまでのコラムでも何度か話した通り、私の机は超狭い。猫の額くらいのスペースしかない。肘を置けないんだ。
だから作業するときに不便なのはもちろん、FPSを遊ぶときに重要な「腕を使ってエイムする」ってやつがやりづらい。だがこの肘掛けをうまく使えばそれがなんとかできる。
さらにさらにこの肘掛け、水平・垂直方向だけじゃなくて上下方向にも動かせるんだ。これもすげー面白いしうれしい。これを使って肘を保持すると、例えばスマホゲーム遊ぶときとかにすげー楽! とくにここ数年のスマートフォンってどんどんデカく重くなってるからずっと手だけで持ってると疲れるんだよな。その負担を大きく軽減できる。助かるわ。
とまあ、こんな感じで便利なゲーミングチェアWINcaseの「Type-R」、ものすごくちょうど良くてマシーナリーとも子オススメ!です。
こんなに褒めてるけどとくにPR案件ではなくて、勝手に買って使って褒めてるだけ。これをきっかけに製造元の関家具さんとかエルゴヒューマンさんからPR案件をもらいたい。どうですか? よろしくお願いします。じゃあ今日はこんなところで。