【LJL Spring Split】DFMが首位、追うV3 順位争いは激化! 折り返しのweek4

1月に幕を開けたLoLのプロリーグ「LJL 2021 Spring Split」。今週でweek4となり、早くもシーズンの折り返しです。LoL好きで、アマチュア大会にも出場している筆者がweek4の結果を振り返ります。
1月に幕を開けたLoLのプロリーグ「LJL 2021 Spring Split」。今週でweek4となり、早くもシーズンの折り返しです。LoL好きで、アマチュア大会にも出場している筆者がweek4の結果を振り返ります。
1月23日のweek1から始まった2021年のシーズン。3月6日のweek7まで週末ごとに試合があり、3月14日~4月11日にプレーオフが予定されています。week4でシーズンの半分を終えました。
1位 DetonatioN FocusMe(DFM):7勝1敗
2位 V3 Esports(V3):6勝2敗
3位 Rascal Jester (RJ):5勝3敗
4位 Sengoku Gaming (SG):4勝4敗
5位 AXIZ:3勝5敗
- Crest Gaming Act (CGA):3勝5敗
7位 Burning Core (BC):2勝6敗
- Fukuoka SoftBank HAWKS Gaming(SHG):2勝6敗
week4を終えて1位を走るのはDFMですが、V3がすぐ後ろに迫っています。一方、SHGとBCは苦しい戦いが続いています。特にSHGは、LJLmidの中でもトップクラスと言えるDasheR選手や韓国リーグ仕込みのZenit選手がいるだけに、意外な結果となっています。
SGがDFMを相手にして完全復調といえる試合をしました。DFMがミスをしたというわけではなく、SGが地力で押し勝った試合と言えるでしょう。
DFMは序盤有利を握られる展開は多々ありますが、中盤以降のマクロ、集団戦は非常に強力です。しかし、SGはただ強気に行くのではなく、自分たちの勝てるタイミングをしっかりとチームで理解し、見事な押し引きで試合を締めくくりました。
相手が仕掛けてくるところに反応するディスエンゲージも見事で、先週まで非常にアグレッシブだったGango選手のplayも少し修正されていました。最後のエルダードラゴン集団戦でもKazu選手のフラッシュインにしっかりと反応するGango選手は見事でした。
続くAXIZ戦では、SGが1万gold以上離して見事に勝利。SGはweek4で2連勝を収めました。
Gango選手は14-0-9という脅威のKDAで試合を終えています。シーズン後半に向けて、Gango選手の爆発とともにSGがどうなっていくのか目が離せません。
week4では先程書いたSGに加えて、RJとV3が華麗に2連勝しました。RJの1試合目のCGA戦では序盤からスノーボールしていき圧倒的に勝利しました。
2試合目のSHG戦では、いまJGでメタとなっているウディアに対してポケットピックのケインを当てていくなどの戦略を見せ、接戦となりましたが最後はきれいな集団戦を作り、勝利をつかんでいきました。
V3は1試合目のCGA戦では、ドラゴンソウルを取られながらも1万gold差をつけて勝っていく素晴らしい試合運び。2試合目のSHG戦でも中盤に手にした2000gold差から圧倒的な試合展開を作り出していきました。チームのマクロ的な動きや駆け引きが正確でV3のゲームコントロールのうまさが光っており、昨シーズンの優勝したV3を思い出させる試合内容でした。
2/20と2/21はLJLはお休みですが、その代わりに2/27と2/28が2日間に渡ってweek5とweek6の試合が行われる「スーパーweek」となっています。チームにとっての2週間の練習、修正期間となりますので、シーズンの試合を通して最も成長する期間と言えます。
下位チームが調子を上げるか、調子が上がってきたチームがどこまで仕上げられるのか、シーズン後半戦はぜひ注目したいです。また、メタの変化によって新たに活躍するチャンピオンたちや新しい戦術が出てくることもあるので、各チームがどんな戦いをするのか予想するのも面白いかもしれません。
(渋谷侑希)
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