人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」(以下、Apex)では、2020年11月にシーズン7のアップデートが配信されました。新たに追加されたマップ「オリンパス」では、ゲーム初登場のビークル「トライデント」で戦場を駆け抜けることが可能に。新レジェンドの「ホライゾン」が追加され、戦闘がさらに激化しています。

続々と追加された新要素に、新鮮味を感じながら楽しむプレーヤーも多いことでしょう。遅まきながら、シーズン7のアップデート情報をまとめ、プレーにどのように影響するのか解説していきます。

【最新】1月5日のアップデートで押さえておきたい変更点

2021年最初のアップデートでは、期間限定のゲームモードの実装と共に戦術面に関わる調整も行われました。その中でも押さえておきたい変更点を紹介します。

■レジェンド

ランパート
戦術アビリティ「強化バリケード」のクールダウンが30秒から20秒に引き下げられました。
10秒もの短縮で、バリケードをよりたくさん設置できます。ランパートの評価が上がるきっかけになるかも?

ホライゾン
戦術アビリティ「グラビティリフト」のクールダウンが16秒から21秒に引き上げられました。グラビティリフトは攻守、移動ともに強力で、それを後押しするのが16秒というクールダウンの早さでした。21秒に引き上げることで、一旦様子見というところでしょうか。新年から早速弱体化の洗礼を受けた形になります。

※当初発表されていたコースティックの調整は行わない旨がアナウンスされました。

武器

ヘムロック
ダメージが22から20に下げられました。筆者もよく使う強武器が弱体化されるとあって残念です。あと一歩のところで倒しきれない、といった場面が増えるかもしれません。

マスティフ
3、4番目のペレット(弾)の拡散範囲が広がり、4発全体での命中範囲が拡大しました。マスティフはエイム時に弾が集中して標的に当たるのが強さの要でした。今回の調整で弾の拡散範囲が広がるので、火力ダウンにつながりそうです。

プラウラー
予備の銃弾数が175から210に。弾数が増えるのは単純な強化ですね。

シーズン7の新要素をおさらい!

シーズン7から追加された新マップ「オリンパス」

新マップの「オリンパス」は、雲の中に浮かぶユートピアという設定。上空にあるマップということで、至るところで落下死してしまうポイントが多いのが特徴です。進んでみた先に地面がなく、あえなく落下死してしまった……なんて経験をした人は少なくないのでは?

各エリアを見てみると、日本文化が垣間見える庭園や近未来的な建物が目を引きます。戦場は起伏が少なく平坦な場所が多いため、見通しがよく、レヴナントのアビリティは少し使いづらいかもしれません。遮へい物が少ないところも多々見られ、スナイパーライフルが活躍する場面も多いはず。

オリンパスに登場する「トライデント」

新ビークルの「トライデント」は3人で乗り込むことができ、移動力が増すので、遠くまで一瞬で行くことが可能。ブーストを使って高速で移動することで難所を回避したり、パルスダメージを避けたりすることもできます。

他のバトロワゲームと違い、ビークルにひかれてもダメージは入らないので、トライデントが突っ込んできても、落ち着いて対処したいところ。逆にトライデントに乗っている際、トライデント本体に与えれたダメージは、搭乗するレジェンドたちに分散されて直接入るので注意が必要です。

シーズン7から追加されたレジェンド「ホライゾン」

新レジェンドの「ホライゾン」は、チーム編成の定番を一新させるに相応しい強さを持っているキャラクターです。

落下の衝撃を抑制するパッシブアビリティ「スペースウォーク」は地味ですが、重力を操りレジェンドを上に浮かぶように運ぶ戦術アビリティ「グラビティリフト」は非常に強力。これにより、通常では行けないような高い場所に移動でき、有利な位置から敵を攻撃できます。

アルティメットアビリティの「ブラックホール」は、相棒であるロボット「ニュート」を展開して、マイクロブラックホールを作る大技。近くのレジェンドたちを吸引して、グレネードで一掃できた際の快感はひとしおです。

レジェンドや武器はどう変わった? 注目すべき変更点

新要素の次は、パッチノートから注目すべき変更点を見ていきましょう。

■レジェンド

バンガロール
アルティメットの「ローリングサンダー」の爆発にかかる時間が8秒から6秒に短縮。微調整ながら、今までより早く敵をしりぞけることができ、使いやすくなった印象です。マッチでも増えてきたような気がします。

コースティック
戦術アビリティの「Noxガストラップ」とアルティメットアビリティの「Noxガスグレネード」で発生するガスの中で視界がぼやけなくなり、行動しやすくなりました。一方、ガスで受けるダメージは4〜10ティックから6〜12ティックに強化。ガス内でのストレスは軽減されましたが、敵にすると厄介な存在なのは変わりません。

ミラージュ
戦術アビリティの「サイクアウト」とアルティメットアビリティの「パーティーライフ」で発動するデコイの体力が45に増加しました。強化ではありますが、デコイに攻撃が当たると光るため識別は可能。デコイに慣れている上級者には効果が薄いかもしれません。

オクタン
パッシブアビリティの「高速修復」の回復速度が2倍(0.5HP/秒から1.0HP/秒)になりました。自然回復する速度が上がったため、他のレジェンドと比べて注射器や医療キットが少なく済むのが強みです。以前と比べて、戦いの最前線に向かいやすくなりました。

ワットソン
戦術アビリティ「周辺セキュリティ」の接触ダメージが10から15に増加。強化されましたが、上級者はそもそもこの電気フェンスに当たらないかもしれません。しかし、終盤の強さは健在。少し強化しすぎるとゲームバランスが崩れかねない危険なキャラであることは間違いないでしょう。

ローバ
アルティメットアビリティ「ブラックマーケット」で、弾薬の取得がカウントされなくなり、範囲内の弾薬をあるだけ取り出せるようになりました。スタート時点でアルティメットゲージが50%たまっている状態なのでかなり強くなった印象です。戦闘が発生し、物資が不足しがちな終盤にも頼りになるレジェンドでしょう。

ランパート
アルティメットアビリティ「シーラ」が完全に回転するまでの時間が2秒から1.25秒に。戦術アビリティの「増幅バリケード」が完成するまでの時間が4秒から3秒に短縮され強化が入りました。どのアビリティも他のレジェンドと比べて使い勝手が悪いためか、強化されたもののまだ使用率は低い印象です。

パスファインダー
ヒットボックスが増加しました。全体的に少しヒットボックスが太くなりましたが、足元などがスリムなため、まだまだ弾が当たりにくい印象は変わりません。また、戦術アビリティの「グラップリングフック」の最大クールダウンが30秒に短くなりました。性能を損なうことなく弱体化されており、いい調整だと思います。

■武器

補給物資
エアドロップから取得できる特別な武器である補給物資が変更。R-99が削除され、通常武器に戻りました。代わって補給物資になったのは、プラウラーです。

フルキット武器(通称・金武器)
取得当初から特定のアタッチメントが付属されているフルキット武器が以下に変更されました。

  • ウィングマン
  • センチネル
  • ハボック
  • G7スカウト
  • オルタネーター

ヘムロック
最初の3ショット(バースト時は最初のバースト)で、右方向への反動が若干増えた一方、単発モードでの反動が減少しました。また、ヘッドショットした際のダメージ倍率は2.0から1.75に変更。シーズン6での強化で注目を高めた武器ですが、シーズン7では弱体化されました。しかし、人気武器には変わりありません。

ハボック
反動パターンが変更。一時期は人気武器の筆頭でしたが、反動が強くなったことであまり使われなくなりました。エナジーアモ系武器では、ボルトのほうが人気でしょう。

L-スター
新たな反動パターンが追加された一方、トリガーを離した後のベント時間が0.4秒から0.15秒に短縮され、オーバーヒートしていない場合の熱の低減時間も短縮されています。
強化されましたが、以前と同様、暴れるように反動するのが扱いづらい印象です。マズルフラッシュも強烈なため、敵が見にくくなるのも使いづらい要因かもしれません。個人的にはボルトを使ったほうが良さそうです。

L-スターの形は最高にかっこよくて好き
ボルトは今回のアップデートで弱体化されておらず人気が高い

センチネル
チャージ状態のベースダメージが70から88に強化されました。また、チャージ状態の場合、対シールドのみのボーナスダメージではなく、純粋にダメージアップに変更されました。

トリプルテイク
連射速度が1.3から1.2に変更。連射速度が遅くなりましたが、いまだに人気。ヘッドショットをドカンと狙うタイプではなく、連射して細かくダメージを取れます。オリンパスでは平らな地形が多いので、部隊に1人スナイパーがいると、いいバランスになりそうです。

スナイパーライフルでは一番人気か

■ホップアップ

クイックドローホルスター
RE-45とウィングマンに装着できる新ホップアップ。装備すると武器の切り替え速度が上がり、ADS(サイトを覗く)までの時間が短縮されます。また、腰撃ち時の弾の広がりが抑えれます。
RE-45は弾が当たれば強いのですが、制御しにくい印象が強い武器でした。このホップアップが登場し課題を解消することで、ピックアップ率が上がる一手となるか注目です。個人的には、中距離から遠距離では当たらないので、それなら当てやすく威力の高いショットガンでいいのではないかとも思ってしまうのが正直なところ。

近距離戦にめっぽう強いマスティフは一番人気か

■その他

進化アーマー
進化させるのに必要なダメージが増加。終盤に最終進化の赤アーマーだらけになっていた状況が一新されました。

リングダメージ
ラウンド2以降のリングダメージが減少しました。ラウンド2のダメージ回復に注射器の使用が間に合わない事態が解消されました。戦術の幅が広がる良い調整だといえるでしょう。

まとめ

今回のアップデートで、バランスのいい環境になったといえます。個人的にはランパートのキャラ、アビリティがかなり好きなので、次はもう少し強化されてほしいところです。新環境のApexをガンガン楽しみましょう!

【著者紹介】オケモト

フリ-ライター 主にオモコロなどで活動中。ゲーム好きだった父の影響で幼い頃からゲームボーイを与えられ、自らもゲーム好きになる。現在はApex Legends、MTGアリーナを勢力的にプレイ。小学5年生の時駄菓子屋にあったメタルスラッグ2をやり込みランキングを全て自分に染め上げた時が人生のハイライト。ツイッターアカウント(@oke_hiro)。