なぜ人はモバイルデバイスでゲームをするのか

実は一昨年までコンシューマーゲーム機(SwitchとかPS4)を持っていませんでした。理由はいろいろとあるのですが、「家庭の方針」です。

なので、おおっぴらにゲームするためにはスマホでやるしかなかったのです。パズルゲームやポチポチゲームも暇つぶしには良いけど、やっぱり本格的な凝ったゲームがやりたいですね。手に汗握る臨場感、味わいたいです。

私みたいな事情があるかはともかくとして、オンラインゲームに関する調査によると18歳以上の日本人が1週間でゲームする時間の平均は6.88時間。1日1時間、皆さん高橋名人とのお約束をきちんと守っていますね。

でも、本当はもっとゲームしたいですよね? 皆さん忙しいからちょっとしかゲームできないんですよね? どんな場所でも本格的な凝ったゲームしたいですよね?

そんなあなたにお薦めしたいのが「Call of Duty: Mobile」(以下、CoDモバイル)です。

メイン画面。モバイルなのにたくさんのメニューがあります

理由1:一回あたりの戦闘が短いのでたすかります

チームデスマッチの開始画面。サーチアンドデストロイ!

「CoDモバイル」をやったことが無い人にどんなゲームかを軽く説明すると。

いわゆるFPS(First Person Shooter)ゲームです。主人公視点になるので、自身が操作するキャラは手元と武器だけしか見えません。まるで自分が銃を撃っているかのような感覚で遊ぶことができます。

CoDモバイルはFPSの戦争ゲームなのですが、いろんなモードがあります。広大な敷地内で最後の1人(もしくは1チーム)になるまで戦うバトルロイヤルもありますし、eスポーツ公式試合でよく採用される陣取り合戦モードもあります。プロップハントといって、2チームに分かれて片方が隠れて片方が見つける「かくれんぼ」モードもあります。(ゾンビモードはなくなりました……)

ランダムに集められたチーム同士が対戦。フレンドと組むことも可能です

私はその中でもチームデスマッチを中心にやっています。ほぼそれしかやっていません。すぐ動いてしまって、かくれんぼ苦手なので。

オンライン上の誰かと5対5でチームを組んで戦い、40キル(=相手を倒した回数)に到達、もしくは制限時間が来た時点でより多くキル数を稼いだチームが勝ちです。一度倒されても所定の場所でリスポーン(復活)するので安心です。バトルロイヤルみたいに100人中1人目に倒されて悲しい思いをすることはありません。

最終成績に影響するのでなるべく倒されないように多くの相手を倒したいところですが。そして、この1回あたりのゲームが早いと10分くらいで終わるんです。チームバランスが取れていると20分ほどかかることもありますが、両チームの戦力に差があるとポコポコ倒されていきます。キル数40対5なんてことになる場合もあります。

大差で勝った例。この対戦、6分で終わりました

「戦力差が開いていると面白くないんじゃないか」という声がありそうですが、味方が強すぎても敵が強すぎても、いずれにせよ爽快感があって楽しいです。戦力が拮抗している場合も緊張感があり、自分のメンタルと実力が試されるので楽しいです。

それに、相手チームの戦い方に合わせて戦略を変えていくのも醍醐味ですね。相手が特攻型、ショートレンジで戦う方であれば陰からスナイプしたり罠を張ります。スナイパータイプだといかにその位置を見つけ出すかがカギになります。静音装備にして気付かれないように背中から忍び寄り、バスンと打てた時には快感です。

非課金でも様々な武器をゲットすることができます

私はショートレンジ特攻型なのでサブマシンガンをバラバラ打ちながら相手陣に突っ込んでいくのが大好きなんですが、「わー!」って言いながら走っている時にヘッドショット食らって気が付いたらリスポーン、というパターンが良くあります。

逆にまだ態勢の整っていない敵や隠れる前のスナイパーを見つけては何もさせることなくハチの巣にすることもあります。

この、バトルロイヤルとはまた違った楽しみ方がCoDモバイルの魅力の一つだと私は思っています。こころよく死ねる安心感というか、死んで成長する高揚感というか。

これは一度はまると抜け出せません。

理由2:指何本派ですか?

仮想ボタンのカスタマイズ画面。大きさ、位置、透明度が変更できます

コンシューマー版の「CoD」シリーズだと「パッド」と呼ばれるゲームコントローラーを使ってアナログスティックや複数のボタンを押して操作するのですが、CoDモバイルだとタッチスクリーンしかありません。なので、パッドだと左右のアナログスティックで行う主人公の移動、視点移動(エイムと言います)の操作、武器の変更、腰だめで打つか照準で打つかの選択、ジャンプするか屈むか、匍匐前進、銃の弾をリロード、サブウェポンを使う、といったことをタッチスクリーン上で行う必要があります。

設定で画面上のボタンの配置や大きさは変えられますが、画面を3分割して右側と左側をボタンで埋め尽くすスタイルが多めです。人によりますが私の場合、両方の親指は主人公の進路とエイムの操作で固定されています。

さて、では他の仮想ボタンはどうやって操作していると思いますか?

そうです、人さし指を使います。

スマホの背面を両小指と両薬指で固定し、両中指は操作でズレないようにスマホの上部を固定し。で、指4本で画面操作です。私はこのスタイルを「カニ」と呼んでいます。

カニスタイルでゲーム中。これだけボタンがあっても敵は視認できます

タブレット派の人は重量があるので机に置いて指6本で操作していることもあるようです。このスタイルは、さすがにスマホでは真似できなさそう。

もちろん、始めたばかりの人のために自動発砲やオートダッシュなどの補助機能も満載されてますので、初CoDモバイルで1キル、なんてこともできちゃいます。

慣れてきたら複数指を使って戦闘するようになると思いますが、もうそれだけでプロっぽくてカッコいい気分になります。始めたばかりで指2本の人を見ると少し優越感を覚えます(ディスっていません、微笑ましい感じです)。

ちなみにあなたは、何本派ですか?

理由3:ガンスミスで自分の武器を

ガンスミスの画面。どこかを上げるとどこかが下がる。最強なんてないです

多くのFPS系のゲームは課金で戦績に差が出ないよう、購入できるものは衣服だったり武器のスキンだったりします。課金しなくても誰とでも対等に遊べるっていうのは、お小遣い生活の社会人には助かりますよね。それでも欲しいスキンや装備のためにちょいちょいポチってしまうのですが。

課金ガチャ画面の一つ。二丁拳銃なんて欲しくなるに決まってますよね

CoDモバイルでも武器それぞれの特徴はあれど、基本的に同種の武器で性能の差は大きくありません。AK-47はどこまで行ってもAKですし、このスナイパーライフルを持ってれば百発百中なんてことも無いです。多少武器とステージの組み合わせによって有利不利があり、最終的には使うプレーヤーの腕次第、ということです。

どの武器を使うかを考えるよりも自分のプレースタイルに合った武器を選ぶのですが、シーズン9からガンスミスが使えるようになりました。

前までは銃を手に入れたらスキンは固定されていましたし、アタッチメントも最大3つまでしか選べませんでした。サイト・スコープに加えて3つです。大体は静音のためにサプレッサーつける、とか大容量マガジンにするとか、発射時の反動を抑えるためにグリップつけるとか、照準を早くするためのクイックドロー……あ、これ考えるだけでも十分楽しい。

対戦を重ねると解放されるバトルパス。遊び続けるといろんな特典があります

その楽しさが、ガンスミスの登場で激増しました。

まず銃のスキンが選べます。自分の色に染められます。ステッカーが4つもつけられます。もう自分だけのユニーク装備と言っても過言ではありません。そして9つのスロットに対して、最大5つのアタッチメントがつけられます。最大何パターンなのか計算することも諦めたくらい無限大の装備が試せます。

「ガンスミス」システムで本当に自分のプレーに合わせて微調整ができるようになったんですよね。特攻型がエイムをブレさせずに敵陣に突っ込めるアタッチメントパターンを誰か教えてください。

なぜ私はCoDモバイルをプレーするのか

カスタマイズして、練習して、からくも勝利。これがCoDの醍醐味です

戦って失敗して、微調整して、また戦って練習して微調整して、年齢のせいか指の油が足りずにスクリーンをタッチしても上手く動かないので、100円ショップでタッチスクリーン用指サックを買ってきたり。

この果て無き微調整で自分が無限に変わっていける。そこがCoDモバイル最大の魅力だと思いました。ゲームをする時間が少ない社会人にも優しいし、課金しなくても十分に遊べる。ちょっとの時間でも本格的なFPSができて、上達していける。

本当はフレンドと一緒に戦う楽しさとかも書きたかったんです。ですが、残念ながら私はソロプレーヤー。チームにも所属していないしフレンドも少ない野良プレーヤーなのです。社会人になると時間を合わせるの難しいですしね。

でも、それでもこんなに楽しい。

負けることもある。でもそれが次につながります

「オンライン対戦ゲーム? 使える時間少ないし、チームに入って時間を合わせるのも難しいしなぁ」
「もう反射神経がついていかないよ」
「スマホしか持ってないんだよね、本格的なアクションゲームはできないんでしょ?」

そんな人にこそCoDモバイルをお薦めしたい。

手元にスマホがあるなら、今すぐストアに行きましょう。今日あなたに1時間あれば、チュートリアルも合わせて3~4戦はやれるので。気がつけば通勤の電車の中でもきっと、次の戦闘の立ち回りのことを考えているはずです。

そう、CoDモバイルはゲームやっていない時も楽しい。

【著者紹介】木村勇雄

1977年、福岡県久留米市生まれ。1998年朝日新聞社に技術者として入社。工場管理システムからシステム統合監視、WEBサイト構築まで全般的に手掛ける。最近ゲームはゼルダとスマブラ、CoDモバイルにドはまり中。スマブラではマリオ、リンク使い。主食はとんこつラーメン。
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