ときど「ベストドレッサー賞」スポーツ部門賞に輝く! eスポーツ選手として初の快挙

「第49回ベストドレッサー賞」の授賞式が都内で開催され、スポーツ部門賞でプロゲーマーのときど選手(@tokidoki77)が受賞しました。過去にはプロ野球の長嶋茂雄氏をはじめとする錚々たるアスリートが受賞してきたベストドレッサー賞ですが、eスポーツ選手が受賞したのは今回が初めてとなります。
今や子供の憧れる職業第2位ともいわれるプロゲーマーですが、ときど選手は日本のeスポーツ界を代表するプレーヤーです。東京大学を卒業後にプロゲーマーになる決意を固め、2010年に日本人として3人目のプロ宣言をして以来、常にeスポーツの最前線で戦い続けています。2017年にはラスベガスで開催された格闘ゲームの世界大会「EVO」で、アメリカ人選手Punkを下し優勝。堂々の世界一に輝きました。
独自のライフスタイルを追求するファッションリーダーに贈られる「ベストドレッサー賞」ですが、ときど選手の選出理由は「eスポーツ競技シーンにおける心身の鍛錬の必要性を説き、新たな職業とそのファッションを創造したベストドレッサーとして」でした。
ときど選手は「歴史のある賞を受賞できて本当に光栄です。僕がこういった賞を頂けるというのは、ゲーマーが胸を張って社会を生きていけるようになるための一歩になると思うので、自分がその役割を担えたのならばとても嬉しく思います」と語りました。
受賞式ではときど選手による「ストリートファイターV」のエキシビションマッチも行われました。若手強豪プレーヤーである水派選手が操る「リュウ」に対し、ときど選手は代名詞ともいえる「豪鬼」を投入。1ラウンドも落とすことなく見事勝利し、会場を大いに盛り上げました。
今後の抱負を聞かれたときど選手は「eスポーツは今やゲーム外の要素までもが勝敗に影響する世界になりつつあります。僕はここ数年で筋トレや空手に取り組むようになりましたが、今後も幅広いことに挑戦していきたいです。折角こういう賞を頂いたので、まずはファッションのことを勉強しなくてはなりませんね」と語りました。
また、第49回ベストドレッサー賞ではほかに、政治・経済部門で伊藤忠商事株式会社の代表取締役社長COO・鈴木善久さん、学術・文化部門で日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞さんが受賞。芸能部門では、女優・アナウンサーの田中みな実さん、俳優の中村 倫也さんがそれぞれ受賞しました。
TOPANGA CHAMPIONSHIPに臨むときど選手
ポーズを取るときど選手
思い出を語るときど選手
インタビューに応じるときど選手
自身を「凡人」と評するときど選手
3月の「TOPANGA CHAMPIONSHIP」で、試合に臨むときど選手
取材後、くつろいだ表情を見せるときど選手
取材場所には、ときど選手が獲得したトロフィーなどが所狭しと並べられていた
TOPANGA CHAMPIONSHIPに臨むときど選手
TOPANGAチャンピオンシップでウメハラ選手(左)との対戦を終え、笑顔を見せるときど選手
記念撮影をするときど選手(手前中央)と格闘ゲーマーたち