タクティカルFPS「レインボーシックス シージ」(R6S)の日本最強決定戦「レインボーシックス Japan Championship 2020」の決勝大会が10月18日、幕張メッセで開かれました。大会に合わせたスペシャル動画コンテンツで解説者を務めたプロゲーミングチーム「父ノ背中」副リーダーけんきさんが大会やR6Sの競技シーンに対する思いを語りました。

変わりつつある日本の競技シーン

けんきさんは報道陣の取材に応じる形で、プロゲーマーとしての意見を述べました。

まず、R6Sの競技シーンの現状については「今回の大会は、日本やアジア(のチーム)が世界に挑戦できるかを題材とした大会。現状は世界と比べると日本はまだ劣っている。それをどう超えていけるかだ」と指摘。そのうえで、「CAG(CYCLOPS athlete gaming=優勝チーム)を含めて世界に戦えるレベルになっていると感じている。今まで日本でトップのチームが世界のトップチームと戦っても7-0(ストレート負け)という時代があった。それが変わりつつあるのを感じている」と話し、「5年間シージに携わってきて、やっとここまで来られたことは素直にうれしい」と述べました。

今回の大会は優勝チームに賞金1000万円が贈られるなど、賞金総額は1500万円となり、国内の大会では過去最高額なりました。この点についてけんきさんは「賞金額が上がったのはeスポーツが日本で広く普及していくきっかけになる」と評価しました。また、「父ノ背中」の一員として大会に参加しましたが、けんきさんが第一線としてR6Sの大会に出るのは今回が最後となり、「大会規模以上に思い出深い大会になった」と述べました。

競技シーンの位置付けについては「ぼくたちプロゲーマーは、仕事としてやっていたのではなく、遊びをずっと続けてきた。楽しくて楽しくて続けてきて、それがこの世界観になっている」と表現。「僕たちは『戦っている』というよりは、遊び尽くしているんですよね。シージに対して5年間、限りない時間を遊び尽くして、遊び尽くした結果、今のみんなができあがっている。世界中のいろんなプレーヤーと遊び尽くしたな、と思っている」と見解を語りました。

父ノ背中・けんきさんが語るR6Sの競技シーン