DetonatioN Gaming VALORANT部門のSTABAです。茨城生まれで、育ちは千葉の一人っ子です。

幼少期はゲームボーイで「ポケモン」、「ドラゴンクエスト」、「ロックマン」などを遊んでおり、ゲームに触れるタイミングは早かったと思います。小学4~5年生にかけて、ゲームキューブの「大乱闘スマッシュブラザーズDX」、「カービィのエアライド」といった対戦ゲームもプレーしていましたが、カードゲームや外に出て遊ぶ機会もありました。

そんな僕がPCゲームをプレーするきっかけとなったのは、小学4年生になったころに友達の家にあったPCから「ハンゲーム」というオンラインゲームコミュニティサイトを知ったことです。

小学5年生になったあたりで、ついに我が家にもノートPCが導入されました。僕はさっそくハンゲームで面白いゲームが無いかと探し、「ゴールドウィング」という戦闘機を操作して戦うシューティングゲームなどを遊んでいました。このゲームは中学校に進学した後も短時間ではありましたが、プレーしていました。

中2で初めて触れたFPS、やがて夢中に

中学2年生のときに、僕がマルチプレイのFPS(ファーストパーソナルシューティング)ゲーム「サドンアタック」と出会いました。今思えば、これがFPSにはまるきっかけだったかもしれません。

僕は「サドンアタック」を高校生になった後もプレーしていました。そんな時、一緒にそのゲームでプレーしていた知人から、別のFPSゲームの事を教えてもらいました。それが、「Counter-Strike」(以下、CS1.6)です。当初は知人から「CS1.6をプレーするとサドンアタックが上手くなる」という意味不明な理由を説明され、なんとなくでプレーをしていました。

実際にプレーしてみると、「マネー管理」「武器・弾薬をラウンド開始時に購入」「弾が壁/オブジェクトを貫通してダメージを与えられる」など覚えることがたくさんありましたが、そういった部分にひかれました。初心者用のBot撃ちサーバーを教えてもらい、慣れるのに手いっぱいでしたが楽しんでいた記憶があります。

フラグムービーに刺激

STABA選手

CS1.6を始めて少し経ったころです。僕はとある動画を発見しました。それは~~「自分もこの舞台でプレーしたい」と思い、この時初めて僕はゲームを、CS1.6を本気でプレーすることを決断しました。

CS1.6では、コミュニケーション、味方のカバー、エイム練習で意識すべきこと、クリアリングの順番……といったことを色々な人から教わりました。そうした「人」に恵まれていたこともあって、国内やアジアのオフライン大会へ参加することができました。CS1.6での経験は、「Dota 2」や「CS:GO」をプレーする上でも、多少なりと生きていたと思います。

ブランクを経てVALORANTのプロへ

その後、紆余曲折があり2017年の秋ごろからFPSゲームから離れて2,3年ほどが過ぎました。そのとき、「League of Legends」で世界中に名をとどろかせた「Riot Games」から新作のFPSゲーム「VALORANT」が出されるといった発表がされ、ゲーマー界隈をにぎわせました。

僕もそのゲームに興味を持ち、当初は単純に「遊ぶ」目的でプレーする予定でいましたが、発表まもなくしてDetonatioN Gamingからオファーをもらいました。VALORANTはエージェントと呼ばれるキャラクターごとに異なるアビリティーが準備されていましたが、マネーシステムやストッピングなどCounter-Strike系に似ている部分があったため、声をかけてくれたようです。

ただ、年齢やブランクもありましたし、何よりこの段階ではゲームがリリースされておらず、即決することができなかったので、ひとまずβテストでプレーして感触を確かめ、どうするかを考えることになりました。

その後に韓国サーバーのβテストに参加。空いた時間にVALORANTをプレーし、ゲームに慣れてみることに力を入れました。実際にプレーしてみて課題は多いですが、自分の中でやれそうだと思ったので、VALORANTのプロとしてDetonatioN Gamingへの加入を決めたのです。

マップごとに考えるシナジーやカウンター

VALORANTに感じていることは、MOBA系のゲームのようにPickしているエージェントによってできることが限られているため、マップごとにシナジーやカウンターを考える必要がある点です。現時点ではエージェント数が少ないですが、追加頻度によっては深く追求しなければならないと思います。これはDota 2をプレーしていた時に直面した問題でもあるので、今後の課題となります。

VALORANTは他のゲームと比べて撃ち合いが簡単に感じます。もちろん、リコイルコントロールやストッピングの練習が必要ですが、キャラクターの移動速度が遅く、スキルの使い道によっては撃ち合いをカバーできる点については、他のFPSと比べると初心者の方でも遊びやすいのではないかと思います。

めざすは日本一、その先にある世界の舞台

VALORANT部門のSTABA(左から)、TEN、mittiii、ZodiaXの各選手

プロ選手としての生活を少し紹介します。普段から気を使っていることは「睡眠時間」です。以前と比べて長時間プレーするにあたり、集中力の維持が難しくなっているのが課題となっているからです。

チーム活動が午後1~7時、午後8~10時にあり、さらに午後10時からは1時間ほどフィードバックを行って終了です。基本的には深夜1~2時に就寝し、午前10~11時に起きるようにしています。

当面の目標としては、チームが日本一になることを目指します。今は海外のオフライン大会への参加ができない状況ですが、新型コロナの問題が改善された場合を考えると、海外へ行くには日本を突破しなければなりません。

個人としてもチームとしてもまだ課題は山積みですが、腐らず地道に努力してトップを目指していきます。

STABA

スタバ 1993年10月4日、茨城県生まれ。CS1.6やCS:GO、Dota 2で国内外を舞台に様々な功績を残してきたレジェンド級プレーヤー。過去にDetonatioN GamingのCS:GO部門で活動し、数々の大会で活躍した経験を持つ。一度部門の解散に伴ってチームから離脱していたが、VALORANT部門の立ち上げとともに再加入を果たした。これまで培ってきた膨大な経験値を生かし、チームを日本一、そして世界へと牽引する。