障害者を雇用する企業がeスポーツを通じて競い合う「第1回ePARA CHAMPIONSHIP」が17日から始まります。「世界初のバリアフリーeスポーツ社会人チームチャンピオンシップ」を掲げ、4企業が参加します。障害の有無に関わらず、企業内や企業間の交流をはかることをめざしています。

eスポーツを通じて、障害者が自分らしく、やりがいをもって社会参加することを支援する団体「ePARA実行委員会」が主催し、GAMEクロス(朝日新聞社)が後援します。第1回大会の合言葉は、「Aim High」。完全オンラインで開き、大会の模様はライブ配信されます。

CoD:Mobileと鉄拳7でバトル

参加するのは、実行委が事務局を置く「株式会社ePARA」(東京)のほか、基礎化粧品や下着を企画・販売する「株式会社愛しとーと」(福岡)、ネットショップを簡易に作成できるサービスを運営する「BASE株式会社」(東京)、BPOやコールセンターサービスを提供する「ビーウィズ株式会社」(同)です。

大会は2部構成で、今月17日はpart1の「チームFPS/TPS部門」として、「Call of Duty: Mobile」で競います。5対5のチーム戦です。続いてpart2は「格闘ゲーム部門」があり、11月22日に「鉄拳7(Steam版)」で競います。こちらは3on3のチーム戦です。2つのタイトルの総合で優勝を決めます。

今回を機に、実行委は2021年に規模を拡大して開きたい意向です。国際大会の開催も視野に入れています。

第1回 ePARA CHAMPIONSHIP 公式PV

中島涼子さん、猪狩ともかさんがアンバサダーに就任

17日のチームFPS/TPS部門で大会アンバサダーを務めるのは「車椅子インフルエンサー」の中嶋涼子さん。中嶋さんは「日本中どこからでも参加ができるeスポーツは、コロナ禍である今、更に大きな役割を担うものだと思っています。気軽に外出できなくなり辛い日々ですが、eスポーツを通して、みんながつながり、楽しみをシェアすることができるこの機会を存分に楽しみましょう」というメッセージを出しています。

11月の格闘ゲーム部門のアンバサダーには、アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかさんが就きました。猪狩さんは「私は普段からeスポーツをしていますが、ゲームは障害の有無にかかわらず楽しむことができるので、今回この大会に参加できてとても嬉しいです」と語っています。

配信は以下のYouTubeのePARAチャンネルで予定しています。

【10月17日(午後0時45分配信開始予定)】

【11月22日(配信開始予定は調整中)】

「一歩前に進んだノーマライゼーションに」

ePARA以外の3社の意気込みを紹介します。

【愛しとーと】

障がい者雇用、作業所との連携を実施し、企業内でのノーマライゼーションを実現してきた私達、愛しとーとがeスポーツの可能性を知り、eスポーツが実現できる平等な活躍の場をさらに活性化したい、支えているのではなく支えあう感覚をこの大会に参加する事で、チームに、社員に感じてもらいたい、一歩前に進んだノーマライゼーションの社会実現を目指す気持ちでePARA参戦を決めました! もちろん勝ちに行きます! 共に喜び合う仲間を見たいので!

【BASE】

2019年、BASEは日本で初めてeスポーツ選手の障害者雇用を実現しました。2020年7月からは、チームメイトやコーチ体制を拡大したチームとしての活動に取り組んでいます。私達の活動目的は、より大会で実績を残しより活躍できるシーンを増やすことで、新しい働き方の価値観や意義を広めることです。本大会においても、チーム活動の一歩目として、勝利を目指して挑戦していきたいと思っています!

【ビーウィズ】

ePARA CHAMPIONSHIP 開幕おめでとうございます。ePARA2019で優勝した実績を持つ選手も連覇を狙い参戦いたします! 合同練習時間を調整する難易度も、離れた地域の選手たちがオンラインでしっかりとコミュニケーションを取りながら形を作っていきました。大会に参加される企業のみなさまとの交流を通じて、バリアフリーeスポーツを全力で盛り上げ、そして全力で楽しみます!