――ご自分のプレースタイルをどう思いますか?

個人的にはすごく攻めるタイプで、守る系のサポートでも前に出たくなっちゃって。あまり使い慣れていないキャラを使うと、とりあえず先頭に立って、先頭に立っていいキャラなのか、いけないキャラなのか見定めるところから始めます。前に立てるキャラの方が自分には合っています。

――LoLで高校生大会に出場するためにN高に転校されました。学校を変えてまで勝ちたい、という気持ちはどこから来るものなのですか?

「いぬだお」さんというすごく強い女性プレーヤーがいます。その人は高校生大会に出ているわけではないのですが、その人より上に行きたいって気持ちが、たぶん自分の行動力を上げているのだと思います。

――女性プレーヤーはまだ数少ない存在です。考えるところはありますか?

自分が先頭に立って、女性プレーヤーたちに影響を及ぼしていけるようなプレーヤーになれたらと思います。

インタビューに応じる大友美有さん

LoLをやっていなければ転校しなかった

――LoLは難しいゲームだと思います。最初に楽しいなと思ったのは?

敵をキルしたときに、敵より自分がうまいなと思えた瞬間が前も楽しかったと思うし、今でもそこが一番楽しいです。

――いままでで、このキルが一番気持ちよかったというプレーは?

フラッシュインしてスキルを当てに行ってキルしたときとか、自分のキルというより味方を守るプレーですが、敵がスキル詠唱中にスキルを当てて動きを止めて、ADCを守るプレーが出来たときは気持ちいいです。

LoLプレーヤー・大友美有さんが語る

LoLを通じて自分とは全く違う人たちと関わることができたりすることでしょうか。自分がもしLoLをやっていなかったら、高校を変えてまでという行動をすることもなかったと思うし。人間関係が広がるのが魅力だと思います。

――プロゲーミングチームRJの練習生でもあります。今後、目標にしているところは?

冬の全校高校eスポーツ選手権も優勝して、そのあともまだRJさんに所属していられたら、韓国サーバーのKRアカウントという一番強い人たちが集まっているアカウントをもらえると思います。まだプロチームに入れていたら、そちらの方でも練習頑張って、ランクを上げて、いつかはRJのメイン選手で出られるように強くなれたらと考えています。

「Rascal Jester」のユニホーム姿の大友美有さん

大学、プロ、そしてその先の夢は……

――大友さんにとって、eスポーツって何でしょう?

自分自身を変えるきっかけになったものかもしれないです。ただの趣味でやっていたものが、今ではお仕事の一部になってきているので。新しい自分を開ける一つの道になったかなと思っています。

――ゲームってどんなものですか?

これから先もずっとやっていく存在だと思います。

――今後のキャリアプランを教えてください。

大学進学してから、どういう感じになるかは分からないのですが、近い目標は高校生大会優勝。次はプロのメイン選手として出られるように練習を頑張ること。次は大会の実況や解説だったり、自分が大会を主催する側になっていけたらいいなと思っています。

――夢は?どんなプレーヤーになりたいですか?

最終的な夢は、お嫁さんです(笑)。そこに至るまでは、一目置かれる女性プレーヤーになりたいと思っていて、この人は今まで見てきた人とは違うぞ、と思ってもらえるプレーヤーになりたいと思っています。

――モデルであり、プレーヤーであり、学生でもあります。大変ではないですか?

全部、両立していくつもりです。モデルとしても学生としてもeスポーツプレーヤーとしても。
もっと何かありそうだったら増やしていきたいと思ってるので、今やれることはすべてやっていこうと思っています。

(撮影・斎藤恵祐)

大友美有

おおとも・みゆう 2002年8月生まれ、埼玉県出身。スターダストプロモーション・ゲーム事業部に所属。「女子高生ミスコン2019」でファイナリストに選ばれ、モデル活動とともにeスポーツに力を入れる。第2回全国高校eスポーツ選手権のLoL部門でも優勝し、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」に練習生として加わっている。

「STAGE:0」

同じ高校内のチームで日本一を争う、高校対抗eスポーツ大会。クラッシュ・ロワイヤル、フォートナイト、LoLの3部門がある。昨年の第1回大会は、全国の高校1475校から1780チーム・4716人が参加。配信視聴者数は約136万人だった。第2回大会の今年はオンライン形式での開催。今年は1779校から2158チーム・5555人がエントリー。クラッシュ・ロワイヤル部門で東京・三田国際学園高が、フォートナイトとLoL部門では沖縄・N高が頂点に立った。