こぼした赤ワインが床を染めていくのを見ても「塗りが広がっている」とニヤリとしてしまうくらいスプラトゥーン2のことばかり考えていますが、ぼくは大丈夫でしょうか。(画:キジシロー)

スプラトゥーン2は「塗り」がとにかく面白い

こんにちは、クマネッコです。
私たち「ネコヌリ」が現在ハマって夜な夜な(ステイホーム期間中はつい昼間でも……?)プレーし続けている「スプラトゥーン2」ですが、今回はその魅力について語ります。なぜ私はこんなにもこのゲームにハマっているのでしょうか。

ネコヌリで最初にハマったのは、リーダーのキジシローさんでした。キジシローさんは面白さを伝えたかったらしく、ある日突然Nintendo Switchとスプラトゥーン2をもう1つずつ買ってきたのです(当時もNintendo Switchは品薄だったので、相当頑張って確保してくれました)! 「さぁ、一緒にやろう!」と言われ、なし崩し的ではありますが本格的に始めることに。

「とにかく塗ればいいから」と訳も分からずステージに出され、床を塗っていたら相手が来て倒されてしまうし、どこから何のブキで撃たれたのか分からないままやられたり。最初は逃げ回りながら塗るだけで精一杯でした。活躍できたわけではないのですが、ついもう1戦、もう1戦と続けてしまう面白さがありました。

そもそも私は塗り絵やジクソーパズルなど地道な作業が好きで、インクを塗っていること自体が楽しくて気持ち良いのです。最初は塗りに意識が向きすぎて、ほんの小さな塗り残しも気になって塗りに戻っていたくらいです。対戦型TPSなのにステージをずっと塗っているだけでも良い(もちろんキルも必要ですが)、こんな楽しいゲームがあるんだ、と最初は「塗り」の気持ち良さにハマりました。

「スプラトゥーン2」最大の特徴で、一般的なFPS/TPSにはない要素が、この「塗り」です。塗ったエリアでは味方は移動しやすく、相手は移動しづらくなり、有利な状況を作れるようになります。本作で基本のルール「ナワバリバトル」では、塗った面積の多さで勝敗が決まるので、塗る意識を持つことが大事なゲームなのです。0.1%の塗りで勝負がつくこともあるんですよ!

対面して相手を倒すだけではなく、塗っていることでも仲間に貢献できる、というのも私がスプラトゥーン2を好きな理由の1つです。対面で相手を倒すのが苦手なので、キルを取るのは仲間に任せてしまいがちなのですが、それでもインクを塗っていれば仲間有利な状況を作れるのは嬉しいです。

スプラトゥーン2にハマるうち、コントローラーなど周辺機器だけでなく、グッズも買うようになりました

スプラの大会も現地で見ると楽しさ倍増

当初はそんな感じで「楽しく塗っていれば幸せ!」 と遊んでいたクマネッコですが、今のように弱小ながらもチームを組み、ストリーマーとして動画を配信するほどすっかり夢中になったのは、「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」(2019年)を観戦したことが大きかったと思います。

この大会は、プロ野球12球団にドラフトで指名されたスプラトゥーン2の強豪チームが、それぞれの球団を代表して競い合うというものです(2020年は残念ながら中止)。

「スプラトゥーン2」はオンラインゲームなのですが、他のスポーツ同様、動画配信などで見るのと会場で見るのとでは、感じ方が全然違うのだと衝撃を受けました。配信で見た方が、会場のスクリーンよりもよく見えますし、解説などもはっきり聞こえます。ですが、選手や観客と同じ空間を共有しているという臨場感は、その場だけの代わりのきかない体験なのです。

この感覚は、以前行ったサッカー観戦と同じように思いました。カメラで追っていない選手の動きに注目できたり、他のサポーターと一体となって応援するスタジアムの雰囲気を肌で感じたり。テレビのカメラでアップで映される選手の笑顔より、フィールドの向こうでこちらに手を振ってくれる選手のほうが身近に思えたりするのです。

NPBのスプラトゥーン2大会でも、目の前で必死にプレーして勝って喜ぶ選手を見ていると自然と応援したくなりますし、負けて落ち込んでいる選手には一緒に涙ぐむくらいまで感情移入してしまいました。

最初は好きなチームだけを応援しようと思っていたのに大会で試合が進むにつれ、とにかく「みんながんばれ! みんな勝ってほしい!」という思いが強くなっていきます。選手も含め会場にいる全員が「スプラトゥーン2」好きで、そんな空間にどっぷり浸かって心から「スプラトゥーン2ってすごく楽しいスポーツだな!」と思えたのです。

そのときから、あんな風に自分も大会に出てみたい思うようになり、もっと練習してウデマエをあげないと!と、毎日プレーしています。練習をして上手な人のプレー動画を研究し、自分のプレーも振り返り修正点を見つける。そしてまた練習する。まるで学生時代の部活動のように「スプラトゥーン2」に取り組み、いつか大会で1勝したいという目標に向かってがんばっている日々が、今はとても楽しいです。
それではまたね!(文:クマネッコ)