Amazonのゲーム開発・販売部門であるAmazon Game Studiosは21日午前4時(日本時間)、Steamにて基本無料の対戦型TPS「Crucible」(クルーシブル)を配信します(公式サイト/Steamストアページ)。開発はRelentless Studiosが担当。現時点では日本語には非対応です。

PvPvEからバトロワまで楽しめる対戦型TPS

「Crucible」は2016年に発表された対戦型TPSで、今回で正式なローンチとなります。プレーヤーは10人の「ハンター」の中から好きなキャラクターを選択し、戦闘に向かいます。

ハンターはそれぞれ武器やスキルが異なります。たとえば、「Bugg」は飛行する小型ロボットで、メイン武器はスプレー。近づいた相手を攻撃する植物を植えるスキルや、味方にシールドを与えるスキルなどが使えます。また、ネコのような見た目の女性天才科学者「Tosca」はメイン武器としてショットガンを携え、短い距離ではありますが壁などの障害物を無視したテレポートが可能。相手の位置を検知するスキルや、煙幕を張るスキルも持っています。

ハンターの1人「Tosca」

本作では、「Heart of the Hives」「Alpha Hunters」「Harvester Command」というモードで対戦を楽しめます。

4人対4人対ボスで戦う「Heart of the Hives」

プレーヤー4人×2組、そしてNPCの雑魚やボスが出現するモード。ボスを撃破すると落とすHeartを、3つ先取したチームが勝ちとなります。雑魚を倒してレベルアップしたり、相手チームを倒してからボスに挑んだりと、さまざまな駆け引きを楽しめそうなモードです。

敵同士でタッグを組める、2人チーム×8組のバトロワモード「Alpha Hunters」

2人チーム×8組で戦うバトルロイヤルモードで、最後の1チームになるまで戦います。キルされると復活できませんが、チームメイトが死亡したプレーヤー同士で、一時的にチームを組める珍しいシステムを備えています。ただし、プレーヤーが残り3人になった時点で、この急ごしらえのチームは解散されてしまいます。

8人チーム×2組で地点を占拠し合う「Harvester Command」

8人チーム×2組で戦うモードです。フィールドに複数存在する「Harvester」という地点を占拠してポイントをゲットしながら、100点先取を目指します。対人戦モードを搭載したFPS・TPSではよく見かけるルールで、慣れている方も多いのではないでしょうか。

ゲームエンジン「Amazon Lumberyard」を採用

「Crucible」は、「Amazon Lumberyard」というゲームエンジンを採用しています。Amazon Prime Videoで配信している自動車番組「The Grand Tour」(グランド・ツアー)を元にしたゲーム「The Grand Tour Game」(日本未発売:20日時点)などで採用されています。

このゲームエンジンは、Amazonが有するクラウドコンピューティングサービスの「AWS(Amazon Web Services)」、映像配信サービス「Twitch」との連携機能を備えています。ライセンス、基本料金、サブスクリプション料金、ロイヤリティーは発生せず、AWSの利用料金のみで利用できる点も特徴としています。

非常に多岐にわたるサービスを運営しているAmazonならではの展開も期待したくなりますが、まずは「Crucible」そのものがどれだけ面白いゲームなのか、チェックしたいところです。