「打てば勝てる」にハマった生粋のホームラン王

――舘野選手の生い立ちについて、簡単に教えていただけますか。

札幌市に生まれ、小中高大学まで北海道で過ごしました。
小学生の頃は陸上部に所属し、中学と大学で軟式野球にいそしんでいました。
社会人になってからは東京に移り、4年ほどIT業界に勤め、今はeBASEBALLプロプレーヤー一本の生活を送っています。

――ゲームはいつごろからプレーするようになったのでしょうか。

父親がゲームをしていて、幼い頃から色んなゲームに触れていました。
幼稚園児のころから親に許される限りゲームをプレーし続けるくらいヘビーゲーマー気質でした。
それこそ、「バイオハザード」もプレーするくらい……。
よくあの年で操作できていたなと今になって思います。当時は全然怖くなかったんですけど、今は逆にめちゃめちゃ怖いです(笑)。
小中学生のころは外で遊んでいましたが、ゲームも両立してやっていました。

――対戦で勝つことにこだわり始めたのはいつごろからでしたか。

ガチでゲームをやり始めたのは高校3年生のころですね。
「実況パワフルプロ野球2010(パワプロ2010)」のオンライン対戦をひたすらプレーしていました。
続けるうちに「勝てるな」と思うようになり、もっと上を目指そうと。
「パワプロ2010」は打てれば勝てるゲーム性だったので、ピッチングに重きを置かなくてもよかったんです。
バッティングに特化した自分の性に合っていましたね。
ただ、「パワプロ2010」以降は少し対戦から離れていました。
「パワプロ」シリーズはすべて触っていましたが、「パワプロ2010」ほど対戦にハマるタイトルはしばらく出てこなくて。

舘野弘樹選手

Twitterこそ最強の攻略情報ツール?

――その後、再度ガチで「パワプロ」をプレーするようになったのは、どのタイトルからでしょうか。

「パワプロ2016」です。
2016年にKONAMI主催の大会「パワプロフェスティバル2016」が開かれて、一気に熱が入りました。
ブランクがあったんですけど、まあ、何とかなるだろうと気楽に考えて大会に出場しました。
一応入賞はできたんですけど、優勝する気満々だったので……。
良い成績を残せた、とは思えませんでした。
翌年が自分にとって転機となりました。
2017年からツイッター(@gfsokee)で情報共有しながらプレーするようになり、プレーの質が決定的に安定し始めましたね。

――情報共有するようになって、具体的にどのような変化が起きたのでしょうか。

それまでは自分の考えだけでプレーしていたんです。
オーダーも自分で全部決めていました。
しかし、ツイッターで頻繁に情報共有を行い、他のプレーヤーの意見を吸収するようになって、加速度的に知識も増えていきました。
色々な人にどういうプレースタイルが強いのか聞いて回って、自身のレベルが更に上がったので、今まで以上にパワプロにハマっていく……最高の循環が生まれたんです。
そこから急速に成長し、「eBASEBALL プロリーグ」でも結果を残せるようになりました。

――パワプロ以外の趣味について教えていただけますか。

プロ野球と海外サッカーの観戦です。
もちろん野球は巨人を応援しています。
趣味とは少し違うかもしれませんが、この前父が東京に来た際、一緒に「パワプロ」をやりました(笑)。
メールもくれますし、試合に勝ったら「おめでとう」と連絡をくれて、家族で応援してくれます。
素直にうれしいですよね。