2組の仲良し夫婦で構成された

ネコヌリ」にスポンサーはついていますが、チーム活動でお金を稼いでるわけではなく、プロチームでもありません。
どちらかというと、部活動に近い形で動いています。

メンバーは、イラストレーターのキジシローさんとカフェオーナーのクマネッコさん、グラフィックデザイナーのはちわれおさんと漫画家のみぽにゃーたろうさんの2組のご夫婦で構成されています。

プレーヤーネーム、年齢、平均ウデマエ、主に使っているブキは次の通り。

キジシロー(52):A帯:デュアルスイーパーカスタム
クマネッコ(45):A帯:おちばシューター
はちわれお(51):ベテランのB帯:シャープマーカーネオ
みぽにゃーたろう(55):B帯:N-ZAP85

平均年齢50.75歳ということもあり、ゲームデビューは「マイコンのゲーム」「インベーダーゲーム」、最初にハマったゲームは「ゼビウス」や「バーチャファイター」、と懐かしのタイトルが並びます。
同人誌作りをきっかけにして出会った4人は意気投合し、共通してハマっていた「モンスターハンターポータブル 2nd G」や以降のモンハンシリーズなどでともに遊びながら、10年ほど交流が続きます。

あるとき、キジシローさんがスプラトゥーン2の全国大会「スプラトゥーン甲子園」への出場を提案したことで、チームネコヌリが発足したと言います。

結局、諸々の事情でスプラトゥーン甲子園には出られなかったものの、以降はチームとして活動し始めたそうです。

ちなみに、チーム名「ネコヌリ」の由来は、キジシローさんとはちわれおさんのバンド名「猫に塗り変えろ」が元になっているとのこと。

肉体の衰えがプレーに影響

チームを作り、非公式の大会に何度か出場するも、他のチームはウデマエXが当たり前という状況。どの大会でも惨敗してしまいます。
その悔しさをばねに、個人練習とチーム練習を重ねる日々。
仕事など都合のつかない日を除けば、毎日2時間程度は練習する4人の前に立ちはだかるのは、他のプレーヤーだけではありません。

「老眼なので携帯モードだと画面が見えない」
「若いころより明らかに反射神経が落ちている」
「リーグパワーを測るための7戦をプレーしただけで疲れてしまう」
「連打が必須なフデは腱鞘(けんしょう)炎が怖くて選べない」

などなど、肉体的な衰え、老いがハンデとなるのです。
ですが、年齢を重ねただけの強みもあるはず。

「煽りがまったく気にならないのが強みでしょうか」
と、はちわれおさんは話します。

なるほど。
どんな状況でもメンタルを乱さないことはアドバンテージになりそうです!

はちわれおさん「よく考えてみると煽り方によってはイラつくわ」
クマネッコさん「直情型です」
キジシローさん「お酒飲まないと緊張しちゃう」

……メンタルも技術も磨いている最中、ということですね!

剣な表情で練習に取り組む4人

若い人とも公平に競えるのがゲームの良いところ

どの大会でもボコボコにされてしまう苦い経験があるので、まずは1回戦を勝ち上がることを目標にしている、とネコヌリの皆さんは話します。

それとは別に「年齢に関係なく、ゲームで競うことは楽しい」と伝えられることも目標にしています。

「同世代の友人、知人の趣味はゴルフやテニス、麻雀などで、ゲームの話をできる人は誰もいません。『ゲームは卒業するもの』という意識も根強いのですが、私たちはそうは思いません。たしかにゲームでも肉体的なハンデを感じることはありますが、ほかのフィジカルスポーツに比べると微々たる差だと思っています。年を取っても若い子たちと同じ土俵で競える、数少ない楽しい競技だということが伝わればうれしいです」

そうお話しするネコヌリの皆さんはお茶目で、失礼かもしれませんが思わず「かわいい」と思えるようなステキな方々でした。

勝っても負けても楽しそうに盛り上がるネコヌリチーム