クラロワ界の第一人者ドズルが明かす、動画配信の二つの軸

リアルタイム対戦型モバイルゲームとして一世を風靡(ふうび)し続ける「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)。このゲームを代表するといっても過言ではない、唯一無二のインフルエンサーであるのがドズル氏。彼のこれまでの歩み、クラロワとの出会い、そして彼独自の苦労話や思いに迫ります。
リアルタイム対戦型モバイルゲームとして一世を風靡(ふうび)し続ける「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)。このゲームを代表するといっても過言ではない、唯一無二のインフルエンサーであるのがドズル氏。彼のこれまでの歩み、クラロワとの出会い、そして彼独自の苦労話や思いに迫ります。
--今でこそクラロワに関しては、知らない人はいないインフルエンサーとなったドズルさんですが、そもそもいつごろから本格的にゲームをプレーするようになりましたか?
昔からゲーム自体は好きだったんですが、本格的にのめり込んだ最初のゲームは高校生の頃にプレーしたプレイステーション・ポータブルの「モンスターハンターポータブル(モンハン)」でした。
友達と一緒にどこでもできるというのが個人的には良く、数千時間ほどプレーした覚えがあります。
あと、ゲーム以外にも中学から大学まで合わせて10年間くらいバレーボールをプレーしてます。
この前、それこそファンクラブのみんなと体育館を貸し切りにして、30~40人くらいでバレーボールを遊びました。
ゲームほど熱中していたわけではありませんが、バレーボールは今でも時々プレーするくらいには好きですね。
--数千時間は相当なプレー時間ですね。
モンハンのあとはゲームセンターの「機動戦士ガンダムVS.シリーズ(ガンダム VS.)」というゲームにハマっていた時期もありました。
このゲームは2対2のチーム戦が主なゲームなんですけど、最初にハマった「モンハン」がいわゆるコープと呼ばれる協力型マルチプレーだとすると、「ガンダムVS.」は2対2の対戦型ゲームです。
全く違うゲーム性をもったタイトルでしたが、「ガンダムVS.」は「ガンダムVS.」でモンハンとは違う面白さがあったので、どっぷりとプレーしてましたね。
ドズルという名前にしたのも、その頃でした。
--名前の由来はアニメ「機動戦士ガンダム」だったんですか?
そうです。
ガンダムにドズルというキャラクターがいたので、そこから名前を取りました。
その時から名前は変わっていませんね。
--そこからしばらくしてからクラロワと出会うことになるわけですね。
ガンダム以降はスマホでできるゲームを色々プレーするようになり、いわゆるアプリランキング上位に入るようなゲームですよね、そういうタイトルをひたすらプレーしてました。
その流れで「クラッシュ・オブ・クラン」(クラクラ)と出会ったんです。
クラクラも、気付いたらYouTubeを始めていて、クラクラでのYouTuberとしても色々とイベントに出させてもらったりですとか、少しずつ有名になってきて……大体2年後くらいですかね。
クラロワというゲームがリリースするぞ、となって、もちろんリリース初日から遊んでいました。
そこから4年間ずっと遊んでいますので、クラロワは楽しい時も苦しい時もずっとプレーしてきたゲームです。
本当に自分にとっても特別なゲームですね。
--元々はクラクラにおいて動画投稿を継続していたドズルさんですが、そこからクラロワに切り替えたタイミングや理由についてお話しいただけますか。
実はクラクラとクラロワを並行してプレーしていた時期が1年半ほどあったんですが、クラロワがリリースして1年くらいは意外と跳ばなくて、ストリーマーも結構離れていってしまったんですよね。
リリース当初からずっとYouTuberとして活動しているのって本当に僕ときおきおさんくらいで、リリース後1年くらいは正直言って結構苦しい時期でしたね。
ただ1年を過ぎてからじわじわと伸び始めて。
クラロワの人口や注目度が想像以上に上がってきたので、思い切ってかじ取りしました。
--そうしてインフルエンサーとして急成長を遂げたわけですが、そんなドズルさんが普段の配信や動画投稿において心掛けていることなどはありますか?
ゲーム実況に関しては自分が楽しむことを第一においてますね。
ただこれは僕の考え方なんですけど、自分が楽しむという軸と、相手を楽しませるという軸の二つがあって、時期によって偏りはあるんですが、ここのバランス感覚が重要だと思っているんですよね。
自分が楽しむことに傾きすぎると独りよがりなコンテンツになってしまいますし、相手を楽しませることに特化させてしまうとエゴが無くて薄っぺらいコンテンツになってしまうので、ここのバランスを追い求めていくことが大切だと思ってます。