ゲーム講師とは?

私は「ゲーム」を教える「講師」、「ゲーム講師」をしている。

「スポーツ」の中に「野球」「サッカー」「テニス」「バスケットボール」「バレーボール」などといろんな種目があるのと同じで、ゲームにも、「FPS(ファーストパーソンシューティングゲーム。自分目線で進行するシューティングゲーム)」「TPS(サードパーソンシューティングゲーム。第三者目線で進行するシューティングゲーム)」「MOBA(マルチプレーオンラインバトルアリーナ。複数人が二つのチームに分かれる戦略ゲーム)」「パズルゲーム」「スポーツゲーム」など様々な種目がある。

さらに「FPS」のなかに「CS:GO」「R6S」「CoD」などさまざまなタイトルがあり、とても幅広い。

私は、「FPSゲームであるPUBGのプロゲーマーを目指す専攻の講師」を、非常勤でしている。

今回は、私が行っている「ゲーム講師」としての経験談から、どういうものなのかを説明できればと思う。

「プロゲーマー」への道、2年間で指導

最近、よく聞く「eスポーツ」や「プロゲーマー」というワード。

実は、私もゲームを競技として行っている「eスポーツ」の「プロゲーマー」として選手活動していた時期があり、現役の頃に培ってきた知識や経験を生かして、現在は教える「講師」として活動している。

プロゲーマーになるには、技術力はもちろん、功績を残さなければいけない。

その「プロゲーマー」を目指す上で必要な知識や経験、練習方法、コミュニケーションの方法などゲームにおいて必要な基本から応用的なものまでを専門学校の授業で教えている。

私の仕事場での目標は2年間で「プロゲーマー」として業界へ羽ばたける人材へ育てあげる、もしくは、より近いものへと育成することである。

ただ、難しいのが、本当に何も知らない学生もいれば、ほとんど完成形に近い学生もいることである。

個人個人レベルが違い、それに対してなかなかレベルに合った授業を組むことが難しい。
そして、同じ学生でも時間によってできることが変わり、夜になるとできることが昼にはできないこともあって、ここがとても難しいところである。

それを踏まえて、「ゲーム講師」になって感じたことは、みんなが一つの場所に集まってやることで意味を成すことをしようという考えに至った。

大勢の学生の前で講義をするリーゼフェルトさん
大勢の学生の前で講義をするリーゼフェルトさん

ゲーム講師に必要な能力は

最初に感じたことは、「コミュニケーション」ができていない生徒が多かったということだ。

ゲームというのはオンライン上、全国の誰とでも一緒にできる。

ただ、顔は見えないので相手がどのように受け取っているのかが伝わりにくい。

そこで授業に取り入れたのは、技術力が足りない学生には、時間をかけて完成形に近い生徒へと近づけるように基本から始めて追って応用的な練習をするとともに、完成形に近い生徒には足りていない「コミュニケーション」を重視して教えることにした。

すると1年が経過して、初めて会った頃より目が覚めるほどの成長をしたのだ。

「ゲーム講師」とは、ゲームの技術・知識はもちろん必要だが、自分自身が見えていないところや伸び悩んでいるところ、癖や足りていないことを見つけてあげる力も必要なのだ。

ゲームを通じて教えることで、学生たちの技術・コミュニケーション能力も育ち、「社会人」に必要な「コンプライアンス」やメディア露出した際に「必ず役に立つこと」なども同時に教えている。

私は全て含めて、「教育」の一環として今も「ゲーム講師」としての活動を行っている。