3歳で幕を開けたゲーマー人生

マッキー選手とゲームの出会いは、なんと3歳。姉がいたこともあり、幼いころからさまざまなタイトルに触れていたそうです。

そして小学生の頃、友人に誘われたことで「ぷよぷよ」を遊び始めます。

当初はカジュアルなゲームとして楽しんでいましたが、インターネットで上級者のプレーを見たことで、次第に「ぷよぷよ」が持つ連鎖と対戦の魅力を感じ始めました。

上達のきっかけとなったのはオンライン対戦。相手は現在プロとして活躍する「くまちょむ」選手で、当時からトッププレーヤーとして知られていた猛者に自ら対戦を申し込んだのだとか。

なんとこの当時、マッキー選手はまだ小学生。

本人は当時のことを「相手が小学生だとは絶対知らなかったと思います」と、笑って振り返りますが、このエピソードからも物おじしない強気なプレースタイルがうかがえます。

念願かなって実現した対戦は完敗に終わりましたが、この経験がマッキー選手の上達への情熱に火をつけることになり、今につながっています。

2月の東京大会準々決勝で、ともくん選手(中央)との「高校生プロ」対決を戦うマッキー選手(C)SEGA
2月の東京大会準々決勝で、ともくん選手(中央)との「高校生プロ」対決を戦うマッキー選手(C)SEGA

駆け抜けた「高校生プロ」としての2年間

年齢と共に成長を重ね、次第にコミュニティー内の大会で結果を残し始めたマッキー選手。実力者として注目を集め始めると同時に、2018年4月には『ぷよぷよ』が日本eスポーツ連合(JeSU)によるプロライセンス発行対象のタイトルとして追加されました。

すると、直後に開催された一般参加の「ぷよぷよカップ in セガフェス2018」で見事に優勝し、あっという間にプロライセンスを獲得。「高校生プロ」マッキーが誕生しました。

当時の最年少プロとして華やかに競技シーンへと躍り出たマッキー選手。しかし、地元大阪から大会出場のために遠征することも多く、加えて「土曜日までの課題があるのに、その日には大会があったりして……」と、やはり学業とプレーヤー活動の両立は大変なことも多かったそうです。

それでも学業と練習のバランスを取りながら活動を続けることで、周囲からの応援と理解を得られたそうで、大会で優勝した翌日に学校に行くと「マッキー、おめでとう!」と声をかけられたこともあったのだとか。

2年にわたる「二刀流」生活を「本当に大変でしたね」と、感慨深げに振り返ってくれました。

2月の東京大会で決勝を前に、インタビューを受けるマッキー選手(右)
2月の東京大会で決勝を前に、インタビューを受けるマッキー選手(右)

胸に抱く野望は「世界」

そんなマッキー選手、今後への野望・目標を聞くと「『ぷよぷよ』で更に上を目指したいのももちろんなんですが、他のゲームに挑戦してみたい気持ちもあるんです」と話します。

元よりプレーするゲームジャンルもパズルゲーム以外にシューティングゲームやアクションゲームと幅広く、マルチなゲーマーとして色々なタイトルに関心があるのだとか。

「ぷよぷよ」に費やしてきたくらいの練習量を他のゲームでもやったらどれくらいできるかという自分自身への好奇心、そして「ぷよぷよはまだまだ国内での展開が主なので、他のタイトルで『世界大会』という言葉を聞くとうらやましいと思うこともあります」と、その素直な心中を表現してくれました。

とは言え、現在は他のタイトルを「『ぷよぷよ』の息抜きに」と話すなど、まだまだ「本職」への熱意を示すマッキー選手。

安定感したプレーからはベテランのような落ち着きさえ感じさせますが、ゲーム以外の趣味について質問されると「ジョギングって言えるほどじゃないんですけど、たまに走ったりしています」と少し恥ずかし気に話してくれた姿など、受け答えは年齢相応のもの。

「高校生とプロ」だった「二刀流」は、今後、ゲームタイトルとして実現することになるのか。未来の可能性は無限大に広がっています。